文学部Faculty of Letters
PSY300BG(心理学 / Psychology 300)研究法Ⅱ(4)Research Practicum II (4)
福田 由紀Yuki FUKUDA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | A3654 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水2/Wed.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 3~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 心理学科 |
他学科公開科目 | |
クラスGroup | |
昼夜表記Day or Night |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Course outline:The purpose of this course is to learn how to summarize psychological research.
Learning Objectives:By the end of the course, students should be able to do the following:
-A. make a paper of one’s research
-B. present it effectively
Learning activities outside of classroom:Before/after each class meeting, students will be expected to have completed the required assignments. Your study time will be four hours for a class.
Grading Criteria:Your overall grade in the class will be determined based on the following: presentation: 40%, comment for the presentation of other people:20%, in-class contribution: 40%.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この授業では、演習Ⅰ,演習Ⅱと研究法Ⅰで習得したことをふまえて、実際に実験・調査したことを学術論文の形にまとめて,効果的に発表することが目標です。自分の興味にあったテーマの研究を公刊できる形にまとめていきましょう。
到達目標Goal
*3年生:自分の関心ある研究テーマに対し,心理学研究の計画を作り上げる。これにより,自分自身で問題を発見し,それを解決できるようになる。そして,4年生の発表に対して積極的に聴くことにより,分析技能や考察する力が身につく。
*4年生:春学期で蓄えた知見や技能を用いて,適切な分析や考察を行い,発表する。これにより,高い分析技能や論理的に考察する力が身につく。また,ピアに発表することにより,自分の状態を客観的に評価するスキルも身につく。
*共通の目標:論文として的確な文章を書ける。また,授業中,みんなの前で発表したり,それに対してクリティカルな意見を発言したり,他者が書いてきた文書をピアレビューしたりする。その結果,他者の仕事(発表・文書)に対して,建設的なアドバイスができるようになる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
3年生と4年生による協同学習を目指した合同授業です。3年生は卒論を見据えた研究について発表を行います。4年生は個人の研究を個別に発表したり,それぞれが書いた文書を推敲したりする方式が中心となります。その際,他の人の発表や抱えている問題点を自分自身の問題として受けとめる姿勢を持って下さい。具体的には,発表者が抱えている問題のうち自分にも当てはまることがないだろうかかという態度で注意深く聞き,分からないことの質問や発表者の発表内容に対するコメントを積極的に行ってください。特に,発表の仕方,論文の書き方などは全員に共通する課題なので,お互いの発表・発言を生かしてよりよいものを作り上げる努力をしてください。
また,Hoppiiを通じて,授業の前に提出した事前課題に関しては,授業中に,全体に対してフィードバックを行います。
さらに,COVID-19感染症蔓延状況に応じて,オンライン授業に変更される回もありますので,Hoppiiからのお知らせに注意して下さい。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:オリエンテーション・文章力1アップ
授業の進め方とアジェンダの確認。各自の進捗状況の報告。
第2回[対面/face to face]:研究力1・文章力2アップ
方法のピアレビュー。
文章力アップ7のピアレビュー。
第3回[対面/face to face]:発表スキル1アップ
3年生:4年生へアドバイス。
4年生:結果・考察の発表1。
第4回[対面/face to face]:発表スキル2アップ
3年生:4年生へアドバイス。
4年生:結果・考察の発表2。
第5回[対面/face to face]:研究力2・発表スキル3アップ
3年生:関連論文の発表1。
4年生:3年生へのアドバイス。Touch & Go!
第6回[対面/face to face]:研究力3・発表スキル4アップ
3年生:関連論文の発表1。
4年生:3年生へのアドバイス。
共通:文章力アップ8のピアレビュー
第7回[対面/face to face]:研究力4・発表スキル5アップ
3年生:プレ論文の結果・考察の発表1。
4年生:3年生へのアドバイス。Touch & Go!
第8回[対面/face to face]:研究力5・発表スキル6・文章力3アップ
3年生:プレ論文の結果・考察の発表2。
4年生:3年生へのアドバイス。
共通:結果のピアレビュー。
第9回[対面/face to face]:研究力6・文章力4アップ
修正された結果と考察のピアレビュー。
Touch & Go!
第10回[対面/face to face]:研究力7・文章力5アップ
引用文献・図表・要旨のピアレビュー。
第11回[対面/face to face]:文章力6・発表スキル7アップ
共通:論文の仮提出。
文章力アップ9のピアレビュー。
効果的な発表のコツの講習会
第12回[対面/face to face]:発表スキルアップ8
3年生:卒論構想発表1
4年生:発表予行練習1
第13回[対面/face to face]:発表スキルアップ9
3年生:卒論構想発表2
4年生:発表予行練習2
第14回[対面/face to face]:発表スキルアップ10とまとめ
3年生:卒論構想発表3
共通:Touch & Go! 授業のまとめ
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎回,発表や作業があります。授業計画に沿って,事前の課題を行い,自分の発表の準備と他人の発表資料を予習し,コメントを考えてくる。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
特に指定しません。
参考書References
適宜,授業時に紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
自分が発表するのは当然ですが、毎回授業に参加し発表者に対してコメントすることも重視します。評価は発表40%とコメント20%,事前の課題提出40%によって決められます。発表は,わかりやすく的確に説明することが求められます。また,コメントは発表者に資するような建設的な意見を述べることが求められます。演習なので必ず出席してください。特に、自分の発表時に絶対に!欠席しないこと。どうしても欠席する場合には、事前に福田に連絡して下さい。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
卒論,プレ卒論の作成,お疲れ様でした。発表の回数が多くて,慣れた・好きになった等のコメントが多かったです。人前で話すことは慣れが重要ですね。また,質問に対して親身に相談にのってくださったのが良かった,とも。はい,なるべく早く簡潔にわかりやすく回答しようと努力しています。今後も続けていきますね。そして,質問がなければ,そのやり取りは存在しません。どんどん,質問してね。院生さんとの交流もあったようで,何よりです。
その他の重要事項Others
授業の運営方針や発表順の決定などをしますので、受講者は初回の授業に必ず出席してください。実験・調査の内容は福田の守備範囲である言語心理学や教育心理学関係だとより詳細な指導が受けられると思います。また,この科目は本年度より3年次生と4年次生の合同授業となります。重複履修を原則としていますので,3年次と4年次には同じ教員の研究法Ⅰ・Ⅱを受講してください。