情報科学部Faculty of Computer and Information Sciences
LAW136KA-GH-101(法学 / law 100)法学(日本国憲法)Law(Japanese Constitution)
浅野 毅彦Takehiko ASANO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 情報科学部Faculty of Computer and Information Sciences |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | J0302 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木2/Thu.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 / Koganei |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2022年度以降入学者)Category (2022~) | |
カテゴリー(2021年度以前入学者)Category (~2021) | |
カテゴリーCategory |
教養科目 人文系科目 |
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Outline (in English)
In this course, we will learn the basic point of view about the relations between the law (especially the Constitution) and the state or society.
So we will get the correct and basic understanding of the Constitution and other laws.
Before/after each lecture, students will be expected to spend four hours to understand the course contents.
Grading will be decided based on term-end examination(100%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
法と国家・社会との関係、法の役割及び目的について、憲法(日本国憲法)を軸に学んでいく。憲法の目的や理念等を正確に把握し、憲法を中心とした法の基本的枠組みを理解する。
到達目標Goal
日本国憲法を中心に、法についての基本的な理解を得ることとともに、社会に起きている問題を、法的に考え、解決する視点を身につけることを目指す。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち「DP1」と「DP3-1」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
基礎的な事項の確認から授業をはじめ、法に関する基本的理解を正確に得られるようにすすめる。今日的な具体的な事件等を取り上げ、社会に起こっている問題に対する法による解決とは何か、問題点はないかを探っていく。授業においてはその都度質問をするので、積極的に答えてもらいたい。また、積極的に質問をしてもらいたい。それらを授業の展開に活かしていく。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:①法を学ぶ意義及び受講上の注意
②法とは何か
①「法学」を履修する意義及び受講上の注意点等についての概要
② 法とは何か、なぜ、法は必要なのか、社会生活における法の意味、法の機能を考える。
2[対面/face to face]:法と国家との関係について
法と強制、法と国家との関係、法の限界について考える。
3[対面/face to face]:法と「それ以外のルール」との関係について
法とその他の社会規範(道徳・慣習・宗教規範等)との関係、相違点を探る。
4[対面/face to face]:法の機能の多元化について
法の機能の多元化について、社会の変化と法との関係を探りながら考える。
5[対面/face to face]:「法の支配」と「立憲主義」について
「法の支配」とは何か、「立憲主義」と憲法について、歴史的に考える。
6[対面/face to face]:憲法の基本理念・原則について
「立憲主義」、「個人の尊重」を基にした日本国憲法の基本理念・原則を考える。
7[対面/face to face]:「国民主権」について
国の政治のあり方と主権者としての国民について考える-国民の意思を政治に反映させるには。
8[対面/face to face]:「権力分立」について
国家統治の基本原理としての「権力分立」について考える。司法権の独立の意義について考える。
9[対面/face to face]:「個人の尊重」と「法の下の平等」について
人権保障の基にある「個人の尊重」の意義を考える。平等を実現するために必要なことは何かを探る。
10[対面/face to face]:「基本的人権」について(1)
人権の歴史的展開のなかで日本国憲法の人権規定の意義をさぐる。人権と「公共の福祉」との関係について考える。
11[対面/face to face]:「基本的人権」について(2)
自由権をめぐる訴訟を検討し、人権の意義と現状の問題点を探る。
12[対面/face to face]:「基本的人権」について(3)
労働者の権利を中心に、社会権の意味と現状をさぐる。人権の発展について考える。
13[対面/face to face]:「平和主義」について
憲法第9条の趣旨および意義をさぐり、平和をめぐる諸問題について考える。
14[対面/face to face]:まとめと憲法改正問題について
「立憲主義」「個人の尊重」について再考し、憲法改正問題について考える。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】①授業後に、講述内容を思い出しながら、「講義レジュメ」やノートなどで整理するという「復習中心」の学習を勧める。予習については、事前に配布する授業レジュメを出力し、授業前に目を通しておいてください。前回の授業において提示した課題について事前に予習することを勧めます。
②大学での勉強はあまり覚えることに重点を置いたものにはしないでほしい。たしかに「覚えるべき基本知識」はあるが、重要なのは、法というものを〝批判的に〟ながめ、かつ考察するということであり、そのことを念頭に本授業に臨んでほしい。
テキスト(教科書)Textbooks
「講義レジュメ」および適宜配布する資料を使用。
参考書References
上記レジュメに若干の「参考文献(基本書または概説書)」を載せるが、授業の中でも適宜紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
①定期試験のみにより、レポートは課さない(試験のみで評価100%)。その際、解答上の指示に従い、かつ設問に即した答案内容か否かを評価ポイントとする。基本知識の欠如や基本用語の誤字は答案内容に影響するので減点とする。
②定期試験前に「試験についての注意」文を「授業試験システムHoppii」に載せるか、プリントにして配布するので、必ず目を通してほしい。
(注)オンライン授業になった場合は、数回の課題レポートによって評価する(レポートのみで評価100%)。すべてのレポートを提出することが求められる。課題の内容に沿わないもの、論旨が不明確なものは評価の対象とならないので注意する。レポートの注意事項は、その都度授業で示します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
基本的な法律用語についてその都度説明を加える。
その他の重要事項Others
コロナの状況により、オンライン授業に変更になる場合がある。対面授業の場合、授業中の私語は、認めない。他の聴講生に対する「権利侵害(聴講権の侵害)」となるゆえ。本科目は「教職課程」も兼ねているので、教師を目指す者はなおのこと講義に集中することは「基本のキ」と心得てほしい。