市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
ART100LA(芸術学 / Art studies 100)芸術AThe Arts A
小澤 慶介Keisuke OZAWA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | Q1233 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木5/Thu.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 法文環キ1年/法文営国環キ2~4年 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 100番台 基盤科目 1群(人文分野) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
Following the transformation of art in the modern age in relation to that of society and the cultural climate, students nurture an ability to envisage a relationship between art and modern society. Students are encouraged to visit art museums and galleries in order to discover art today as well as look into the terminologies introduced in the course. In addition, it is recommended that each lecture be reviewed for 30 minutes. Towards the end of the course, there will be an exam to evaluate student's achievement. (100%)
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
近代以降の美術の作品や歴史を時代背景とともに概観する。その際、哲学思想や社会学、文化人類学などの関連する学問領域の議論も参照する。それは、同時代を表象する芸術と社会の関係性を考察する力を養うことでもある。
到達目標Goal
近代における芸術の変容を、それを成立させている社会や時代思潮の変化とともに追う。
その過程で、近代社会と芸術の関係を考察する力を養う。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP3、国際文化学部:DP2、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
各回、近代および現代アートの作品や運動、展覧会などに関するスライドを見せながら解説をする。授業の途中でも質問に応じ、学生とコミュニケーションを図りながら進めてゆく。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:芸術とは何か?
本授業において、どのようなものあるいはことを「芸術」と呼ぶかについて。
2[対面/face to face]:絵画の歩み
ギュスターヴ・クールベやエドゥアール・マネなど、絵画の可能性を切り開いた芸術および思考について。
3[対面/face to face]:絵画が表すリアリティ
具象的な絵画から抽象的な絵画へと至る道を、第一次世界大戦に着目しながら描き出す。
4[対面/face to face]:眼から頭脳へ
マルセル・デュシャンとコンセプチュアル・アートについて考える。
5[対面/face to face]:複製技術と芸術の地殻変動
写真術の誕生とそれがアートに与えた衝撃について考える。
6[対面/face to face]:写真の存在論
写真が芸術になるとき、それは世界の何を切り取って伝えているのかについて考える。
7[対面/face to face]:彫刻とインスタレーション
彫刻の歩みについて、19世紀末フランスのオーギュスト・ロダンから眺める。
8[対面/face to face]:映像の誕生
19世紀末フランスのリュミエール兄弟やアメリカのエジソンが発明した映像とそれが開く文化について考える。
9[対面/face to face]:スペクタクルの社会と映像
テレビジョンやインターネットの到来と映像作品の関係を考える。
10[対面/face to face]:パフォーマンスとアート
生身の体を表現の媒体とするパフォーマンスを時代や社会背景の関係において考える。
11[対面/face to face]:大正デモクラシーと太平洋戦争期の芸術
自由の実践と権力への抵抗のかたちについて考える。
12[対面/face to face]:日本戦後の前衛芸術の歩み
「反芸術」と言われた戦後日本の前衛芸術運動を紹介しながら、現代の日本のアートと時代の関係を考える。
13[対面/face to face]:授業内試験
小論文の執筆と提出
14[対面/face to face]:多様化する現代の芸術
絵画や彫刻、写真、インスタレーション、映像、デジタルテクノロジー、またそれらの組み合わせで成立する現代の芸術について。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
テーマに関連する作品が展示してある展覧会あるいは美術館に行って、実物を見ること。授業で出てきたキーワードについて、関連文献でさらに調べること。各回30分程度の復習を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
必要に応じて授業時にプリントを配布する。
参考書References
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業内試験を実施。成績評価は、授業内試験(100%)による。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
展覧会やシンポジウムなどに関する情報や現場での経験にも触れる。