人間社会研究科Graduate School of Social Well-being Studies
PSY600J2（心理学 / Psychology 600）論文研究指導Master's Thesis Research
小野 純平Junpei ONO
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間社会研究科Graduate School of Social Well-being Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | S1101 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 年間授業/Yearly |
| 曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 1・2 |
| 単位数Credit(s) | 4 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory |
臨床心理学専攻 研究指導科目 |
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Outline (in English)
The purpose of the master’s thesis is to help develop students’ research and scholarship skills. These skills include concise, focused conceptualization and writing. In addition to acquiring highly specialized knowledge in the field, students will be able to acquire basic skills for writing papers. Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content. Grading will be decided based on master’s thesis(80％), and research initiatives(20％).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
臨床心理学的援助を基盤として、修士論文に向けて問題意識の明確化を行い、必要な調査・分析の後、文章を完成します。
到達目標Goal
当該領域のける専門性の高い知識を獲得し、あわせて論文作成の基本的なスキルを身につけることができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP3」と「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
修士論文の作成に向けて、国内外の文献の読み込み、テーマの決定、調査・実施方法の検討、論文の執筆などについて、きめ細かな個人指導を行います。なお、課題等の提出・フィードバックは「学習支援システム」を通じて行う予定です。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：イントロダクション
修士論文作成の過程について
第2回[対面/face to face]：文献収集の技法
国内文献収集技法
第3回[対面/face to face]：文献収集の技法
海外文献収集技法
第4回[対面/face to face]：テーマ決定に関する国内外の文献の読み込み
収集した文献から当該分野の研究動向を明らかにする
第5回[対面/face to face]：テーマ決定に関する国内外の文献の読み込み
収集した文献から当該分野における課題を明らかにする
第6回[対面/face to face]：テーマ決定
問題の所在から目的を絞り込む
第7回[対面/face to face]：研究方法の検討①
質問紙調査法、実験法インタビュー法などの検討
第8回[対面/face to face]：研究方法の検討②
質問紙調査法、実験法インタビュー法などの追加と修正
第9回[対面/face to face]：研究方法の検討③
質問紙調査法、実験法インタビュー法などの精査
第10回[対面/face to face]：分析法の検討①
分析方法の方針の検討
第11回[対面/face to face]：分析法の検討②
分析に使用する統計法の検討
第12回[対面/face to face]：分析法の検討③
分析方法についての精査
第13回[対面/face to face]：調査等の実施の報告①
調査等の実施に関する第１次報告
第14回[対面/face to face]：調査等の実施の報告②
調査等の実施に関する修正の可否の検討
第15回[対面/face to face]：調査等の実施の報告③
調査等の実施に関する最終報告
第16回[対面/face to face]：中間報告①
論文執筆スケジュールの検討
第17回[対面/face to face]：中間報告②
分析の進捗状況の報告
第18回[対面/face to face]：中間報告③
分析法の精査
第19回[対面/face to face]：中間報告④
統計当の分析方針の決定
第20回[対面/face to face]：論文執筆指導①
結果の記述の方針
第21回[対面/face to face]：論文執筆指導②
結果の記述の第１次報告
第22回[対面/face to face]：論文執筆指導③
結果の記述の追加報告
第23回[対面/face to face]：論文執筆指導④
結果の記述の精査
第24回[対面/face to face]：論文執筆指導⑤
考察方針の決定
第25回[対面/face to face]：論文執筆指導⑥
結果から考察への流れの精査
第26回[対面/face to face]：論文執筆指導⑦
考察の最終検討
第27回[対面/face to face]：論文執筆指導⑧
全体の流れの精査
第28回[対面/face to face]：まとめ
最終精査と論文提出
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
修士論文は、文献の精査から問題の洗い出し、調査・実験方法の決定など、主体的な取り組みが必要となります。論文指導日までに、現在の進捗状況について簡潔に説明できるよう、入念な準備が必要となります。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
指定テキストはありませんが、参考文献を適宜お知らせします。
参考書References
参考文献を適宜お知らせします。
成績評価の方法と基準Grading criteria
修士論文指導（80％）
研究への積極的な取り組み（20％）
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
個別指導の時間をより多くとる。
担当教員の専門分野等
＜専門領域＞ 臨床心理学、臨床心理査定
＜研究テーマ＞ 虐待とその支援、発達障害とその支援
＜主要研究業績＞
[著書]
『精神・心理機能評価ハンドブック』（中山書店、2015年6月）
『エッセンシャルズ KABC-Ⅱによる心理アセスメントの要点』（丸善出版、2014年8月）
『発達と臨床の心理学』（ナカニシヤ出版、2012年4月）
『臨床心理学30章』（日本文化化学社、2006年6月）
[論文]
『新しい検査KABC-ⅡとCHC理論に基づくクロスバッテリーアセスメント（XBA）の展開』（日本学校心理士会年報7巻1号、2015年4月）
『発達障害と愛着障害の理解と支援―事例を通して―』（至誠学園紀要5巻、2012年5月）
『被虐待児の認知特性と学習の遅れ』（LD研究21巻2号、2012年5月）