文学部Faculty of Letters
PSY200BG(心理学 / Psychology 200)情報処理技法ⅠComputer Programming I
山口 剛Tsuyoshi YAMAGUCHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | A3676 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水4/Wed.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 心理学科 |
他学科公開科目 | |
クラスGroup | X組 |
昼夜表記Day or Night |
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Outline (in English)
【Course outline】
This course (Information Processing Techniques I, II) aims to acquire knowledge of information processing techniques for psychology reports and graduation theses. In the spring semester (Information Processing Techniques I), students will learn how to use Microsoft (R) Office Word, Excel and Power Point. Techniques to be instructed are, for example, page setting, drawing and tabulation methods required by The JPA (Japanese Psychological Association) Publication Manual.
【Learning Objectives】
In this course, students are expected to be able to utilize Microsoft Office appropriately in writing reports and theses in psychology, and in conducting experiments and surveys. In addition, students should be able to deal with problems that may occur during these tasks.
【Learning activities outside of classroom】
Students are expected to review the assignments they have worked on during class time. In addition, there will be opportunities to use content already learned in other courses, so students may be asked to review the content of the courses they have taken once again as preparation for those courses. The standard preparation and review time for this class is 2 hours each.
【Grading Criteria /Policy】
In-class activities (10%): Determined by active participation in class and feedback at the end of class. If you attend the class without being late and write more than the specified number of words, you will receive full marks for that class. You will be asked to submit your impressions as an attachment to the following "In-class assignment".
In-class assignments (40%): These are due during each class, or by the specified time if they cannot be completed during the class. The type of assignment will be announced in each class. Even if you do not attend the class, you will be allowed to submit your work. In addition, you will be asked to submit your comments on the "In-class activities" described above in the form of an attachment to this assignment.
Final assignment (50%): This assignment will be given in two parts. The assignment will be to synthesize what you have learned in this course, "Information Processing Techniques I". Detailed information will be provided at least one month prior to submission.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本科目(情報処理技法I, II)は,心理学を専攻する学生がレポートや卒業論文をはじめ,様々な課題の遂行や実験・調査の実施にあたって必要な情報処理の技法を習得することを目的とする。春学期(情報処理技法I)はMicrosoft Office Word, Excel, Power Pointの操作方法について,必要な技法を習得しようとする。必要な技法とは,レポートや卒業論文の執筆時には日本心理学会が発行する『心理学研究の執筆・投稿の手引き』が求めるページ設定や作表・作図の方法である。この技法は調査や実験を行う際,あるいはその準備段階においても十分に役立てることができる。
(なお,上述のように習得を目指す技法は心理学の研究に特化します。そのため,基本的なMicrosoft Officeの各アプリケーションの多様な使用法を知りたい場合は,他の情報処理に関する科目を履修することをお勧めします。)
到達目標Goal
心理学におけるレポートの作成および卒業論文の執筆や課題への取り組み,あるいは実験や調査の実施およびその準備に際して,Microsoft Officeの各アプリケーションを組み合わせて適切に用いることができる。加えて,上記の作業中に起こりえるトラブルを適切に対処できる。詳細は以下の通りである。
<Word>
ページのレイアウトや詳細な設定を適切に行うことができる。また,ExcelやPowerPointで作成した図表を適切に添付することができる。
<Excel>
基本操作を身につけ,実験や調査の準備に用いることができる。そして,実験あるいは調査で得られたデータについて,適切な形成や処理を行うことができる。また,処理の結果を表や図で表現することができる。
<PowerPoint>
プレゼンテーションの基礎を理解し,自身のプレゼン内容を適切に表現することができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
オンラインでも対面でも共通して,各授業の課題は原則的に次の授業までに採点し,受講生が自分の採点結果を参照できるようにします。また,授業後の感想や質問などは匿名にしてまとめて,次回の授業の冒頭でフィードバックします。
【対面で実施される場合】
授業開始時刻までにはPCの電源を立ち上げるようにしてください。
100分のうち,30, 40分は演習の時間に充てたいと思います。その他の時間帯は,授業担当者による解説やデモンストレーション,あるいは共に手続きを確認します。授業時間内の演習の時間に出された課題が終えられなかった場合は,時間外に取り組み,次の授業までに終えて提出するようにしてください。
【オンラインで実施される場合】
自宅のPCで配付資料(動画を含む)をもとに学習をし,課題に取り組んでもらいます。配付資料や動画の閲覧,自分で実際に取り組む過程,それらを合わせても通常の100分で収まる分量となるように調整します。具体的な授業展開やソフトウェア環境は,第1回「ガイダンス」で詳細にお知らせします。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:ガイダンス
授業進行などの確認,タッチタイピングやショートカットキーについて
第2回[対面/face to face]:Word 1: 論文とは何か,基本操作
Wordの基本操作の確認,論文とレポートについて
第3回[対面/face to face]:Word 2: 論文作成に用いる機能
ページレイアウト,スタイル,ページ番号など
第4回[対面/face to face]:Word 3: 論文作成に用いる機能の応用
図表の作成・挿入など
第5回[対面/face to face]:Word 4: 機能の確認
前3回分の機能の総括
第6回[対面/face to face]:Excel 1: 基本操作
数式の挿入,関数とは,オートフィルなど
第7回[対面/face to face]:Excel 2: 参照と関数
相対参照と絶対参照,複合参照,よく使う関数
第8回[対面/face to face]:Excel 3: 実験や調査に用いる関数
統計に関わる関数,擬似ランダムなど
第9回[対面/face to face]:Excel 4: データセットの形成と処理
データセットとは何か,フィルターなど
第10回[対面/face to face]:Excel 5: 作図と作表
論文に適切な図表の形,用いる機能の確認
第11回[対面/face to face]:Excel 6: Wordとの連携
先に学習したWordにExcelの機能を反映させる
第12回[対面/face to face]:Power Point 1: プレゼンテーション基礎
プレゼンテーションとは何か,基本操作と注意点
第13回[対面/face to face]:Power Point 2: Word, Excelとの連携
先に学習したアプリケーションとの連携確認
第14回[対面/face to face]:まとめ
半期の振り返りとレポートの確認
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
「最終課題」もあるため(下記,成績評価の方法と基準,を参照のこと),授業内課題に関する復習を求めます。また,すでに他の科目で学習している内容を活用する機会もあるので,その際には予習として今一度履修した科目の内容を復習するように求めることがあります。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
特に指定しません。
参考書References
特に指定しません。必要な場合は随時紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
【対面で実施される場合】
・授業内活動(10%):積極的な授業への参画と授業終了時の感想によって決定します。遅刻せずに出席し,感想を指定の字数以上書けた場合はその回の満点となります。なお,感想は次の「授業内課題」に付随する形で提出を求めます。
・授業内課題(40%):毎回の授業中,あるいは授業中に終えられなかった場合は指定の期間までに提出を求めます。どのような課題かは,各授業でその都度お知らせします。たとえ授業に出席していなくても,提出は認めることができます。なお,上記の「授業内活動」における感想はこの課題に付ける形で提出を求めます。
・最終課題(50%): 2回に分けて出題する予定です。本科目「情報処理技法I」で学んだことを総合して用いる課題を設定します。提出の一ヶ月前までに詳細な内容をお知らせするようにします。
【オンラインで実施される場合】
・授業内課題(40%):毎回の授業で指定の期間内までの提出を求めます。どのような課題かは,各授業でその都度お知らせします。
・最終課題(60%): 本科目「情報処理技法I」で学んだことを総合して用いる課題を設定します。WordとExcelを中心に,合計二つ出題する予定です。
注)4回以上理由の認められない欠席があった場合,4回分以上「授業内課題」を提出しなかった場合,「最終課題」を提出しなかった場合,これらのいずれかに当てはまった際には成績評価の対象外となります。また,理由の認められない遅刻は2回で欠席1回と換算します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業の進め方が早いとの意見と,遅いとの意見が毎年みられます。得意不得意があると思うので,授業外でも授業のことを復習できるような資料を配付して対応するようにしています。オンラインの場合は動画がメインになると思うので,その際の質問や課題の提出など混乱が生じないように使用するシステムをできるだけ統一します。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特に必要ないはずですが,USBメモリはよく使用されているようです。Googleドライブなどについても知っておくと良いでしょう。
【オンラインで実施される場合】
自宅PCがどのような環境なのか,特にトラブルが起きたときなどに,その詳細を把握するのに必要となります。そのため,自分自身で把握するようにしてほしいと思います。卒業論文に関わる研究などで本科目を通して学んだことを活かしたい場合には,USBなどに保存しておくと便利かもしれません。
その他の重要事項Others
教室の関係で定員があります。万が一履修希望者が定員を超えた場合は,初回の授業に参加した方を優先します。それでも定員を超える場合は抽選を行います。
欠席や遅刻については上述の通りですが,病気の場合や公共の交通機関のトラブルに関しては,ある程度の配慮はするつもりです。社会人への予行演習として,(1) 病気の場合は専門家(医者など)の発行する日付入りの診断書や処方箋,(2) 交通機関のトラブルの場合は該当機関の発行する日付入りの証明書をもってきてください。コピーでも構いません。