法学部Faculty of Law
LAW200AB（法学 / law 200）演習演習
武生 昌士Masashi TAKEO
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | A0226 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 年間授業/Yearly |
| 曜日・時限Day/Period | 火5/Tue.5 |
| 科目種別Class Type | 演習 |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 4 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー（法律学科）Category (法律学科) | |
| カテゴリー（政治学科（2021年度以降入学者））Category (政治学科（2021年度以降入学者）) | |
| カテゴリー（政治学科（2020年度以前入学者））Category (政治学科（2020年度以前入学者）) | |
| カテゴリー（国際政治学科（2021年度以降入学者））Category (国際政治学科（2021年度以降入学者）) | |
| カテゴリー（国際政治学科（2020年度以前入学者））Category (国際政治学科（2020年度以前入学者）) |
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Outline (in English)
【授業の概要（Course outline）】
This seminar covers the cases in Intellectual Property Law, mainly Copyright Law. Members form themselves in groups of five, and every group works one presentation day and one debate day in every semester.
【到達目標（Learning Objectives）】
By the end of this seminar, students should be able to :
─Demonstrate knowledge and understanding of Copyright Law System.
─Apply Copyright Law principles to real problems.
─Work in teams and debate on Copyright problems.
─Write reports on Copyright protection.
【授業時間外の学習（Learning activities outside of classroom）】
Before/after each class meeting, students will be expected to spend two hours to understand the course content.
【成績評価の方法と基準（Grading Criteria /Policy）】
Your overall grade in the class will be decided based on ：
─Term-end report (30%) , in-class contribution (70%) / 3rd grade students
─In-class contribution (100%) / 4th grade students.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
この授業は，知的財産法上の諸問題を，著作権法を中心に研究するゼミナール（演習）です。知的財産法についての理解を深めるとともに，報告と議論を通じて法的なものの考え方に磨きをかけることなどを目的とします。主として「裁判と法コース」「企業・経営と法コース（商法中心）」「同（労働法中心）」に関連するものといえますが，表現活動全般に関係する問題を取り扱うものですので，他のコースも含め幅広い関心に応え得る内容となっています。
到達目標Goal
事前の報告準備や，ゼミでのプレゼンテーション及び議論を通じて，知的財産法（とりわけ著作権法）に関する体系的理解を身に付けてもらうとともに，関連資料を調査すること，グループでの分担作業を円滑に進めること，人前で話すこと，生産的な議論を進めることといった，社会に出た際に必要となる技術について経験を積んでもらうことが，本演習の目標です。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」、「DP2」、「DP3」、「DP4」に強く関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
まず，全体を5班（各班6名前後）に分けます。各班の担当は2週を1セットとし，第1週には与えられたテーマ（判例）に関する研究報告をし，他の4班から質問事項を出してもらいます。その上で第2週には報告班VS他の各班のディベートを行います（各10分程度）。最終的にディベートの勝敗を報告班と質問班以外の残り3班の投票により決定し，各学期ごとに優勝班を決定するという形で進めています。
報告回，討論回ともに，事前の準備（授業時間外のいわゆるサブゼミ）が重要です。関連資料の調査・収集・検討，レジュメの作成・発表，質問に対する追加調査等，班員同士の協力・共同作業・役割分担が不可欠となります。
今年度も著作権法を主な検討対象とする予定ですが，受講者の関心に応じて，不正競争防止法などの関連法分野も取り扱うことができればと考えています。各回のテーマは，重要判例を中心にあらかじめ候補を用意しておきますが，受講者に別途希望するテーマがある場合，可能な限り要望に応えたいと思います。また，演習の形式についても，受講者と相談しながら適宜，アレンジを加えていければと思っています。積極的な参加を期待します。
なお，春学期の冒頭数回は，知的財産法に関する概説的な講義形式の授業を予定しています。
授業についてのフィードバックは毎回の演習を通じて行うほか，必要に応じて学習支援システムを通じてのフィードバックなども行います。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：ガイダンス
年間計画，自己紹介，テーマ選定，グループ分けなど
第2回[対面/face to face]：知的財産法・著作権法概説
知的財産法全体及び著作権法の概要に関する講義
第3回[対面/face to face]：ゼミ報告の進め方
判例・法令・論文などの資料検索の方法や，サブゼミ・プレレジュメ・レジュメ・報告の進め方などに関する講義
第4回[対面/face to face]：第1班報告
選定したテーマに関する報告と各班からの質問
第5回[対面/face to face]：第1班報告に関する討論
質問事項に関する報告班と各班とのディベート
第6回[対面/face to face]：第2班報告
選定したテーマに関する報告と各班からの質問
第7回[対面/face to face]：第2班報告に関する討論
質問事項に関する報告班と各班とのディベート
第8回[対面/face to face]：第3班報告
選定したテーマに関する報告と各班からの質問
第9回[対面/face to face]：第3班報告に関する討論
質問事項に関する報告班と各班とのディベート
第10回[対面/face to face]：第4班報告
選定したテーマに関する報告と各班からの質問
第11回[対面/face to face]：第4班報告に関する討論
質問事項に関する報告班と各班とのディベート
第12回[対面/face to face]：第5班報告
選定したテーマに関する報告と各班からの質問
第13回[対面/face to face]：第5班報告に関する討論
質問事項に関する報告班と各班とのディベート
第14回[対面/face to face]：春学期まとめ
優勝班表彰，秋学期に関する相談等
第15回[対面/face to face]：秋学期ガイダンス
秋学期の進め方に関する確認・相談等
第16回[対面/face to face]：レポート課題説明
3年生に対するレポート課題についての説明（4年生はお休み。順番は前後する可能性あり）。
第17回[対面/face to face]：4年生から3年生への就活に関するアドバイス
ゼミ別就職セミナーを踏まえつつ，さらに具体的・個別的なアドバイスを行う。（順番・内容は変更の可能性あり）
第18回[対面/face to face]：第1班報告
選定したテーマに関する報告と各班からの質問
第19回[対面/face to face]：第1班報告に関する討論
質問事項に関する報告班と各班とのディベート
第20回[対面/face to face]：第2班報告
選定したテーマに関する報告と各班からの質問
第21回[対面/face to face]：第2班報告に関する討論
質問事項に関する報告班と各班とのディベート
第22回[対面/face to face]：第3班報告
選定したテーマに関する報告と各班からの質問
第23回[対面/face to face]：第3班報告に関する討論
質問事項に関する報告班と各班とのディベート
第24回[対面/face to face]：第4班報告
選定したテーマに関する報告と各班からの質問
第25回[対面/face to face]：第4班報告に関する討論
質問事項に関する報告班と各班とのディベート
第26回[対面/face to face]：第5班報告
選定したテーマに関する報告と各班からの質問
第27回[対面/face to face]：第5班報告に関する討論
質問事項に関する報告班と各班とのディベート
第28回[対面/face to face]：秋学期まとめ・全体総括
優勝班表彰，秋学期及び年間のまとめ等
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
報告に際しては，担当グループがサブゼミを開き，テーマに関連する判例や論文を調査検討するなどの準備が求められます。報告の前の週に，翌週の報告の概要と予習すべき文献などを記載した簡単なプレレジュメを配布してください。
報告班以外の班は，上記プレレジュメで指示された文献などを読み，報告者への質問ができるように準備しておいてください。いかによい質問をできるか，また翌週の討論会までに質問内容を補強する資料等をどれだけ探し出し，よりよい立論をできるかが，ディベートでの勝利の鍵となります。積極的な取組みを期待します！
本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準としますが，サブゼミを標準的にこなしていれば，自ずとそれ以上の学習時間が積み重ねられるはずです。
テキスト（教科書）Textbooks
教科書は特に指定しません。
参考書References
主たる参考書として，島並良ほか『著作権法入門〔第3版〕』（有斐閣，2021）を挙げておきます。こちらはできれば一人一冊持っていることが望ましいです。
そのほか， 野口祐子『デジタル時代の著作権（ちくま新書867）』（筑摩書房，2010），田村善之『知的財産法〔第5版〕』（有斐閣，2010），中山信弘『著作権法〔第3版〕』（有斐閣，2020），小泉直樹ほか編『著作権判例百選〔第6版〕』（有斐閣，2019）などを挙げておきます。
詳細は開講時に改めて指示します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
報告内容や討論への参加状況などの平常点を中心に評価します（3年生：平常点70％，レポート課題30％。4年生：平常点100％）。
レポート課題については，グループ報告を行ったテーマなどについてより掘り下げたものを，夏休み明け又は1月末頃に提出してもらうことを予定しています。詳細は開講時に改めて指示します。
なお，無断欠席をした場合，原則として単位を与えません。欠席の連絡は教員へのメール又はLINEでの連絡によることなど，詳細は開講時に改めて指示します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業時間の延長は極力避けるよう心掛けたいと思います。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
資料配布等で授業支援システムを利用する場合があります。詳細は改めて指示しますが，念のため注意しておいてください。
副題
知的財産法
聴講について
基本的に予定していません。