文学部Faculty of Letters
CHM900BF（その他の化学 / Chemistry 900）化学実験Ⅰ(コンピュータ活用含)Practice of Chemistry
向井 知大Tomohiro MUKAI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | A3522 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 金2/Fri.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 1 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリーCategory | 地理学科 |
| 他学科公開科目 | |
| クラスGroup | |
| 昼夜表記Day or Night |
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Outline (in English)
This course introduces chemical equipment, solution preparation and experimental procedure.
The goal of the course is to enhance the development of students' skill in carrying out a chemical experiment.
Your required study time is at least one hour for each class meeting.
Your overall grade in the class will be decided based on the test reports.(100%)
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
基本的な化学実験について、自らが器具を整備し、溶液を調整し、実験手順を組み立てられるよう必要な基礎を実習を通じて学ぶ。
到達目標Goal
実験器具や薬品の扱い方などの操作について習得するとともに、その実験の考え方や組み立て方など、その背景にある化学の基礎を学びます。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
対面形式で開講します。実験に関する基礎、並びに背景を講義した後、実験を行なうという形で進めていきます。コンピューターを用いた化学実験データの処理の方法などをもとにその活用法についても実習します。
実験レポートのフィードバックは授業内に行います。レポートを一旦返却し、見直しと修正の回を設けています(第11回)。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]：ガイダンス
授業内容と予習内容についての説明。
第2回[対面/face to face]：炎色反応
炎色反応のための溶液の調製と炎色スペクトル観察。
第3回[対面/face to face]：秤量と測容
質量と体積の測定における器具の選定や大気圧、温度の影響について。
第4回[対面/face to face]：測容器の精度
いくつかの測容器の精度を、純水を使って求める。
第5回[対面/face to face]：溶液の濃度
様々な濃度の計算方法と、その換算方法について。
第6回[対面/face to face]：溶液の調製
中和滴定で使用する酸、塩基水溶液の調製。
第7回[対面/face to face]：酸と塩基
酸と塩基の定義の種類、pHについての講義。
第8回[対面/face to face]：中和滴定実験1
シュウ酸水溶液を用いて、各種塩基性水溶液の濃度を求める。
第9回[対面/face to face]：pH変化のシミュレーション
中和滴定におけるpH変化をExcelで計算する。
第10回[対面/face to face]：中和滴定実験2
pHメーターを用いた、滴下量とpH変化の関係。
第11回[対面/face to face]：実験レポートの点検
これまでの実験レポートの見直し。
第12回[対面/face to face]：金属イオンの沈殿生成
金属イオンと薬品の反応による色変化や沈殿生成。
第13回[対面/face to face]：金属イオンの系統分析１
金属イオンの分属と分離について。
第14回[対面/face to face]：金属イオンの系統分析２
未知試料に含まれる金属イオンの分析。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業に関係する項目を高校の化学の教科書、参考書など事前に毎回読んでおく事。実験終了後は行なった実験について、高校や中学で生徒に行わせるとした場合の実験内容に吟味しなおし、注意点等を実験結果とともに考察すること。本授業の準備学習・復習時間は、合わせて1時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
実験にあたってはプリントを配布します。
参考書References
随時、授業内で紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
試験は行いませんが、全ての実験でレポートを提出してもらいます。そのレポートの内容で評価します。成績評価: レポート100%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
高校において化学を未履修の学生には授業内容が難しく、ついてくるのは大変であるとの認識を持っています。できるだけ基礎的な部分からの解説を行ない、一人一人に確認しながら、説明を行なうようにしています。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
pH変化のシミュレーションを行うときにPCを使います。
その他の重要事項Others
この授業は、第一部文学部地理学科に所属し、理科教職課程を受講していない学生は履修できません。