文学部Faculty of Letters
PSY200BG（心理学 / Psychology 200）対人認知論Person Perception
越智 啓太Keita OCHI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | A3671 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 月4/Mon.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリーCategory | 心理学科 |
| 他学科公開科目 | |
| クラスGroup | |
| 昼夜表記Day or Night |
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Outline (in English)
【Course outline】
In this class, we will explain various social psychological problems such as interpersonal recognition, interpersonal attraction, relationships, aggression, emotions, and personality.
I will explain concrete examples of how to use various materials (movies, novels, music, sports, newspapers, human observation) in addition to the usual psychological methods.
Based on the lecture, each student researches the literature and practices presentation.
【到達目標（Learning Objectives）】
(1) You will be able to research previous research in the fields you are interested in.
(2) Learn the methodology of conducting psychological research from various materials such as movies, novels, sports, manga, games, and music, as well as experiments and questionnaires.
(3) Make a story of previous research so that it can be presented.
(4) Improve your presentation skills.
【Learning activities outside of classroom】
Each lesson requires 2 hours of preparation and 2 hours of review.
【Grading Criteria /Policy】
Your overall grade in the class will be decided based on the following
Report (75%) + class contribution (25%)
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
この授業では、対人認知、対人魅力、人間関係、攻撃、感情、人格、性格などさまざまな社会心理学上の問題（それ以外でも可）について、いろいろな素材（映画、小説、音楽、スポーツ、新聞、人間観察）をどのように利用して研究を行っていけば良いのかについて具体例を解説しつつ、各自が文献をリサーチして、ストーリーを作成し、プレゼンテーションする練習を行う。取り上げるのは、各自が「面白い」と思った心理学研究である。卒論ネタの供給源だけでなく、素朴な疑問をいかに心理学的研究に昇華させていくかについて実践的にトレーニングする。
到達目標Goal
（1）自分が興味を持った分野について、先行研究をリサーチすることができるようになる。
（2）実験や質問紙だけでなく、映画、小説、スポーツ、マンガ、ゲーム、音楽などさまざまな素材から心理学研究を行っていく方法論を学習する。
（3）先行研究をストーリー化して、プレゼンテーションできるようにする。
（4）プレゼンテーション技術を磨く。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
はじめの数回はレクチャーで、文献収集方法、プレゼンテーションの手法、論文読解のコツ、研究をビジュアル化するコツ、統計的分析などについて説明する。その後は、毎回、興味深い研究テーマやその方法論（ほかの授業ではなかなか習わないようなもの）について解説し、それと同時に、各自の研究テーマについて、発表しつつ、みなでディスカッションする。その後、各自で面白そうな実験プランを考え、小レポートを提出する。発表やプレゼンテーションを必須とするので、毎回2時間以上の準備と復習が必要である。リアクションペーパーはHoppiiの掲示板に書き込む。毎回、それについて授業で解説するか、掲示板内で補足する。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]：オリエンテーション
授業の進め刀についての説明など
第2回[対面/face to face]：文献収集方法と整理方法
自分の興味にあった文献を収集するための方法、コツ、文献を整理するコツなどを説明する
第3回[対面/face to face]：データ分析のその解読法、プレゼンテーションの基礎
文献のデータ分析をどのように解読するか、その落とし穴、わからない分析があった場合どうするか、統計技法の復習（わかりやすくやります）など、プレゼンの鉄則、ビジュアライゼーション技術など
第4回[対面/face to face]：キスするときにどっちに頭を傾けるか問題とプレゼンテーション実習
キスするときにどっちに頭を傾けるか問題についての研究を例にして、人間行動の観察実験研究のリサーチとプレゼンスキルを学習する。
第5回[対面/face to face]：キリストはなぜ右側を向いて磔にされるのか問題とプレゼンテーション実習
キリストはなぜ右側を向いて磔にされるのか問題についての研究を例にして、絵画などの資料を材料としたリサーチとプレゼンスキルを学習する。
第6回[対面/face to face]：アナキン・スカイウォーカーは境界性人格障害の可能性がある問題とプレゼンテーション実習
映画、小説などを分析対象にした研究にを例にして、リサーチとプレゼンスキルを学習する。
第7回[対面/face to face]：暑い日はプロ野球でデットボールが増える問題とプレゼンテーションの実習
スポーツなどの資料や新聞記事などを対象にした研究を例にして、リサーチとプレゼンスキルを学習する。
第8回[対面/face to face]：スポーツにおけるホットハンド現象とホームアドバンテージ問題とプレゼンテーション実習
スポーツなどの資料や新聞記事などを対象にした研究を例にして、リサーチとプレゼンスキルを学習する
第9回[対面/face to face]：飼い犬と飼い主は似ている問題とプレゼンテーションの実習
野外観察やそれからヒントを得た実験研究を例にしてリサーチとプレゼンスキルを学習する
第10回[対面/face to face]：スラッシャー映画ではセックスすると死ぬ問題とプレゼンテーションの実習
映画、小説などを分析対象にした研究にを例にして、リサーチとプレゼンスキルを学習する。
第11回[対面/face to face]：イニシャルAの学生は成績が良いか問題とプレゼンテーションの実習
ネームレター効果と名前をめぐる研究を例にしてリサーチとプレゼンスキルを学習する。
第12回[対面/face to face]：不況になるとヒットチャートに怒りの歌詞が増える問題とプレゼンテーションの実習
音楽、歌詞、コマーシャル、アイドルなどをめぐる研究を例としてリサーチとプレゼンスキルを学習する。
第13回[対面/face to face]：マックのラベルがついているとおいしく感じる問題とプレゼンテーションの実習
いわゆる感覚マーケティング、ブランド認知、味覚などに関する実験的研究について例としてリサーチとプレゼンスキルを学習する。
第14回[対面/face to face]：マーラーを聴くと坂道が急に見える問題とプレゼンテーションの実習
身体化認知に関する実験的研究についての研究を例としてリサーチスキルとプレゼンテーションスキルを学習する。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎回、各自、実験アイディアを考えて簡単なレポートを作成してもらうほか、プレゼンテーションも行うので、その準備が必要となる。本授業の準備時間は毎回2時間以上になる。
テキスト（教科書）Textbooks
越智啓太(2021). すばらしきアカデミックワールド 北大路書房
参考書References
授業内で解説する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
毎回提出するレポート（75％）＋授業内でのプレゼンテーションと授業参加、リアクションペーパー（掲示板に提出）（25％）
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
昨年度と内容が大きく異なるためにありません。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
可能なら自分のPCかタブレット
その他の重要事項Others
この授業はゼミ的な授業となる予定なので、参加意欲がある方を希望します。
心理学科に入ったけどいまいち興味がわかない人や何を卒論でやっていいのか見当もつかない人にも向いています。
こんなことも心理学で研究できるのだ！という驚きを提供します。