経済学部Faculty of Economics
BSP100CA（初年次教育、学部導入教育及びリテラシー教育 / Basic study practice 100）入門ゼミ（経済学科）Freshman Seminar
篠原 隆介、伊藤 健彦Ryusuke SHINOHARA, Takehiko ITO
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | K1015 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 年間授業/Yearly |
| 曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 1 |
| 単位数Credit(s) | 4 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー（2015年度以前入学生） | 基礎教育科目 |
| カテゴリー（2016年度以降入学生） | |
| カテゴリーCategory |
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Outline (in English)
<The spring term> This class is a seminar for first-year students, which aims for:
・Preparing for learning and research activities at Hosei University.
・Learning the basic concepts of economics and understanding what economics is.
・Learning how to search for materials, give presentations, and have discussions required for specialized seminars after the second year.
Grading will be based on the following: (1) ordinary points (60%) based on comments made in class, questions, and answers, etc., and (2) 40% based on the evaluation of the presentation (the structure of handouts, clarity of the presentation, etc.), for a total of 100%.
<The autumn term> The aims are as follows:
・Learning how to write and present an academic paper.
・Learning and practicing the statistical analysis.
・Conducting the group research.
<The grade for the academic year>
Grades for the spring and fall semesters will be evaluated using the above criteria, and these grades will be combined to determine the grade for the academic year.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
〈春学期〉
大学での学習活動、研究活動への準備を行う。経済学の基本概念を学習し、経済学がどのような学問であるかを理解する。2年次以降の専門ゼミナールで必要とされる資料検索、プレゼンテーションやディスカッションの方法について学習する。
〈秋学期〉
まず論文作成や研究発表の方法のおさらいを行う。その後、統計の知識を学び、データ分析を通して実践力を養う。さらに、グループ研究活動を通して研究の一連の流れを学ぶ。
到達目標Goal
〈春学期〉
経済学の基本的な考え方を理解する。現実に、経済学が、どのように応用されているのか、理解する。指定教科書の要約やレジュメ作成、グループによるプレゼンテーションを通して、人に物事を分かりやすく伝えるために、どのようなことを考慮に入れなければならないのか、理解する。
〈秋学期〉
論文作成や研究発表の基本的な方法を理解する。また、統計の知識とデータ分析を通して分析力を身につける。さらに、グループ研究活動を通して、研究テーマの設定・調査・分析・発表の一連の流れを経験し、研究の基本を身につける。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP5」「DP9」「DP10」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
〈春学期〉
教員による講義、学生によるプレゼンテーションを通して、入門ゼミを運営する。課題等のフィードバック(課題の解答解説等)は講義内で行う予定です。
〈秋学期〉
受講生は、テキストをあらかじめ予習しておく。授業内では、教員による講義、データ分析の実践、そしてグループ研究活動を行う。必要に応じて他の受講生や教員が課題に対してフィードバックを行う。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]：春のイントロダクション
講義の計画、内容、方法について概観する
2[対面/face to face]：研究活動のために必要なこと(1)
インタビューの仕方、模擬インタビュー
3[対面/face to face]：研究活動のために必要なこと(2)
要点をまとめる(新聞記事を読み要約を作る、プレゼンの際のレジュメの作り方)
4[対面/face to face]：研究活動のために必要なこと(3)
資料の収集と要約(要約訓練)
5[対面/face to face]：教科書の内容報告(1)『ミクロ経済学入門の入門』
学生によるプレゼン、質疑応答、ディスカッション
6[対面/face to face]：教科書の内容報告(2)『ミクロ経済学入門の入門』
同上
7[対面/face to face]：教科書の内容報告(3)『ミクロ経済学入門の入門』
同上
8[対面/face to face]：教科書の内容報告(4)『ミクロ経済学入門の入門』
同上
9[対面/face to face]：教科書の内容報告(5)『ミクロ経済学入門の入門』
同上
10[対面/face to face]：教科書の内容報告(6)『ミクロ経済学入門の入門』
同上
11[対面/face to face]：教科書の内容報告(7)『ミクロ経済学入門の入門』
同上
12[対面/face to face]：教科書の内容報告(8)『ミクロ経済学入門の入門』
同上
13[対面/face to face]：理解度試験
『ミクロ経済学入門の入門』の理解度クイズを行う
14[対面/face to face]：春学期総括
春学期の学習内容のおさらい。
15[対面/face to face]：授業の概要
春学期に学んだことを踏まえ、秋学期の授業の概要について説明する。
16[対面/face to face]：論文作成の方法
論文作成の方法についておさらいする。
17[対面/face to face]：研究発表の方法
研究発表の方法についておさらいする。
18[対面/face to face]：記述統計(1)
記述統計についての説明をする。
19[対面/face to face]：記述統計(2)
記述統計の実践を行う。
20[対面/face to face]：t検定(1)
t検定についての説明をする。
21[対面/face to face]：t検定(2)
t検定の実践を行う。
22[対面/face to face]：分散分析(1)
分散分析についての説明をする。
23[対面/face to face]：分散分析(2)
分散分析の実践を行う。
24[対面/face to face]：相関分析(1)
相関分析についての説明をする。
25[対面/face to face]：相関分析(2)
相関分析の実践を行う。
26[対面/face to face]：グループ研究(1)
グループで研究計画を立てる。
27[対面/face to face]：グループ研究(2)
グループで調査・分析をする。
28[対面/face to face]：研究発表とまとめ
グループの研究発表と相互講評を行う。合わせて全体の総括を行う。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
〈春学期〉
講義の予習をして、疑問を講義に持ってくること。学生による報告では、報告者は、教科書を読み、要約のプリントを作成して、報告の準備を行うこと。教科書を読むだけの報告は、認めない。報告者以外は、事前に予習をして、疑問質問を講義に持ってくること。
〈秋学期〉
テキストを予習して授業に出席すること。授業後にはデータ分析の実践を自分で行ってみること。また、授業外でもグループの人と積極的にコミュニケーションをとること。
本授業の準備・復習時間は合わせて1回あたり4時間を標準とする。
テキスト（教科書）Textbooks
〈春学期〉
坂井豊貴『ミクロ経済学入門の入門』岩波書店、2017年、ISBN: 978-4004316572
その他の文献については、その都度、指示する。
〈秋学期〉
小宮あすか・布井雅人 『Excelで今すぐはじめる心理統計 簡単ツールHADで基本を身につける』 講談社 2018年
参考書References
〈春学期〉
次の書籍は、授業内で参照する可能性があるので、適宜、図書館等で参照すること。
・天野明弘，太田勲, 野津隆志『スタディ・スキル入門―大学でしっかりと学ぶために』有斐閣、2008年、ISBN: 978-4641183667
〈秋学期〉
特になし。
成績評価の方法と基準Grading criteria
春学期と秋学期の成績を次の基準で評価し、これらを総合して年度の成績評価を行う。
〈春学期〉
授業中の発言や質疑応答等を考慮に入れた平常点(60点)、報告の評価点(レジュメ、報告の明瞭さなど総合的な判断)40点、計100点で評価する。
〈秋学期〉
授業中の発言や課題の平常点(70点)、グループ研究活動(研究テーマの設定・調査・分析・発表)の評価点(30点)、計100点で評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特に無し。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
〈春学期〉
プレゼンをする上で、パワーポイントなどのプレゼンソフトを用いても構いません。効率的かつ説得的に報告内容を伝えるために必要と思う機器を使用してください。法政大学学習支援ハンドブックは、いつでも参照できるようにすること。
〈秋学期〉
授業中、受講生はパソコンを使用する。各自がパソコンを持参するか、こちらで用意したパソコンを使用する。