情報科学部Faculty of Computer and Information Sciences
教育実習(事前指導)Supervised Teaching
小林 邦久
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 情報科学部Faculty of Computer and Information Sciences |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | J2003 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水5/Wed.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 / Koganei |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2022年度以降入学者)Category (2022~) | |
カテゴリー(2021年度以前入学者)Category (~2021) | |
カテゴリーCategory | 教職科目 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
This subject makes the necessary knowledge and the training the skill a target to educate at school as the future's "information teacher".
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
次年度に情報科の教育実習を行う予定の学生を対象として、実習に臨むための準備や模擬授業などを行います。その中で教育実習の心得なども修得してもらいます。また、ICT活用についても適切に指導が出来るように考えていきます。
到達目標Goal
実習に必要な指導案が作成できるようになること、必要な教材が作成できるようになること、模擬授業などを経験し、自信をもって実習に臨めるようになることを目標とします。
教員が集団で生徒の指導にあたるということを重視します。同僚(実習においては指導担当教員など)と教育的な議論をし、目標や指導方法についてしっかり共有できる力をつけることをめざします。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
まず、教育実習そのものの意義や学習指導案のあり方、そして指導案作成の仕方について講義を行います。その後、指導案作成の実習と相互分析、さらに自ら立案した指導案を使っての模擬授業と相互評価を反復して、優れた教壇実習をどう実現するかを実践的に体得するようにします。全体に対してフィードバックを行う。
授業内では相互評価の場面を重視します。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:教育実習の輪郭と意義
教育実習の概要を説明し、その意義を十分理解してもらえるようにします。【講義】
2[対面/face to face]:学習指導案について
学習指導案とはどのようなものかをお話しし、実際にどのように指導案を作成していくのかを説明します。【講義】
3~4[対面/face to face]:学習指導案(講義中心の授業)の作成と検討
実際に指導案を作ります。作成した学習指導案を受講者がお互いに検討します。【作業・討論】
5~6[対面/face to face]:講義中心の模擬授業
講義中心の模擬授業を行い受講者がお互いに検討します。【実習】
7[対面/face to face]:学習指導案(講義中心の授業)の検討と修正
指導案の修正をします。問題点を受講者がお互いに指摘して検討修正します。【作業・討論】
8~9[対面/face to face]:講義中心の模擬授業(再)
講義中心の模擬授業を改善して行います。【実習】
10~11[対面/face to face]:実習を含む学習指導案の作成(教育実習事後指導を含む)
実際に実習を含んだ指導案を作ります。【作業】前年度受講生による教育実習の報告を聞きます。【質疑応答】
12~13[対面/face to face]:実習を含む模擬授業
実習を含む模擬授業を行い受講者がお互いに検討します。【実習】
14[対面/face to face]:来年度の教育実習に向けてのまとめ
模擬授業など行ってきたことを来年度の実習につなげていくようなまとめを行う【講義】
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
今日の子どもや教育についての読書をしたり、ニュースを視聴するなどを行い日常的に関心を高めてください。
「3週間の教育実習期間を通じて生徒に何を伝えたいか」と聞かれたときに答えられるようにしておいてください。
また、来年度実習を終えたあと、次年度のこの講座を履修する学生に、教育実習事後指導として体験談を含めた教育実習の振り返りをしてもらいます。
テキスト(教科書)Textbooks
高等学校学習指導要領〈平成30年告示〉解説 情報編 文部科学省 511円
※文部科学省HPよりダウンロード可能ではあるが、今後必要となるものなので必ず購入しておくこと
参考書References
高校時代に普通教科「情報」(「社会と情報」「情報の科学」)の授業を受けたことがある人は、その教科書があると役に立ちます。
「情報科教育法(改訂2版)」久野靖/辰巳丈夫[監修] オーム社
成績評価の方法と基準Grading criteria
学習指導案(当初作成したもの、授業を受けて改善したもの)および、模擬授業で評価します。受講生の相互評価も加味します。
平常点 :実際の教育実習は皆勤が原則ですから、この授業でも
平常点は重視します。
指 導 案:よく考え抜かれた詳案が完成しているかどうかを評価
基準にします。
模擬授業:授業展開だけでなく、同僚(同じ教室で受講している
学生)との協同も重視します。
なお科目の性質上、参加度合や課題へのとりくみ姿勢などで問題があるとみなされる場合は不合格とします。
「講義中心の授業」についての指導案作成および模擬授業の評価は50%、「実習を含む授業」についての指導案作成および模擬授業の評価は50%です。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
Hoppii に繋げられる貸与パソコンまたは自分のパソコンを必ず持参してください。
その他の重要事項Others
この事前指導に合格しないと教科「情報」の教育実習を行うことができません。授業には休まずに出席してください。
事後指導については、前年度の実習生がいない場合は、過去の実習生のコメントをビデオで見てもらいます。