法学部Faculty of Law
POL300AD(政治学 / Politics 300)中国の政治と外交Ⅱ中国の政治と外交Ⅱ
福田 円Madoka FUKUDA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | A0732 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 火2/Tue.2 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
This course aims to provide basic knowledge about the history of Chinese politics and international relations in 20th century, and to deepen understanding of current issues of China's diplomacy.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本授業では、近現代中国の政治政治外交史についての基礎知識を付けた上で、現在の中国政治外交における種々の論点についての理解を深めることを目指す。国際社会においても存在感を増す中国の外交について理解することで、アジア国際政治学やグローバルガバナンス全体についての専門知識がより深まることも期待される。
到達目標Goal
近現代中国の政治外交史を理解したうえで、今日の中国外交における個別の論点について議論できるようになることを目標とする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」に強く関連。「DP1」、「DP3」、「DP4」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
この授業は「中国の政治と外交Ⅰ」を履修していることを前提に行われる。「中国の政治と外交Ⅰ」では、近現代中国の政治外交史に関する講義を行った。この授業では、今日の中国外交を理解するために、中国外交に関わるアクターと政策決定の基本構造とその変遷に関する講義を行った後、近年注目を集めている各論について授業を行う。この部分では履修者による報告やディスカッションを取り入れる予定なので、積極的な参加が期待される。
授業で提出された課題からいくつか代表例を取り上げ、全体に対してフィードバックを行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:オリエンテーション
「大国」としての中国外交
第2回[対面/face to face]:中国の政治体制と外交
中国共産党の執政体制と外交はどのように関係しているか
第3回[対面/face to face]:中国外交の基本方針
中国外交の基本方針はどのように変化してきたか
第4回[対面/face to face]:中国外交の決定過程
中国の外交政策は誰が決定しているか
第5回[対面/face to face]:中国政治外交と軍事力
中国の政治外交において軍はどのように関わっているか
第6回[対面/face to face]:米国との関係
対立と共存の大国関係
第7回[対面/face to face]:中国の「核心的利益」
チベット、ウイグル、香港をめぐる中国と国際社会
第8回[対面/face to face]:台湾との関係
「一つの中国」原則をめぐるポリティクス
第9回[対面/face to face]:中国とアジア太平洋地域
中国と周辺諸国
第10回[対面/face to face]:「一帯一路」構想と周辺関係
中国と発展途上地域の関係
第11回[対面/face to face]:中国と国際機関
国際機関での影響力発揮
第12回[対面/face to face]:中国外交のイメージ
ソフトパワーと戦狼外交
第13回[対面/face to face]:日本との関係
「友好」関係から「戦略的」関係へ
第14回[対面/face to face]:中国外交の未来
中国外交の課題と展望
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業内で指定するテキストの該当ページや配布資料を読んだうえで、次の授業に臨んで欲しい。課題として、文献に関するミニ・レポートを提出してもらうこともある。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
各回のテーマにあわせて、適宜指定する
参考書References
森聡・福田円編『入門講義 戦後国際政治史』慶應義塾大学出版会、2022年
加茂具樹編『中国はどのように力を使うのか—「大国」としての中国』一藝社、2022年予定
川島真・小嶋華津子編著『習近平政権の目指す中国:理念・政策・課題』東京大学出版会、2022年予定
川島真・小嶋華津子『よくわかる中国政治』ミネルヴァ書房、2020年
益尾知佐子『中国の行動原理』中公新書、2019年
阿南友亮『中国はなぜ軍拡を続けるのか』新潮選書、2017年
岡部達味『中国の対外戦略』東京大学出版会、2002年
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業中に出題する課題(50%)および期末試験の結果(50%)によって評価する。授業中に出題する課題については、遅れての提出や代替するレポート提出などを認めない。また、授業内で報告やディスカッションを行う場合は、それらを通じたクラスへの貢献度に関しても評価(加点)する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業におけるテキストや参考書の活用方法を工夫する。
授業時間における講義と議論のバランスを取り、時間に余裕を持った授業運営に努める。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
オンライン授業への変更も想定されるので、オンライン講義や課題にアクセスできる環境を準備しておくこと。
その他の重要事項Others
オフィスアワーは火曜3限なので、この時間に個別の相談などを必要とする学生は、事前にメールにて連絡をすること。