経営学部Faculty of Business Administration
MAN300FA（経営学 / Management 300）演習3Seminar 3
横内 正雄Masao YOKOUCHI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学部Faculty of Business Administration |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | A4947 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4,火5/Tue.5 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 3 |
| 単位数Credit(s) | 3 |
| 備考（履修条件等）Notes | ※ 原則春学期、秋学期連続で受講してください。 |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 入学年度Admission year | |
| カテゴリー（2019年度以降）Category (2019～) | 演習 |
| カテゴリー（2018年度以前）Category (～2018) |
選択 演習 |
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Outline (in English)
In this seminar, students learn about modern international financial issues. Nowadays, events on international finance, ex foreign exchange rates fluctuations, are having a major impact on the economy of a country. For this reason, knowledge of international finance is essential for understanding modern economy. However, the issues of international finance are complex and difficult to understand. So, we first try to acquire basic knowledge about international finance, and then approach to real international finance issues.Evaluation will be based on participation and contribution to the discussion (50%), graduation report and promotion report (50%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
現代の国際金融問題について学ぶ。現代は外国為替相場や国際通貨の問題がその国の経済全体に大きな影響を及ぼすようになっており、そうした国際金融に関する知識は現代の経済を理解する上で必要不可欠となっている。しかし、国際金融の問題は複雑で理解が難しいと見なされている。そのため、ここではいきなり具体的な現実の問題を取り上げるのではなく、まずは国際金融入門として基礎的な知識の習得を目指す。その上で現実の国際金融の問題にアプローチする。
到達目標Goal
以下の４点を到達目標とする。
①国際金融に関する基礎的な知識を習得する。
②グローバリゼーションの問題に関する正確な知識を身につける。
③国際金融に関する基本的な英文の読解力を養う。
④論理的な思考方法を身につける。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1-1」、「DP1-2」、「DP1-3」、「DP1-4」、「教養」、「DP2-1」、「DP3」、「DP4」に関連がかなりある
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
グローバリゼーションという言葉が盛んに使われるようになって久しい。とりわけ金融現象のグローバル化ははなばなしいが、この金融グローバル化の帰結が最近の金融危機であるといってもよい。金融グローバル化の問題が金融危機にいかにして行き着いたのかということを理解するために、国際金融に関する基本的な理論と具体的な事例について学ぶことが不可欠である。
本年度の演習は、基本的なテキストを読み、国際金融の基礎理論を理解する。その上で論理的な思考能力やディスカッション力を高めるために様々なテーマを取り上げグループワークやグループディスカッションを行う。
本演習は、テキストの輪読・グループによる報告とディスカション・進級レポートおよび卒業レポートの中間報告・校外施設見学（可能な場合）等で構成される。ゼミ参加者は、2～3年生は進級レポート、4年生は卒業レポートの提出義務がある。
この演習は、国際金融に関する基礎知識とその応用を修得することにより、文意把握力、資料批判力、共同行動力などに関する就業力を育成する効果がある。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：イントロダクション
春学期の活動計画を決定する。
第2回[対面/face to face]：外国為替市場について理解する
テキスト①第１章「外国革製市場と為替相場」の輪読とディスカッション
第3回[対面/face to face]：外国為替相場について理解する
テキスト①第１章「外国革製市場と為替相場」の輪読とディスカッション
第4回[対面/face to face]：国際収支について理解する
テキスト①第２章「国際収支と対外資産負債残高」の輪読とディスカッション
第5回[対面/face to face]：対外資産負債残高にいて理解する
テキスト①第２章「国際収支と対外資産負債残高」の輪読とディスカッション
第6回[対面/face to face]：国際金融市場について理解する
テキスト①第３章「国際金融市場」の輪読とディスカッション
第7回[対面/face to face]：国際金融市場について理解する
テキスト①第３章「国際金融市場」の輪読とディスカッション
第8回[対面/face to face]：為替相場制度について理解する
テキスト①第４章「為替相場制度と経済政策」の輪読とディスカッション
第9回[対面/face to face]：マンデル・フレミングモデルについて理解する
テキスト①第４章「為替相場制度と経済政策」の輪読とディスカッション
第10回[対面/face to face]：国際通貨制度の歴史について理解する
テキスト①第５章「国際通貨制度の歴史」の輪読とディスカッション
第11回[対面/face to face]：国際通貨制度の歴史について理解する
テキスト①第５章「国際通貨制度の歴史」の輪読とディスカッション
第12回[対面/face to face]：金融システムの構造について理解する
テキスト②のUnit１の学習とディスカッション
第13回[対面/face to face]：中央銀行の機能を理解する
テキスト②のUnit９の輪読とディスカッション
第14回[対面/face to face]：まとめ
春学期に購読した文献のまとめと総括的ディスカッション
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
全員によるテキストの事前の購読、報告者によるプレゼンテーション資料の作成、グループによる研究報告の準備、進級レポートと卒業レポートの準備。なお、本授業の準備学習・復習時間は、各 2 時間を標準とする。
テキスト（教科書）Textbooks
①飯国際収支島寛之・五百旗頭真吾・佐藤秀樹・菅原歩『身近に感じる国際金融』有斐閣、2017年.
②I.MacKenzie, English for Financial Sector, Cambridge University
Press, 2008.
③J.Ravenhill(ed,),Global Political Economy, 5th Edition, OUP, 2017.
※テキスト③は予定。
参考書References
①横内正雄『国際金融論Ⅰ』法政大学通信教育部、2020年.
②岩本武和『国際経済学：国際金融編』ミネルヴァ書房、2012年.
③深尾光洋『国際金融論講義』日本経済新聞社、2010年.
④上川孝夫・藤田誠一『現代国際金融論[第4版]』有斐閣、2012年.
成績評価の方法と基準Grading criteria
報告内容と討論への参加（50％）、進級レポート（2年次生と3年次生）あるいは卒業レポート（4年次生）の内容（50％）で評価する。国際金融に関する基本的な理論・知識とその簡単な応用ができること、客観的で論理的な思考や記述ができることを評価の基準とする。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
個人によるプレゼンテーションだけではなく、グループワークとその報告を取り入れることを考えている。
関連科目
専門基礎科目Ｂ群の「金融論Ⅰ/Ⅱ」を履修していることが望ましい。また、専門科目の「国際金融論Ⅰ/Ⅱ」を並行して履修することが望ましい。