現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration
SOW100JB（社会福祉学 / Social Welfare 100）社会福祉概論Introduction to Social Welfare
平野 寛弥Hiroya HIRANO
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | N1004 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 木1/Thu.1 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 1～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 入学年度Admission year | |
| カテゴリー（2021年度以前）Category (~2021) | |
| カテゴリー（福祉コミュニティ）Category (Department of Community Development) |
専門教育科目 専門基礎科目 |
| カテゴリー（臨床心理）Category (Department of Clinical Psychology) |
総合教育科目 視野形成科目（社会系） |
| カテゴリー福祉コミュニティ学科（2020年度以前入学者）Category福祉コミュニティ学科 (~2020) | |
| カテゴリー福祉コミュニティ学科（2021年度以降入学者）Category福祉コミュニティ学科 (2021~) | |
| カテゴリー臨床心理学科（2020年度以前入学者）Category臨床心理学科 (~2020) | |
| カテゴリー臨床心理学科（2021年度以降入学者）Category臨床心理学科 (2021~) |
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Outline (in English)
[Course outline]
This course aims to deepen students' understanding of modern society and social welfare. In particular, we will clarify the characteristics of modern society with the keywords like "human welfare (well-being)" and "welfare policy", understanding the current structure of social welfare (policies, systems, and the ideas and philosophies underlying them), and looking at the future of social welfare.
[Learning Objectives]
1. Studying principles and fundamentals of welfare policy.
2. Understanding welfare policy comprehensively.
By achieving these objectives, you will acquire basic concepts, knowledge, and theories in social welfare.
[Learning activities outside of classroom]
Read the textbook in advance. After the class, review the contents of the class by checking the questions in the textbook. The standard preparation and review time for this class is 2 hours each.
[Grading Criteria /Policy]
(1) Evaluation method: Reaction paper (30%), final exam (70%)
(2) Grading criteria
<Reaction paper>
Evaluation of the level of understanding of the content of each lecture, and evaluation of the ability to develop one's own views logically and persuasively.
<Final examination>
Evaluation of the students' understanding of the lecture content.
The following are the specific grading items for the essay-type questions in final exam.
-- Is the answer in response to the instructions of each question?
-- Is the answer based on facts?
-- Is the answer appropriate as a sentence?
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
社会福祉についての基本的事柄を学ぶ．それにより，社会福祉についての包括的理解を深める．
到達目標Goal
社会福祉における基本的な概念や知識，理論を習得する．
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
（福祉コミュニティ学科）ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP3」に関連
（臨床心理学科）ディプロマポリシーのうち、「DP1」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
配布するレジュメに沿って講義する。あわせて購入していただく教科書は副読本として使用する．教科書に重要事項は記載されているため，事前に眼を通しておいていただき，そのうえで受講してもらうことになる．
講義では，口頭での補足説明に注意を傾けるようにすること．適宜メモを取ることは理解にとって極めて効果的である．この講義で取り扱う基本的な用語・事柄についてはその意味するところを確実に理解することが重要である．
不明な点や疑問点はリアクションペーパーにて積極的に質問すること．寄せられた質問については，できるだけ次回の講義の冒頭で共有し，回答する．
なお，授業計画は進捗状況や受講生の関心に合わせて，適宜修正することがあるのであらかじめご了承願いたい．
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：イントロダクション：社会変動とそれに対応する福祉政策
現代社会がこれまで経てきた社会経済の変化と，それに合わせて発展してきた福祉政策の関係を理解する．
第2回[対面/face to face]：福祉政策とはなにか
福祉政策の定義やその目的・対象について理解を深める．
第3回[対面/face to face]：福祉政策の構成要素
現在の福祉政策を形作る様々な構成要素（社会保障制度や社会福祉サービス，関連制度）について概観する．
第4回[対面/face to face]：福祉政策の理念
現在の福祉政策が掲げる主要な理念について理解を深める．
第5回[対面/face to face]：福祉政策における「必要（ニーズ）」と資源
社会政策における必要概念の重要性を学ぶとともに，それを充足するための資源の類型について学ぶ．
第6回[対面/face to face]：社会福祉の思想と哲学
社会福祉を基礎付けている様々な思想や哲学の概要について学ぶ．
第7回[対面/face to face]：社会福祉の理論
福祉国家をどのように説明するかを目的に生み出された国内外の様々な理論について概説する．
第8回[対面/face to face]：海外における福祉政策の歴史的展開
今日の福祉政策に影響を与えた，海外における福祉政策の発展を概観する．
第9回[対面/face to face]：日本における福祉政策の歴史的展開（戦前編）
戦前日本の福祉政策の展開を概説する．
第10回[対面/face to face]：日本における福祉政策の歴史的展開（戦後編）
戦後のGHQの影響下で作り出された日本の福祉政策の方向性とその後の展開を学ぶ．
第11回[対面/face to face]：福祉サービスの供給過程
日本における福祉サービスの実施体制と供給プロセスについて概説する．
第12回[対面/face to face]：現代日本の福祉政策の動向と課題
現在の日本の福祉政策の特徴と直面する課題について概説する．
第13回[対面/face to face]：福祉政策の国際比較
各国の福祉政策の特徴を紹介したうえで国際比較を行い，日本の福祉政策の個別性を理解する．
第14回[対面/face to face]：まとめ：福祉政策とひとの「福祉」
これまでの学習内容を振り返りながら，福祉政策とひとの「福祉」の密接な関わりを改めて考える．
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
事前に教科書を読むこと。授業後に教科書の確認問題などで復習を行うこと。本授業の準備・復習時間は、各２時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟編『最新 社会福祉士養成講座 精神保健福祉士養成講座４ 社会福祉の原理と政策』中央法規，2021年．
なお，授業自体はPowerPointを用いて講義を行う．その際，ハンドアウトを配布する．
したがって，教科書は副読本として各自が講義内容を確認したり，さらに理解を深めるために使用するものである．
参考書References
社会福祉辞典（各種有）を購入し、分からない専門用語などを確認しながら学習することが望ましい。
成績評価の方法と基準Grading criteria
①評価方法：リアクションペーパー（30％），期末試験（70%）
②採点基準：
＜リアクションペーパー＞
各回の講義内容の理解度を評価するとともに，そのうえで各自の見解を論理的・説得的に展開できているかどうかを評価する．
＜期末試験＞
講義内容の理解度を評価する．
なお，論述式問題の具体的な採点項目は以下の通りである．
・各設問の指示に対応した回答になっているか
・回答は事実に基づいているか
・回答は文章として適切か
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
各回の内容については，教科書の該当箇所を授業前に一度眼を通してから受講していただくと内容の理解が深まると思います．また，授業でのコメントや質問については，できる限り次回の授業の冒頭にて共有・回答していきます．
その他の重要事項Others
・日頃から福祉政策の動向に関心を持つようにし，情報収集を怠らない
・疑問については文献や資料で確認する
・授業時に紹介された参考文献を読む