文学部Faculty of Letters
HIS300BE（史学 / History 300）東洋史外書講読ⅡForeign texts on East Asian History II
宇佐美 久美子Kumiko USAMI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | A3140 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 金5/Fri.5 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリーCategory | 史学科 |
| 他学科公開科目 | |
| クラスGroup | |
| 昼夜表記Day or Night |
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Outline (in English)
The students are required to read an English thesis dealing the historical development of community networks and the maritime trade activities in the western part of the Indian Ocean.
They are provided the opportunity to speculate historiography,
especially on the historical studies of the immigrant communities or 'slavery/ slave trade' in various areas.
At the end of the course, students are expected to read the English thesis from the perspective of historians, examining its context carefully.
Before each class meeting, students will be expected to have read the relevant paragraphs from the text. Your study time will be about four hours for a class.
Final grade will be calculated according to the following process: Term-end examination(20%) and in-class contribution(80%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
インド洋西海域における移民史研究に関する英語文献を輪読していく。
さらに移民史研究について、その方法論や研究史を含めた概略を学ぶ。
到達目標Goal
英語で書かれた論文を読むスキルを身につける。
単に英語を日本語に置き換えるのではなく、論理の展開に注目して適切な訳語・訳文を選択できるようになる。
特に、研究史をふまえて「定訳」を確認する習慣を身に付ける。
移民史研究についての基礎知識を獲得する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
対面授業形式で、インド洋西海域における移民史に関する英語文献（研究論文または史料）を講読する。
毎回、発表担当者が提出した訳文をもとに質疑応答を行い、全受講生の提案をふまえて訳文を推敲する。
さらに、リアクションペーパー等のコメントを次回授業内で紹介し全受講生へのフィードバックを行う。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：テキスト紹介
テキスト配布など
第2回[対面/face to face]：英文論文読解の基本事項の説明
テキスト講読
第3回[対面/face to face]：インド洋西海域史研究の概略
テキスト講読
第4回[対面/face to face]：移民史研究の概略
テキスト講読
第5回[対面/face to face]：インド洋の自然環境と航海技術
テキスト講読
第6回[対面/face to face]：14世紀までのインド洋西海域の移民史
テキスト講読
第7回[対面/face to face]：15～16世紀のインド洋西海域の移民史
テキスト講読
第8回[対面/face to face]：17～18世紀のインド洋西海域の移民史
テキスト講読
第9回[対面/face to face]：19世紀のインド洋西海域の移民史(1)
テキスト講読
第10回[対面/face to face]：19世紀のインド洋西海域の移民史(2)
テキスト講読
第11回[対面/face to face]：19世紀のインド洋西海域の移民史(3)
テキスト講読
第12回[対面/face to face]：20世紀のインド洋西海域の移民史(1)
テキスト講読
第13回[対面/face to face]：20世紀のインド洋西海域の移民史(2)
テキスト講読
第14回[対面/face to face]：20世紀のインド洋西海域の移民史(3)／小テスト
テキスト講読／小テスト
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備・復習時間は、各４時間を標準とする。
進度に合わせ、毎回予習として担当箇所以外も英文テキストを読む。
固有名詞、歴史用語などについて不明点があれば調べておく。
和訳担当者は担当箇所の訳文を授業時に配布し、他の受講者が検討できるようにする。
復習時には頻出用語の定訳をリストアップするとともに、キーセンテンスを辿って著者の論考の流れを確認しておく。
テキスト（教科書）Textbooks
教科書は第1回の授業で決定し配布する。
参考書References
家島彦一『海域から見た歴史―インド洋と地中海を結ぶ交流史』名古屋大学出版会2006年
古賀正則・内藤雅雄・浜口恒夫編『インド人移民社会の研究』東大出版会2000年
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点(80％)と最終講義における小テスト(20％)を総合して成績を決定する。
平常点については、テキストを読み取る上での重要な論点を提起し、その背景を詳しく調べるなど、論議を深めようという意欲を高く評価する。
小テストでは、授業での論議や検討をふまえ、論理の展開に注目して適切な訳語を選択する力、段落のキーセンテンスの正確な解釈力を評価する。
単に英語の能力だけで評価するわけではない点を十分に留意してもらいたい。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
「英語の論文を初めて読んだので難しかったが、勉強になった。」という意見を参考に、さらに丁寧に授業を進めていきたい。
その他の重要事項Others
第1回の授業でテキストを配布し、輪読の分担を決めるため、必ず出席すること。
難易度や進度について要望がある者は、必ずその場で意見を述べてもらいたい。
教員との連絡用メールアドレスは下記のとおり。
kumiko.usami.c4@hosei.ac.jp