教職・資格（市ヶ谷）Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya)
図書館情報学概論ⅠLibrary and Information Science I
村上 郷子
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格（市ヶ谷）Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya) |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | C6705 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 火1/Tue.1 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリーCategory | 資格関係科目 |
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Outline (in English)
（Course outline）: As an introduction to Library Information Science, students will learn foundations and basic concepts of libraries from the viewpoint of lifelong learning.
(Learning Objectives): Students will learn the basic concepts of library and information science and gain comprehensive knowledge of basic knowledge and concepts about libraries.
（Learning activities outside of classroom）: Students should read the relevant pages of the textbook in advance. In addition, students should download the class learning materials in advance and fill in the blanks. The standard preparation and review time for this class is 2 hours each.
（Grading Criteria /Policy）: Comprehensive evaluation will be made based on each confirmation questionnaire quiz (40%), library guidance report (20%), and written exam (40%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
図書館情報学の入門として、生涯学習の観点から、図書館活動の各領域についての基礎的なコンセプトを総合的に学ぶ。
到達目標Goal
図書館情報学の基礎を学び、生涯学習施設の一つである図書館についての基本的な知識や概念を包括的に習得することができる。
市ヶ谷図書館の現場（事務室）で、図書館の運営方針、予算などを実際に職員に聞くことによって、図書館の実際について深く学ぶことができる。また、現場の見学から得られた知識や体験を基にした小レポートを書くことにより、授業を通じて得られた知識や体験をより確実にすることができる。
授業の初めに、前回の授業の簡単な確認クイズを行うことにより、知識を定着することができる。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
実際の授業ではテキストを中心に、図書館司書課程e-Learningシステム（HULiC）を活用しながら、図書館情報学に関する多様な知識や概念を総合的に理解することをめざす。必要に応じて、図書館の見学やビデオ視聴、グループデスカッションなども取り入れる。
毎回授業の初めに、前回の授業の確認クイズを行う。確認クイズのフィードバックは確認クイズ回収後直ちに行い、知識の定着を図る。
メディア情報リテラシーのアンケート調査等も行う。アンケート調査やグループディスカッションの感想等については、授業の初めに、前回の授業で提出されたリアクションペーパーからいくつか取り上げ、全体に対してフィードバックを行う。
大学行動方針レベルが２となった場合、この授業は原則としてオンラインで行う。詳細は学習支援システムで伝達する。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]：オリエンテーション
授業及び授業用グループウェア(HULiC)の利用ガイダンス、図書館とは何か
2[対面/face to face]：図書館の意義と役割①
図書館法、生涯学習社会の到来、教育観の変化、情報社会と図書館等
3[対面/face to face]：図書館の意義と役割②
図書館協力・ネットワーク、出版文化と図書館、著作権等
4[対面/face to face]：図書館の理念と図書館員の職務
図書館の自由、図書館員の倫理綱領（専門職とは何か、図書館員の対応）等
5[対面/face to face]：図書館法規と行政、施策
図書館の法的基盤、教育基本法と社会教育、地方自治法、国の図書館行政と施策等
6[対面/face to face]：地域社会と公共図書館（制度・機能）
地域の情報拠点としての図書館、市民参加、公共図書館の機能、制度、諸問題等
7[対面/face to face]：学校図書館及び大学図書館の制度と機能
学校図書館及び大学図書館に関する法律、機能、諸問題等
8[対面/face to face]：市ヶ谷図書館ツアー・ガイダンス（予定）
図書館ツアーの小レポートを課す。
9[対面/face to face]：国立国会図書館及び専門図書館の制度と機能
国立国会図書館及び専門図書館に関する法律、機能、諸問題等
10[対面/face to face]：日本の図書館の歴史
古代～現代
11[対面/face to face]：世界の図書館の歴史 ①
古代～中世
12[対面/face to face]：世界の図書館の歴史②
外国の図書館
近世～現代
アメリカ、イギリス、北欧、中国等
13[対面/face to face]：図書館の類縁機関・関係団体
図書館の課題と展望
国際機関、図書館協会、図書館関係団体等
図書館の挑戦と課題（ケース・スタディ）
14[対面/face to face]：総まとめ
筆記試験・まとめと解説を行う。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
テキストの該当頁を事前に必ず読んでおくこと。また、授業のレジメを事前に司書資格課程の授業ポータルサイトからダウンロードし、空欄を埋めておくこと。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
塩見昇 編、『図書館概論』、日本図書館協会、最新版
(JLA図書館情報学テキストシリーズ 3-1)
参考書References
高山正也、岸田和明 編集、『図書館概論』樹村房、2017 (現代図書館情報学シリーズ)ISBN-10: 4883672719 ISBN-13: 978-4883672714
成績評価の方法と基準Grading criteria
毎回の確認アンケートクイズ（40％）、図書館ガイダンスのレポート（20％）、筆記試験（40％）によって総合的に評価する。
全ての提出物は、授業用グループウェア(HULiC)上にアップロードすることを原則とする。毎回授業の初めに小クイズを行うため、遅刻・欠席が多いとそれだけ得点が減るので注意すること。また、授業開始より20分経過して入室した者は遅刻とする。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業の進度が早いという指摘がいくつかあったので、話す内容を精査したい。
その他の重要事項Others
本授業では、50人収容の情報実習室で行われる。50人以上の場合は、最初の授業で、（1）上級生（2）図書館資格課程の履修生の優先順位で受講生を確定する。2回目以降の受講は認めない。
最初の選抜で受講者の権利を得たが、本授業を履修しないと決めた者は、速やかに教員に連絡すること。