市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
CAR100LA(キャリア教育 / Career education 100)キャリアデザイン入門Introduction to Career Design
宮木 あづさAzusa MIYAKI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | Q0436 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 金5/Fri.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 法文営国環キG1年 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | この授業は「Web履修抽選対象授業」です。抽選エントリー期間は2022年4月3日(日)10:00~6日(水)9:00、結果発表は4月6日(水)22:00(予定)です。履修ガイド(https://hosei-keiji.jp/ilac/rishuguide2022/)を確認のうえ、情報システムから期間内にエントリーしてください。定員に満たない場合も、抽選結果発表後の追加受入れは一切ありません。履修を希望する場合は、必ずエントリー期間内に申し込んでください。 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 100番台 選択基盤科目 0群(自校教育、基礎ゼミ、情報、キャリア教育関連科目等) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
■Course outline■
This course introduces the concepts necessary for a long-term life, and basic knowledge of society and working.
Students are required to think about (1) how to spend at university and (2) working in society. It also enhances the skills needed to spend campus life meaningfully.
■Learning Objectives■
The aim of this course is to cultivate attitudes that you can think and act by yourself.
■Learning activities outside of classroom■
Before/after each class meeting, students will be expected to spend approx. two hours for each class meeting.
■Grading Criteria /Policy■
Your overall grade in the class will be decided based on the following
Short report: 35% Term-end examination:40% In-class contribution:25%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この授業では、①大学での過ごし方と②社会で働くということについて、一緒に考えることで、皆さんが学生生活を有意義に過ごせるよう支援していきたいと思います。
授業の中では、より長期的な人生を歩む上で必要となる考え方や、社会や働くということについての基本的な知見を提供します。これらを通じて、自分で考えて行動できるような姿勢を培うことが、この授業の目的です。
到達目標Goal
自分の頭で考え、率先して行動できるようになることを目標とします。受験を含む高校まででは、課題が与えられ、正解を出来るだけ早く見つける能力が求められてきました。しかし社会では、自ら問題を発見し、解決に向けて行動していく必要があります。また、誰かが正解を与えてくれるわけではありません。正解も一つではないでしょう。今日の正解が明日も正しいとは限りません。
そのような中では、自ら課題をみつけ、解決策を考え、そして実行し続けていく姿勢が求められます。大学の4年間では、考えながら行動し続ける姿勢、言い換えれば PDS(Plan,Do,See)サイクルを回して行ける基本的な力を身につけてほしいと思います。
最初は小さな一歩で構いません。半年の間に、授業をきっかけにして、何か行動してみることを目指しましょう。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP3、国際文化学部:DP2、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
●参加型の授業スタイルを積極的に取り入れます。教員や学生同士のコミュニケーション機会を重視します(グループ・ワーク、対話、意見交換、相談、フィードバック等)。
●大学の行動方針レベルが変更になった場合、授業形態が変更になる可能性があります。原則として対面で行います。授業実施形態の詳細は、逐次「学習支援システム」よりお知らせします。
●課題・リアクションペーパーの提出は「学習支援システム」を通じて行う予定です。
●課題・リアクションペーペー等における良いコメントは授業内で紹介し、さらなる議論に活かします。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第 1 回 [オンライン/online]:オリエンテーション
授業主旨、進め方、成績評価方法、求められる参加態度、およびカリキュラム等について概要を説明します。キャリアとは?キャリアデザインとは?語源や定義、さまざまな捉え方についても解説します。
第 2 回 [オンライン/online]:大学での学び
大学とはどういう場なのか、何のために大学で学ぶのか、大学の付加価値等について考えていきます。また、大学での学び方についても触れていきます。
第 3 回[オンライン/online]:学生と社会人
社会人に求められていることとは?学生とは何が異なるのだろう。それぞれの役割を比較し、社会人基礎力やライフスキルなどを理解することで、現在の自分の強みや将来にむけて強化すべき力を考えていきます。
第 4 回[対面/face to face]:学生生活と就職の準備
本学の学生は、卒業後の進路として 9 割が就職をします。就職がキャリアのゴールではないが、多くの学生が直面する就職活動がいつ頃から始まり、どのような準備が必要かを卒業生のデータを踏まえながらキャリアセンター職員が解説します。
第 5 回 [オンライン/online]:ストレスとレジリエンス(復元力)
適度なストレスは、何かを頑張るための良い刺激となり、自己成長へ繋がります。一方、心が苦しくなったり、嫌な気分になったり、やる気をなくしたりする悪いストレスもあります。ストレスを理解し、対処する方法を学びます。
第 6 回[対面/face to face]:働き方と多様性
変化の激しい社会において自分らしく働くには、多様な選択があります。労働の領域におけるダイバーシティー(多様性)、多様な雇用形態、パラレルキャリアなどについて考えていきます。
第 7 回[対面/face to face]:やる気とモチベーション
これまでの自分を振り返り、自身の価値観の形成、やる気に影響を与えた出来事や人との出会いなど、モチベーションの源泉を見つけていきます。
第 8 回[対面/face to face]:プロフェッショナルのキャリア
好きや得意を仕事にするのは理想的なキャリア選択のひとつです。専門領域でプロフェッショナルとして活躍するには、自身で目標を設定し、掲げた目標やビジョンを実現するための努力、行動、セルフマネジメンが必要です。プロフェッショナルとは?を一緒に考えていきます。
第 9 回[対面/face to face]:働くことの意味
働く意味・働きがいとは何かを考えていきます。自分の周りで仕事をしている人 (親、兄弟、親戚など) にインタビューを実施して、その結果を持ち寄り共有します。身近な大人は、何のために働いているのかをグループで議論し発表します。またアルバイトは就業経験としてどの程度の意味があるのかを考えてみます。
第10回 [対面/face to face]:インターンシップ
インターンシップとひとことで言っても多様なタイプがあり、それぞれに期待できる効果も異なります。インターンシップは大学に在学しながら社会人としての体験を企業の内側から体感ができる貴重な機会なので積極的な参加を期待しています。本授業では窓口であるキャリアセンター職員が過去の先輩の事例や参加する際の注意点などを解説します。
第11回 [対面/face to face]:新しい働き方・暮らし方・ライフワークバランス
コロナ禍でリモートワークが一挙に加速し、ワーケーションなどの新しい働き方を選択する人も増えてきました。新しい働き方・働く人や企業の倫理観の変化等についての事例・実態を解説します。新しい働き方のメリット・デメリット、将来の自身の働き方・休み方・暮らし方・ライフワークバランス等について考えていきます。
第12回 [対面/face to face]:グローバル人材とは
グローバル化社会で活躍する人材になるには、英語をはじめとした外国語の能力は確かに大切です。さらに異文化を理解する能力などが求められます。「グローバル人材」「グローバル化社会」について議論します。
第13回 [対面/face to face]:企業や組織を知る
今気になっている会社や公共機関、各種団体などについて情報収集します。また、皆さんがこれまで知らなかった会社や組織についても情報収集し、結果について議論します。
第14回 [対面/face to face]:学生生活の過ごし方
春学期が終わろうとしているいま、これから卒業までの3年半をどう過ごすかを考えていきます。卒業までに成し遂げたいことと、それを成し遂げるためにどのような活動が必要かを具体的に書き出し「明日から取り組むこと」を決め、グループ内で共有していきます。私たちが活用できるプランドハプンスタンス理論・意思決定理論などを紹介していきます。またどのような人材として成長していくのが望ましいかについて考えていきます。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
特に定めない。学習支援システムにて資料を共有します。必要に応じてダウンロードをしたりプリントアウトをして、学習に役立ててください。
参考書References
授業の中で適宜指示をします。
成績評価の方法と基準Grading criteria
・毎回のリアクションペーパー提出=出席<35%>、授業への貢献=取組・発言<25%> 期末試験での成績<40%>
・リアクションペーパーの提出をもって出席確認をします。各授業テーマについての理解度や新たな気づきなど、記述内容・論理構成等を評価します。
・授業への貢献は、発言・質問・積極的な取り組み・授業への取り組み姿勢等評価をいたします。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
・昨年度の授業は、学生同士のグループディスカッション・学生と担当教員との対話・社会で活躍するゲストスピーカーの講演と質疑応答など、オンラインでも双方向のコミュニケーションを活発に行ってきました。
・学生の意見を踏まえて、今年度も、学生と教員・学生同士・学生と先輩社会人との相互コミュニケーションを活発におこなう機会を引き続き重視します。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
・オンライン授業用の通信端末機器
・筆記用具
・本授業用の専用ノート(デジタルも可)
※他に必要なものがあれば、授業の中で適宜指示をします。
その他の重要事項Others
●担当教員は、コンサルティングファーム、IT・メーカー企業にて約 20 年以上にわたる人事部門での実務経験があります。現在はメーカーに勤務しています。
●企業や大学で、社員や学生のキャリアカウンセリングを実施し、様々な個別相談にものってきました。相談件数は数千件に及びます。フリーランスのキャリアコンサルタントとしても仕事を請け負っています。
●授業では、これまでの私自身の経験や企業・組織の実態なども共有し、社会に出ていく準備期間にあたる大学時代でのキャリアデザインの重要性などを伝えていきます。