経済学部Faculty of Economics
BSP100CA(初年次教育、学部導入教育及びリテラシー教育 / Basic study practice 100)入門ゼミB(経済学科)Freshman Seminar B
長原 豊Yutaka NAGAHARA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | K1098 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 1 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(2015年度以前入学生) | |
カテゴリー(2016年度以降入学生) | 基礎教育科目 |
カテゴリーCategory |
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Outline (in English)
This class aims at accumulating the very basic ability to study economics at university. Concretely:
(1) to search and collect necessary materials;
(2) to learn how to "read" the materials;
(3) to train how to make reports;
(4) to present what should be presented in public:
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
大学での勉学・研究を継続するための基礎能力を養う。具体的には、 以下。
(1) 文献・史(資)料などの検索と収集
(2) 収集文献の系統的な読解
(3) (2)をより焦点を絞った「レポート」として作成するスキルの養成
(4) (3)をプレゼンテーションするスタイルの確立
* 本授業は春学期と秋学期(A/B)をもって完結するように構成されている。
到達目標Goal
(1) 必要な文献・史(資)料を自立して選択し、他者の見解を批判的に受け容れ、みずからの知識として蓄積することができるようになることを目標とする。
(2) 収集したさまざまな情報を論理的に組み立て整理し、報告することができるようになることを目標とする。
(3) また(1)および(2)にもとづいて、有効かつ円滑なプレゼンテーションを行えるようになることを目標とする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP5」「DP9」「DP10」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
(1) 各自が夏休みの宿題として読んだ専門文献をレジュメやスライドを用いて報告することを反復するが、その際予め複数名指名されている報告者が、その過程で視点が異なれば複数の読解が可能であることを理解することができるよう、授業を組織する。
(2) (1)に対する教員および他のゼミ生(複数名)からの短いながらも批判的なコメントを他者への「リアクション・ペーパー」として毎回作り上げてゆく(コメンテイターは予め指名)。
(3) 報告者のレジュメ作成のためのノートとコメンテイターの批判の根拠となるノートをいわゆる学習支援システムHoppii(あるいは入門ゼミ専用アドレス)を通じて提出する。
(4) 提出された(3)の「リアクション・ペーパー」のなかで有益なコメントについては、次回の講義冒頭でフィードバックし、論点を共有する。
(5) (1)から(4)の反復によって、段階的に【達成目標】の高度化を図る。
(6) 最終授業では、(1)から(5)で蓄積されたさまざまな論点をゼミ生全員で講評的に総括し、下記の【成績評価と基準】の欄で指示するように各学期末で課す課題作成のための一助とする。
なお最後に、当入門ゼミは「入門」だからこそとてもタフです。よろしくお願いします。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:「夏休みの宿題」として選択した文献について
各ゼミ生が「夏休みの宿題」として選択した文献の報告と秋学期における報告順の計画
第2回[対面/face to face]:「夏休みの宿題」の報告(1)
ゼミ生が各自選択した文献についての報告(1):複数名
第3回[対面/face to face]:「夏休みの宿題」の報告(2)
ゼミ生が各自選択した文献についての報告(2):複数名
第4回[対面/face to face]:「夏休みの宿題」の報告(3)
ゼミ生が各自選択した文献についての報告(3):複数名
第5回[対面/face to face]:「夏休みの宿題」の報告(4)
ゼミ生が各自選択した文献についての報告(4):複数名
第6回[対面/face to face]:「夏休みの宿題」の報告(5)
ゼミ生が各自選択した文献についての報告(5):複数名
第7回[対面/face to face]:「夏休みの宿題」の報告(6)
ゼミ生が各自選択した文献についての報告(6):複数名
第8回[対面/face to face]:第2回から第7回での計6回の報告の論点集約作業(1)
各自が再度自分の問題意識を提起し合い、教員からのフィードバックをおこなう(1)
第9回[対面/face to face]:第2回から第7回での計6回の報告の論点集約作業(2)
各自が再度自分の問題意識を提起し合い、教員からのフィードバックをおこなう(2)
第10回[対面/face to face]:第2回から第7回での計6回の報告の論点集約作業(3)
各自が再度自分の問題意識を提起し合い、教員からのフィードバックをおこなう(3)
第11回[対面/face to face]:第8回から第10回で集約された論点の絞り込みと討議(1)
各自のテーマの絞り込みとアグレッシブな提起(1)
第12回[対面/face to face]:第8回から第10回で集約された論点の絞り込みと討議(2)
各自のテーマの絞り込みとアグレッシブな提起(2)
第13回[対面/face to face]:第8回から第10回で集約された論点の絞り込みと討議(3)
各自のテーマの絞り込みとアグレッシブな提起(3)
第14回[対面/face to face]:教員からの全体的講評
経済学部生の技法のまとめをし、全体の振り返りをする。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
自分の好きなもの、気になるもの、疑問に思うものについて、新聞、テレビ、インターネットなどの情報源から調べ、常にアンテナを張っておくようにする。大学設置基準に鑑みた場合、4時間以上が標準的な準備・復習時間である。
テキスト(教科書)Textbooks
各自が夏休みの宿題として選択した「文献」をゼミ全体のための教科書としてプレゼンするという形式をとる。
参考書References
それぞれの受講生の好奇心に即して、そのつど個別に、紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
発表の内容や授業中の質問・意見等の受講態度(50%)、学期末に提出を求める学期中に蓄積されたレポートとレジュメをまとめたレポート(50%)によって評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
受講生に芽生える「発言するという欲望」を解放できるような機会を最大限拡充すること。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
入門ゼミではPower PointやWordなどのソフトを用いた報告を原則としているので、スマホなどではなく、ノートパソコンあるいはタブレットが不可欠です。
その他の重要事項Others
ありません。
専門分野
日本経済史・経済理論
研究テーマ
経済史・経済史方法論・経済理論
主要業績
『天皇制国家と農民』日本経済評論社、1989年
『われら瑕疵ある者たち』青土社、2008年
『ヤサグレたちの街頭』航思社、2015年
『敗北と憶想』航思社、2019年