文学部Faculty of Letters
PSY100BG(心理学 / Psychology 100)心理学基礎実験ⅡExperimental Methods in Psychology II
竹島 康博Yasuhiro TAKESHIMA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | A3709 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 月2/Mon.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 心理学科 |
他学科公開科目 | |
クラスGroup | W組 |
昼夜表記Day or Night |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
[Course outline]
This course is to help students acquire the necessary skills and knowledge needed to achieve a basic psychological experiments associated to perception, cognition, and learning.
[Learning objectives]
The goals of this course are to learn how to conduct experiments in psychology and how to report the results of experiments.
[Learning activities outside of classroom]
Students will be expected to have completed the required assignments after each class meeting. Your study time will be more than four hours for a class.
[Grading Criteria /Policy]
Grading will be decided based on class contribution (50%) and reports (50%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
目に見えない「こころ」というものを計測するために,心理学では古くから「実験」という研究法が用いられてきました。この授業は,心理学の分野で行われてきた基礎的な実験を自分たちで実際に実施・体験することで,人間の心や行動に関する疑問に実験的にアプローチする考え方や方法を学ぶことが目的です。春学期とはまた異なる実験内容について実践します。また,目的,方法,結果,考察,引用文献の項からなる心理学における標準的なレポートの書き方について見につけることも引き続き重視します。
到達目標Goal
心理学の基礎的な実験を実際に実施・体験することで,自分が調べたい現象に対して,適切な変数の操作および測定が実施できるようになることを目指します。実験課題を自分で実際に作成し,お互いに実施することでこれらを体系的に学びます。さらに,得られた実験データをグラフとして作成し,研究の目的や結果の考察が論理的に行われる科学的レポートを作成できるようになることを目指します。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP3」「DP5」「DP6」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
春学期と同様にチームに分かれて実習します。分からないところはお互いに教え合うなど,チームで話し合い,協力しながら実習に臨みます。また,実習した内容(実験)を各自レポートにまとめて提出します。レポートの形式は,春学期と同じく目的,方法,結果,考察,引用文献の項からなる心理学における標準的なレポートとし,書式については日本心理学会の『執筆・投稿の手引き」に従って作成することを学びます。春学期よりも,自分で内容を考えて作成することが求められます。
レポートの提出はGoogle Classroomを通じて行う予定です。提出されたレポートについては授業内で講評を行います。また,コメントしたレポートを次回のレポート提出前に返却してフィードバックします。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:オリエンテーション
授業の内容と進め方,使用するソフトウェアの説明
第2回[対面/face to face]:知覚・認知・学習に関わる基礎実験1(1)
実験で扱う現象と実験課題についての説明,実験プログラムの作成
第3回[対面/face to face]:知覚・認知・学習に関わる基礎実験1(2)
実験プログラムの作成と実験実施
第4回[対面/face to face]:知覚・認知・学習に関わる基礎実験1(3)
実験データの集計,グラフの作成
第5回[対面/face to face]:知覚・認知・学習に関わる基礎実験1(4)
実験結果の確認,考察の議論,レポートの書き方の説明
第6回[対面/face to face]:知覚・認知・学習に関わる基礎実験2(1)
実験で扱う現象と実験課題についての説明,実験プログラムの作成
第7回[対面/face to face]:知覚・認知・学習に関わる基礎実験2(2)
実験プログラムの作成と実験実施
第8回[対面/face to face]:知覚・認知・学習に関わる基礎実験2(3)
実験データの集計,グラフの作成
第9回[対面/face to face]:知覚・認知・学習に関わる基礎実験2(4)
実験結果の確認,考察の議論,レポートの書き方の説明
第10回[対面/face to face]:知覚・認知・学習に関わる基礎実験3(1)
実験で扱う現象と実験課題についての説明,実験プログラムの作成
第11回[対面/face to face]:知覚・認知・学習に関わる基礎実験3(2)
実験プログラムの作成と実験実施
第12回[対面/face to face]:知覚・認知・学習に関わる基礎実験3(3)
実験データの集計,グラフの作成
第13回[対面/face to face]:知覚・認知・学習に関わる基礎実験3(4)
実験結果の確認,考察の議論,レポートの書き方の説明
第14回[対面/face to face]:まとめ
序論の流れと考察についての発表と議論,レポートの書き方の注意点の復習,総括
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
各回の内容に合わせて,授業内に終わらなかった実習の実施や,レポート作成を学生各自で授業時間外に行います。具体的には各回の授業の最後に指示します。また,春学期と同様にWord,Excel,PowerPointを多用します。これらのソフトウェアに慣れていない人は情報処理の授業を履修したり,ピアが開催する講習会に参加したり,あるいは自習することで自分から進んで補習してください。
本授業の準備学習・復習時間は,各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は使用しません。
参考書References
日本心理学会 『2015年改訂版 執筆・投稿の手びき』 2015
心理学実験ノート編纂委員会 『心理学実験ノート』 2001 二瓶社
北村英哉・坂本正浩(編)『パーソナル・コンピュータによる心理学実験入門:誰でもすぐにできるコンピュータ実験』 2004 ナカニシヤ出版
心理学実験指導研究会 『実験とテスト:心理学の基礎 (実習編) 』 1985 培風館
杉本敏夫 『心理学のためのレポート・卒業論文の書き方』 2005 サイエンス社
石井一成 『ゼロからわかる 大学生のためのレポート・論文の書き方』 2011 ナツメ社
石黒圭 『この1冊できちんと書ける! 論文・レポートの基本』 2012 日本実業出版社
成績評価の方法と基準Grading criteria
実習への作成とレポート作成を重視します。実習への参加の態度を評価の50%,作成したレポートへの評価を50%とします。ただし,欠席が5回以上の場合は自動的にE評価になります。実習授業という特性のため,怪我や病気,忌引き,部活動などの大会など,大学が公欠を認めている事由でも欠席扱いとしますので注してください。また,レポートにおける文献引用に基づかないコピペ,受講者同士での文章および図表の共有が発覚した場合,受講生同士での共有はどのような事情であっても該当者全員をE評価とします。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度授業担当者変更によりフィードバックできません。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
実験の実施やデータの分析,レポートの作成にPCを用います。
その他の重要事項Others
クラス授業で,Wクラスが受講対象です(W・Xクラスで内容は同じです)。