市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
IDN200LA(アイデンティティー教育 / Identity studies 200)法政学の探究LBHosei Studies LB
古俣 達郎Tatsuroh KOMATA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | Q0503 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 法文営国環キG1年~ |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 200番台 リベラルアーツ科目 0群(自校教育、基礎ゼミ、情報、キャリア教育関連科目等) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
This course explores the history and culture of Hosei students. We examine questions and interests in student life from an academic perspective. Students will learn the modern and contemporary history of Japan, the history of Universities through the history of Hosei University.
Please refer to the documents mentioned by the lecturer in the class. Also, please make use of the newly opened HOSEI Museum and Digital Archives for preparation and review.
Your overall grade in the class will be decided based on the following
Usual performance score: 50%、Classroom presentations: 50%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この授業では、「学生(法政大学の学生=法大生)」の歴史と文化に焦点をあてます。法政大学で学生生活を過ごすなか、ふと疑問に思ったことや関心を抱いたことを日本近現代史、大学史などの学問的な観点から検証します。具体的なテーマとして、体育会・文化系団体・サークルの由来、自主法政祭の歴史、留学生の変遷、法政大学におけるジェンダー、そして、外濠・神楽坂を中心とした周辺地域の特徴などを挙げることができます。法政大学の歴史を通して、日本の近現代や日本の大学のあり方を捉え直す機会となるでしょう。
また、2020年度に開設されたHOSEIミュージアムの展示コンテンツやデジタルアーカイブをはじめ、映像資料なども活用し、様々な資料から「法政学」を探究します。
到達目標Goal
1.法政大学の歴史はもちろんのこと、日本近現代史や大学の歴史に関する基礎的な知識を得ることができます。
2.身近なテーマを学問的な「問い」へと発展させる視野を養います。
3.調査研究の前提となるテーマ設定の具体化や各種資料の調査方法・読解方法について学ぶことができます。
4.演習形式が中心となるため、各学部の専門ゼミ履修への準備になります。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP3、国際文化学部:DP2、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業計画に則り、講義形式と演習形式を組み合わせて進行します。第4回ではHOSEIミュージアムで見学調査を行い、第7・14回では上映された映像について議論を行います。なお、受講生は授業内で報告(1回)を行う必要があります。報告(発表)や質問、リアクションペーパー等に対するフィードバックは授業中に行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:導入
本授業の目標、スケジュール等を説明します。
第2回[対面/face to face]:法政大学の歴史-東京法学社創立から大学昇格まで-
法律学校時代の法政大学の歴史を主に「学生」の観点から振り返ります。
第3回[対面/face to face]:法政大学の歴史-大学昇格から現在まで-
大学昇格後の法政大学の歴史を主に「学生」の観点から振り返ります。
第4回[対面/face to face]:HOSEIミュージアムでの学び
HOSEIミュージアムを訪問し、展示内容から法政大学に関わる様々なテーマについて知見を得ます。
第5回[オンライン/online]:デジタルアーカイブの使い方
HOSEIミュージアムデジタルアーカイブをはじめ、各種デジタルアーカイブ、データベースの使用方法を学びます。
第6回[対面/face to face]:テーマ設定方法と報告の基礎を学ぶ
「問い」の立て方、テーマ設定の方法をはじめ、レジュメの作成やプレゼンテーション方法など、報告の基礎を学びます。
第7回[対面/face to face]:映像から学ぶ法政大学
法政大学を舞台にした映画『横道世之介』を鑑賞し、そこで描かれた学生像について議論します。
第8回[対面/face to face]:体育会・文化系団体・サークルに関するテーマ設定と資料紹介
体育会・文化系団体・サークルに関するテーマ設定を科目担当者とともに行います。
第9回[対面/face to face]:その他、学生活動や学生の歴史に関するテーマ設定と資料紹介
上記(体育会・文化系団体・サークル)以外の学生活動や学生の歴史に関するテーマ設定を科目担当者とともに行います。
第10回[対面/face to face]:地域などに関するテーマ設定と資料紹介
主に外濠・神楽坂など法政大学の周辺地域に関するテーマ設定を科目担当者とともに行います。
第11回[対面/face to face]:体育会・文化系団体・サークルをテーマとした報告
体育会・文化系団体・サークルをテーマとした受講生の報告を行います。
第12回[対面/face to face]:その他、学生活動や学生の歴史をテーマとした報告
上記(体育会・文化系団体・サークル)以外の学生活動や学生の歴史をテーマとした受講生の報告を行います。
第13回[対面/face to face]:地域などをテーマとした報告
主に地域などをテーマとした受講生の報告を行います。
第14回[対面/face to face]:映像上映と総括
法政大学創立百周年記念映画『オレンジのその情熱と…』を鑑賞し、科目担当者による総括を行います。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
事前学習では、HOSEIミュージアムに展示されているコンテンツ、同デジタルアーカイブの調査や授業内で紹介された文献の読解を行います。復習では、毎回科目担当者が配布した資料と授業支援システムにアップロードされた資料を読み直します。
なお、本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
テキストは使用せず、毎回、科目担当者が資料を配布します。
参考書References
『法政大学八十年史』(1961年)、『法政大学百年史』(1980年)、『法政大学と戦後五〇年』(2004年)、『法律学の夜明けと法政大学』(1992年)、唐澤富太郎『学生の歴史-学生生活の社会史的考察』(1955年)
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点と授業内の報告(各50%)にて判断します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
学部を超えた交流の機会となるよう、受講者が自由に発言できる「場」を形成したいと思います。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
報告用のPCなどの機器は科目担当者が用意します。
その他の重要事項Others
関連科目「大学を知ろう <法政学>への招待」で学んだ内容を前提としますので、同科目の既修者か、それと同等の前提知識を得てから受講してください。後者の場合、大学公式HPに掲載されている「HOSEI MUSEUM」が参考になります。