文学部Faculty of Letters
LIN200BD(言語学 / Linguistics 200)英語の文法力ⅠEnglish Grammar Ⅰ
椎名 美智Michi SHIINA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | A2977 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 月3/Mon.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 英文学科 |
他学科公開科目 | |
クラスGroup | |
昼夜表記Day or Night |
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Outline (in English)
The purpose of this course is to acquire grammatical competence in English. The course will consist of lecture and discussion. Reading and writing tasks are required.
The goal of this class is to be able to think in English.
Students need to read and review the chapter before and after the class.
The grading includes the term paper or term end exam (80%) and presentation (20%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語・英語併用 / Japanese & English
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
大学生に必要な英語力の基礎となるのが、英文法の基礎知識と応用力ですので、本授業は、高校までの英文法の知識を復習しつつ、これまで学んできた事柄を項目横断的に総括することによって、実際の英語でのコミュニケーション力、プレゼンテーション力をアップさせることを目的にしています。
到達目標Goal
英語を話すときに必要な構文やフレーズが、実際のコミュニケーションで自然に使えるようになります。役にたつ英語の構文を理解し、必要なフレーズを暗記し、応用することによって、自然に自分の言いたいことが、適切な構文と語彙を使って言えるように、書けるようになります。また、PPTを使って、英語でプレゼンテーションができるようになる勉強もします。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語・英語併用 / Japanese & English
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業形態は、事前にHOPPIIで連絡します。
それまでに生協などで、教科書を手に入れておいてください。
テキストを中心に、予習、復習、課題など、演習方式で授業を進めていきます。学生によるプレゼンテーションも行います。少人数での演習タイプの授業を行う予定なので、履修希望者が多い場合は、小テストによる選抜を行います。よって、履修希望者は必ず初回の授業に出席してください。
毎時間リアクションペーパーを提出してもらいます。授業の初めに、提出されたリアクションペーパーからいくつか取り上げて、全体に対してフィードバックを行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[未定/undecided]:オリエンテーション
研究領域の概説と春学期の授業の進め方や履修条件について説明します。
第2回[未定/undecided]:第0章:英文法の型について
0-1:英文法は空手の型のようなもの。
0-2:用語に惑わされず、英語そのものをかぶること。
学生のプレゼンテーション、英語の考え方について考える。
第3回[未定/undecided]:第0章:英文法の型について
0-3:翻訳は、魔法のように出来上がる。
0-4:分は入れ子構造をしている。
0-5;「寄せ集める:と「組み上げる」は同じではない。
学生のプレゼンテーション、英語の構造について考える。
第4回[未定/undecided]:第1章:英語文は真実を綴るので、その窮屈さから逃げる方法がいろいろ用意されていること。
1-1:英語のYesは「はい」ではない。
1-2:英語がガツンと否定する。
学生のプレゼンテーション、否定について考える。
第5回[未定/undecided]:第1章:英語文は真実を綴るので、その窮屈さから逃げる方法がいろいろ用意されていること。
1-3:英語の記述は命題に収まろうとする。
1-4:事実でない想いは、直説法では語らない。
学生のプレゼンテーション、仮定法について考える。
第6回[未定/undecided]:第1章:英語文は真実を綴るので、その窮屈さから逃げる方法がいろいろ用意されていること。
1-5:助動詞は現実の不確かさに文を合わせる。
1-6:willは現在形である。
1-7:なぜwillが未来形に抜擢されたか。
学生のプレゼンテーション、助動詞について考える。
第7回[未定/undecided]:第1章:英語文は真実を綴るので、その窮屈さから逃げる方法がいろいろ用意されていること。
1-8:would, could, might, shouldは人を好む。
1-9:後悔とは、済んだことを仮想法で思うこと。
1-10:Doは事実をたたき込む。
学生のプレゼンテーション、助動詞(過去形)の意味について考える。
第8回[未定/undecided]:第2章:英語は日本語とまるで違った相貌をしていること
2-1:英語文は日本語文と作りが違う
2-2:日本語に「人称代名詞」はない。
学生のプレゼンテーション、日本語と英語の呼称について考える。
第9回[未定/undecided]:第2章:英語は日本語とまるで違った相貌をしていること
2-3:SVOは強い力でつながれている。
2-4:英語文は構造に収まりたがる。
2-5:日本語は、背骨を持つ代わりに根を下ろす。
学生のプレゼンテーション、文型について考える。
第10回[未定/undecided]:第2章:英語は日本語とまるで違った相貌をしていること
2-6:「ここはどこ?」は英語にならない。
2-7:英語のような日本語も、結局英語に似ていない。
2-8:日本語には〈内なるワタシ〉がいる。
学生のプレゼンテーション、文の構造について考える。
第11回[未定/undecided]:第2章:英語は日本語とまるで違った相貌をしていること
2-9:英語空間は記号を動かすゲームのようだ。
2-10:SVOのどこに来るかで品詞がきまる。
学生のプレゼンテーション、品詞について考える。
第12回[未定/undecided]:第3章:5つの文型の背後に、2種類の結合が見えること
3-1:自動詞も、他動詞も負けず文を伸ばす。
3-2WhereとWhatに負けず文を伸ばす。
3-3:分は補語だけで自立する。
学生のプレゼンテーション、疑問詞について考える。
第13回[未定/undecided]:第3章:5つの文型の背後に、2種類の結合が見えること。
3-4:am/are/isはbeとは違う。
3-5:beの領分とdoの領分がある。
3-6:「英語の5文型」を疑う。
学生のプレゼンテーション、be動詞について考える。
第14回[未定/undecided]:第3章:5つの文型の背後に、2種類の結合が見えること
3-7:SVOとCは協調しつつせめぎ合う。
3-8:日本語は、構文の校則がとても弱い。
3-9:英語は屈折をやめて背骨を強くした。
3-10:{主語付きの出来事}もOにする。
学生のプレゼンテーション、英語の歴史を考える。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
履修する学生は、授業前にテキストの該当部分を予習した上で、授業に出席する必要があります。準備・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
佐藤良明『英文法を哲学する』(アルク)
参考書References
久野・高見(共著)『謎解き英文法』シリーズ(くろしお出版)を使います。
必要な場合は、項目、内容ごとに参考文献や資料、課題などを配布します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
学期末レポート80%、課題20%で評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
毎回、授業の後に質疑応答の時間を設けて、理解度をチェックしながら、進めていきます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
課題はHOPPIIの課題として添付ファイルで提出してもらいます。
その他の重要事項Others
・今後の英語力向上の基礎となるよう、できれば春・秋セメスターと、連続して履修してください。
・オフィスアワーについては、授業で詳しく説明します。時間がある場合は、授業前後にもコンサルテーションに応じます。