市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
HIS200LA(史学 / History 200)西洋史LAWestern History LA
渡辺 知Chika WATANABE
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | Q1437 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木2/Thu.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 法文営国環キ1~4年 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 200番台 リベラルアーツ科目 1群(人文分野) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
<Course outline>
British History from the 16th century to the 19th century
In this lecture, the formation of the British Empire and the influence of the empire on Britain and her dependencies will be discussed.
<Learning objectives>
1) Students are able to acquire basic knowledge about modern and contemporary British history
2) Students are able to understand British history in view of its interaction with the rest of the world.
3) Students are able to learn diverse perspectives in history.
<Learning activities outside of classroom>
Students have to spend at least two hours on preparation for and review of each class respectively. They are expected to read relevant books and learn by themselves.
<Grading policy>
Class participation and assignments: 20% Final examination: 80%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
16世紀以降、イギリス人は積極的に海外に進出し、一大帝国を築くに至ります。近年のイギリス史研究では帝国の存在がイギリスの歴史を強く規定してきたことを強調する傾向にあります。また、イギリス帝国への関心はその経済的側面に留まらず、文化や社会のあり方にまで広がっています。この授業では、こうしたイギリス帝国の多様なあり方を見ていくこととします。
到達目標Goal
ただ、過去の事実の確認にとどまらず、それがなぜ起きたのか、また、過去の出来事が現在のイギリスの社会といかに関係するのか、あるいは、イギリスの動向が世界のその他の地域の動向といかに密接に結びついているのかといった点に力点を置きつつ、歴史学における多様なものの捉え方をあわせて提示できればと希望します。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP3、国際文化学部:DP2、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
講義を行います。リアクションペーパ等でのコメント、質問は随時授業内で紹介し、さらなる議論に活かします。
大学の行動方針レベルが2となった場合、この授業は原則としてオンラインで行います。詳細は学習支援システムで伝達します。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:授業内容の紹介
16世紀から19世紀にかけてのイギリスの歴史の流れを概観します。
第2回[対面/face to face]:16世紀のイギリス1
バラ戦争や宗教改革、ウェールズとの合同を通じて国家統合が進む過程を説明します。
第3回[対面/face to face]:16世紀のイギリス2
16世紀のイギリス経済が停滞していたこと、それに伴って浮浪者問題など社会が混乱していたことを説明します。
第4回[対面/face to face]:イギリス帝国の形成1
15世紀末からの初期の海外進出から17世紀初頭の海外進出が軌道に乗るまでの過程を説明します。
第5回[対面/face to face]:イギリス帝国の形成2
17世紀ヘゲモニー国家として繁栄したオランダと対立する中、航海法体制を確立する過程を説明します。
第6回[対面/face to face]:イギリス帝国の形成3
17世紀末からのフランスとの対立の中18世紀中頃に第一帝国を完成させる過程を説明します。
第7回[対面/face to face]:イギリス商業革命1
イギリス帝国の形成がイギリスの経済にどのような影響を与えたのか貿易面に焦点をあて説明します。
第8回[対面/face to face]:イギリス商業革命2
イギリス帝国の形成が貿易に留まらず、経済全般に影響を与え、結果、産業革命をもたらした過程を説明します。
第9回[対面/face to face]:イギリス生活革命
イギリス帝国の形成がイギリスの生活文化に与えた影響について説明します。
第10回[対面/face to face]:砂糖と西インド諸島
イギリス商業革命、イギリス生活革命で重要な役割を果たしたのが砂糖ですが、その生産を行っていた西インド諸島がその結果低開発の道を進むことになったことを説明します。
第11回[対面/face to face]:大西洋黒人奴隷貿易
イギリスは植民地経営に必要な労働力を獲得する手段として大西洋黒人奴隷貿易を盛んに行いました。この貿易がイギリス帝国およびアフリカに与えた影響について説明します。
第12回[対面/face to face]:13植民地の独立
13植民地の独立の過程と独立がイギリスに与えた影響について説明します。
第13回[対面/face to face]:産業革命と帝国
産業革命の展開と帝国が果たした役割について説明します。
第14回[対面/face to face]:試験・まとめと解説
第一イギリス帝国の形成がイギリスの内外に与えた影響について総括します
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
講義の前に前回のノートを読み返して下さい。
また、紹介する参考文献を積極的に読むようにして下さい。
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
特に使用しません。
参考書References
授業中に適宜紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業の区切りにリアクションペーパー等を書いて頂き、この提出をもって平常点とします。これら平常点と学期末の試験の総合評価とします(平常点20%、学期末の試験80%)。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
視覚教材を積極的に活用したいと思います。