市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
PRI100LA(情報学基礎 / Principles of informatics 100)情報処理演習Seminar on Information Processing
大間 哲Tetsu OMA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | Q0301 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 月5/Mon.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | キ1~4年 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 100番台 選択基盤科目 0群(自校教育、基礎ゼミ、情報、キャリア教育関連科目等) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
<Course outline>
In this class, you will learn the way of using internet search engines as well as basic skills needed in using computer software and network services.
<Learning Objectives>
The objective of this class is NOT only acquiring computer skills BUT to learn how to find the necessary information when you need it, from now and in the future. Since information technology is advancing every day, it is more important to understand what the computers and/or network services actually are and what can be done with them than memorizing the way of using computer software.
<Learning activities outside of classroom>
Students are expected to understand the course content and complete the required assignments after each class meeting.
The learning time outside of classroom should be at least four hours per class.
<Grading Criteria /Policy>
Your overall grade in the class will be decided based on the following
Term-end assignment:20%, Every class assignments:30%, In class contribution:50%.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この授業の一番の目的は、「コンピュータが使えるようになること」ではありません。皆さんが将来にわたって、コンピュータやネットの技術を使って、やりたい事ができるようになる(=実践的な実務能力を身につける)ことです。情報処理の技術は日進月歩ですから、今のコンピュータが使えるようになっても、将来皆さんが進学したり社会人になるころに、そのまま使えるとは限りません。ですから、各コンピュータ・ソフトウェアの操作の「やり方(操作方法)」を全て丸暗記のように覚えることよりも、ソフトウェアやサービスが「どのようなものなのか、何ができるのか」を知ることを大切にします。そして、日々進化する情報処理技術に対応できるよう、応用的な操作方法は随時検索して見つけられるようになることを目的とします。その目的実現のための手段として、この授業では、大学で学ぶために必要となる、コンピュータ・ソフトウェアおよびネット上のサービスの基本的操作方法を習得します。
<オンラインでの開講について>
2月現在、大学の方針では対面授業が可能(※)ですので、原則対面授業とします。ただし、新型コロナウィルス感染拡大(COVID-19)に伴うオンラインでの開講を余儀なくされる可能性は否定できません。また、対面授業が可能であっても、将来的にオンラインミーティング等を使いこなすことも、この授業の目的に沿います。その意味で、皆さんの環境を調査しつつ、一部の授業をあえてオンラインで開講する計画です。ただし、対面授業であろうとオンラインであろうと、上記の目的が変わることはありません。
※大学の授業実施方針については、最新の情報を大学ホームページで確認してください。
到達目標Goal
Windows環境で基礎的なPCリテラシーの習得をめざします。大学の授業のレポートや卒論作成時に使えるOffice2019 (Word・Excel・PowerPoint)やGoogleのWebサービス、クラウド等の基本操作および活用方法を知ります。また必要時には操作方法を検索する技術を身につけることを目標とします。
<オンライン開講について>
前述のとおり、もし授業がオンラインでの開講になっても、授業の目的や到達目標が変わることはありません。ただし、環境が整わない場合などは、基本操作を実際に演習することが困難な場合があり得ます。そのため、学期の早い時期に皆さんの学習環境(自宅等のネット環境を含む)のアンケートを行い、皆さんが将来の授業や卒業研究に役立てられるスキルを身につけられるよう内容を構築します。また、もし自宅等での環境が整わない場合は、必要な操作方法を自ら検索する能力をより高めることにより、将来必要な時に十分な情報リテラシーの習得が可能なようにします。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
(1) テキストをベースに、基礎的な操作方法を習得していきます。
(2) 毎回の授業は、講義と演習を組み合わせて行います。
(3) 単に操作方法を学習するのではなく、コンピュータの機能を理解し、必要情報を検索する能力を身につけることによって、日常生活においても効率よく使いこなせるようになることを目指します。
時間に余裕があれば、応用的内容も扱います。
<オンラインでの開講になった場合>
前述のように、オンライン開講を余儀なくされた場合は、その時々の状況に合わせ授業計画を柔軟に変更していかなくてはならなくなります。それに伴う各回の授業計画の変更については、学習支援システムでその都度提示します。授業開始日前に学習支援システムを確認してください。
また、オンライン開講をする場合でも、原則授業時間は対面授業と同じ時間にリアルタイムで行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:オリエンテーション
Windowsの基本操作
ネットリテラシーとセキュリティ
授業ガイダンス。授業の目的の確認。
情報教室PCへのログイン方法の確認。自身のPCを使用する場合、使い方の確認。
WindowsPCの基本的な使い方の説明。
ネットリテラシーの基本と、セキュリティの重要性。
第2回[対面/face to face]:電子メールとネットの基本
USBメモリの取扱方法
学習環境を整える
電子メールの仕組みと使用上の注意点。電子メールと他のコミュニケーション・ツールやSNSとの比較。
USBメモリの使い方と利用上の注意点。
アンケートによる、学生の自身の学習環境の報告。
学習支援ハンドブック等による、メールの書き方(マナー)の学習。
第3回[オンライン/online]:Zoomの基本操作
ウェブの仕組みと情報検索
クラウドの利用
オンライン会議システム(Zoom)の参加者としての基本機能を知る。
ウェブの仕組みについて理解する。情報検索演習として、ウェブから必要な情報を探すための方法を知る。
Dropboxの利用と、注意点。
第4回[オンライン/online]:Word(1)
教科書によるネットリテラシーの復習。
Windowsの基礎の復習。
ワープロソフト(Word)の基本的な文章の作成方法、
フォント・段落書式(インデント)・表について学ぶ。
第5回[オンライン/online]:Word(2)
応用的な文章作成方法。
Wordで絵・写真や図を挿入する方法。
見出し・アウトライン・スタイル・
脚注。校閲機能。見出しの利用と目次の作成(課題)。
「表計算ソフト」とは。Excelでできることを知る(頭出し)
第6回[オンライン/online]:Word(3)
Excel(1)
脚注。校閲機能(補足)。
表計算ソフト(Excel)の基本操作を習得する。
(Google スプレッドシートとの関連の確認)
第7回[オンライン/online]:Excel(2)
計算式や関数の基本的な使い方。
見やすい表の作り方。書式設定、見出しなど。
第8回[オンライン/online]:Excel(3)
Excelでグラフを作成する。
Excelの表やグラフをWordに貼り付ける。
計算式や関数の応用的な使い方。
第9回[オンライン/online]:Excel(4)
Excelでのリスト管理(データベース)。
Excelとワードの合わせ技(差し込み印刷)。
第10回[対面/face to face]:PowerPoint(1)
プレゼンテーションソフト(PowerPoint)の基本操作を習得する。
発表資料としてのPowerPointファイルの作成。
第11回[対面/face to face]:PowerPoint(2)
簡易DTPとしてのPowerPointの利用。
Word Excelとの連携。
第12回[対面/face to face]:Offceiソフト綜合演習
Excel、Word、Powerpointを総合的に使用し、最終課題の準備を行う。
第13回[対面/face to face]:GoogleのサービスとOfficeソフトの合わせ技
Google Forms(アンケート調査)、Google Spreadsheet
Excel、Word、Powerpointを総合的に使用し、最終課題を行う。
第14回[対面/face to face]:総合演習
授業で扱った内容を振り返る。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
・授業で扱った内容を、次回までに必ず復習しておいてください。
・小課題を期日を守って、決められた方法で提出してください。
テキスト(教科書)Textbooks
『情報リテラシー 教科書 -Windows10 Office2019 対応版-』 矢野文彦 著 オーム社 (定価:本体1900円)
参考書References
・『情報処理エンジニア職業ガイド –プログラマ・ITエンジニア・SEのためのキャリアデザイン-』 豊沢聡/大間哲 著 カットシステム (定価:本体1800円)
・『レポート・論文作成法』 井下千以子 慶応義塾大学出版会(他の授業でテキストとして指定されている場合もあります)
・法政大学『学習支援ハンドブック』 http://www.hoseikyoiku.jp/lf/ (法政大学教育開発・学習支援センター)のメニューより「学習支援ハンドブック」を選択。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業への参加状況(出席という意味ではありません。積極的な参加という意味です。)や課題提出状況をふまえて総合的に評価します。情報処理は、それまで(高校も含む)の経験によって知識レベルに大きく差が出る可能性がある授業です。初心者であっても、真面目な講義・演習への参加と小課題の提出によって必要最低限のゴールは達成できるようにします。また、熟達者や真剣にスキルの向上を望んで取り組む者には、さらに加点方式で評価がなされるよう工夫します。
・授業内の講義と演習への参加(配点比重 50%)
・毎回の小課題の提出(未提出はその課題について0点。提出遅れは減点)(配点比重30%)
・総合課題(配点比重20%)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
・読まなければならない授業内容の説明が多いという意見があったので、授業内容のレジュメの量を減らし、口頭での説明の比率を上げます。
・好評だった、最終的な総合課題に向けてのグループワークは続けたいと考えています。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
・初回参加時までに、このシラバスを良く読んでおくこと。
・指定されたテキストを大学から指定された方法で入手すること。
・指定された時までにUSBメモリー(容量1GB以上が望ましい)を入手し、持参すること。
・この授業の目的である大学での授業のレポートや卒業研究・卒論作成に実践的に使用できるスキルを身に着けるため、できれば大学の授業で使う予定の自身のパソコンや自宅からのネットへの接続環境を整える事が望ましい(必須ではありません)。
・今後の他の授業やレポートで使えるようになるために、自身のパソコンに慣れる意味からも、対面授業の時にも自身のパソコンを持参することを推奨する(必須ではありません)。
その他の重要事項Others
・基本的な内容からはじめ、段階的にレベルアップできるように授業を行います。
・学期末の必須課題を軽くし、受講生の皆さんの期末の負担を少なくするように工夫します。
・授業進度、理解度に合わせて、予定している授業日程の内容が前後することがあります。
・定員超過の場合は抽選をします。抽選に漏れた場合は、他の曜日時限に開講されている同一科目を履修してください。