市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
LAW100LA(法学 / law 100)法学ⅠJurisprudence I
金子 匡良Masayoshi KANEKO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | Q2013 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 法1年S~W/法文営国環キ2~4年 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 100番台 基盤科目 2群(社会分野) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
The purpose of this lecture is to learn the foundation of legal studies. The content of the lecture consists of general knowledge related to legal science and the judicial system. The goals of this course are to learn the basic concepts of jurisprudence and to understand the basic structure of modern law. Before/after each lecture, students will be expected to spend four hours to understand the course content. Final grade will be calculated according to the score of term-end online examination (100%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
主に法学の初学者・入門者を対象に、法学の基礎に関する講義を行う。内容的には、法の意義や種類といった法学全体に関わる一般的・包括的な知識と、裁判の種類や裁判手続といった裁判制度に関する知識を柱とする。
到達目標Goal
①法学の基本概念・用語の意味内容を習得し、現代法の基本的な仕組みと体系を理解する。
②社会の中での法の役割を理解し、法によって社会的な紛争がいかに解決されるか、個人の権利がどのように守られるかを理解する。
③裁判制度、裁判手続、裁判所の組織について理解する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP3、国際文化学部:DP3、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
この授業はオンデマンド形式で実施する。受講者は学習支援システムを通じて配布されるプリントとその解説動画を視聴しながら自己学習を行い、疑問点があれば学習支援システム上に設けられた授業内掲示板を通じて質問をする。質問に対するフィードバックも学習支援システムを介して行う。なお、本授業では、秋学期の同一曜日・時限に開講の「法学Ⅱ」と連続した内容で講義を行うので、受講者はこの両方を履修することが望ましい。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:ガイダンス
授業の進め方と法学を学ぶ意義について
第2回[オンライン/online]:法とは何か
社会規範としての法の特徴と働き
第3回[オンライン/online]:法の分類
法の種類と体系
第4回[オンライン/online]:権利と義務
権利と義務の種類、権利の主体
第5回[オンライン/online]:裁判制度①:裁判の役割
裁判の意義と機能
第6回[オンライン/online]:裁判制度②:裁判の種類
裁判の種類と特徴、裁判の当事者、訴訟手続
第7回[オンライン/online]:裁判制度③:裁判上の基本原則
裁判公開の原則、当事者主義
第8回[オンライン/online]:法の解釈
法解釈の方法、法解釈の基準
第9回[オンライン/online]:法の歴史
大陸法と英米法
第10回[オンライン/online]:日本法の歴史①:近代以前
近代以前の日本法の特徴
第11回[オンライン/online]:日本法の歴史②:近代法の継受
近代憲法と近代民法の継受
第12回[オンライン/online]:日本法の歴史③:現代法の発展
社会法・経済法等の発展
第13回[オンライン/online]:法の根拠
自然法の意義、法実証主義による自然法批判
第14回[オンライン/online]:法の効力
法の効力の種類、法適用の原則
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
上記の授業計画に沿って、参考書の該当箇所やプリントを読んで予習し、疑問点や問題点を明らかにした上で授業に臨む。授業後は、テキスト・プリント・ノート等を読み直し、予習段階で明らかになった疑問点や問題点が解明されたかどうかをチェックして、まだ解明されていない論点や新たな疑問が発見された場合は、次回以降の授業の課題として整理しておく。なお、予習・復習に要する時間はそれぞれ2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
特定のテキストは使用せず、学習支援システムを通じて配布するプリントに沿って授業を進める。
参考書References
伊藤正己・加藤一郎(編)『現代法学入門〔第4版〕』(有斐閣双書、2005年)
末川博(編)『法学入門〔第6版補訂版〕』(有斐閣双書、2014年)
田中成明『法学入門〔新版〕』(有斐閣、2016年)
成績評価の方法と基準Grading criteria
学期末に学習支援システムを用いて実施するオンラインテストによって、到達目標欄に記載した3点の達成度を評価する(100%)。
なお、学期途中にオンライン上で小テストを実施することがあり、その場合は小テストと期末テストの点数を合わせて成績評価を行う。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
初めて法学を学ぶ学生が大多数を占めることを考え、なるべく平易な解説を行いたい。また、抽象的な説明だけではなく、なるべく具体的な社会事象に引きつけて講義を行うように心がけたい。
その他の重要事項Others
国会議員政策担当秘書の資格を有し、かつ実務経験がある。その経験に基づいて、現実政治における法のあり方についても講義の中で触れる。