法学部Faculty of Law
POL200AC(政治学 / Politics 200)政治構造論Ⅰ政治構造論Ⅰ
細井 保Tamotsu HOSOI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | A0896 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 金2/Fri.2 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
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Outline (in English)
Diese Vorlesung ist ein Versuch, um ein Überblick über die politischen Strukturen zu geben.
English Keyword: comparing political structures
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
政治構造をその認識のあり方の次元から考察する。
到達目標Goal
政治が人と人の関係でしかないにもかかわらず、これが実体化され、あたかも物理的にわたしたちの眼前に聳えるかのように認識されるのは何故なのかという疑問にせまる。
構造というと建築物の構造のように物理的な構築物をわたしたちは想起する。したがって政治構造とした場合は、こうした構築物のイメージを投影して人間の営みである政治を理解する。しかしながら実際におきていることは命令をしたり、それに従ったり、といった人間の行為である。こうした行為は個人によるものであったり、集団によるものであったりする。人々の行為がなければ政治はなりたたない。では政治構造についてのイメージは、まったくの虚像で意味のないものなのかというとそうとも言い切れない。イメージが人々の行為を規定するからである。人間集団をどのようにイメージするかによって人々の行動様式は異なってくるからである。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
こうした考察を以前は、一九世紀の新カント派、ヴィンデルバンド「歴史と自然科学」やリッケルト『文化科学と自然科学』あるいはディルタイ『精神科学における歴史的世界の構成』の議論に挑戦することによって試みた。一作年度は、プラトン『法律』、シュパン『真正国家論』、シュミット『大地のノモス』にしめされる秩序観を整理し、人と人の関係さらには政治的共同体を認識するそのあり方を考えた。
もっともこうした取り組みに毎回、十分に成功したとはいえないのが正直なところである。したがって今年度もまた再挑戦となる。再挑戦つきあっていただける学生の履修を歓迎します。また本授業計画は、あくまでもシラバス執筆時のものである。実際には、必ずしもこのように展開するとは限らない。年度初めの開講日に改めて授業計画を示す予定である。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:春学期はじめに
準備情報
第2回[対面/face to face]:プラトン
『法律』
第3回[対面/face to face]:プラトン
『法律』
第4回[対面/face to face]:プラトン
『法律』
第5回[対面/face to face]:プラトン
『法律』
第6回[対面/face to face]:シュパン
『真正国家論』
第7回[対面/face to face]:シュパン
『真正国家論』
第8回[対面/face to face]:シュパン
『真正国家論』
第9回[対面/face to face]:シュパン
『真正国家論』
第10回[対面/face to face]:シュミット
『大地のノモス』
第11回[対面/face to face]:シュミット
『大地のノモス』
第12回[対面/face to face]:シュミット
『大地のノモス』
第13回[対面/face to face]:シュミット
『大地のノモス』
第14回[対面/face to face]:春学期結び
春学期結び
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
講義内容を毎回まとめることが出来るように復習を心がけてください。
テキスト(教科書)Textbooks
特定のテキストは使用しない予定です。
参考書References
参考文献は逐次、講義内であげてゆきます。
成績評価の方法と基準Grading criteria
評価は平常点と期末試験で行う。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし。
その他の重要事項Others
基礎科目の政治学や哲学の知識を前提とした講義をする予定です。したがって受講者は、2年次以上で、基礎科目の政治学や哲学をすでに学んでいることが望ましい。
現下の状況に鑑みて、今年度の春学期の進め方等は、授業支援システムに記していきますので、履修者は必ず、同支援システムにも登録し、定期的に閲覧するようにしてください。