経営学部Faculty of Business Administration
MAN200FA（経営学 / Management 200）演習1Seminar 1
筒井 知彦Tomohiko TSUTSUI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学部Faculty of Business Administration |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | A4837 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 水4/Wed.4,水5/Wed.5 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 2 |
| 単位数Credit(s) | 3 |
| 備考（履修条件等）Notes | ※ 原則春学期、秋学期連続で受講してください。 |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 入学年度Admission year | |
| カテゴリー（2019年度以降）Category (2019～) | 演習 |
| カテゴリー（2018年度以前）Category (～2018) |
選択 演習 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
（Course outline）
This seminar aims to provide a foundation on which you develop the essential skills of academic life: conducting research, thinking critically, reading and writing academic texts, making presentations, participating in discussions. These will be pursued through close interaction with seminar members and your supervisor.
（Learning Objectives）
・Describe and apply the basic techniques of financial statement analysis.
・Explain the linkage between strategic business analysis, accounting analysis and financial analysis
（Learning activities outside of classroom）
Preparing for your presentation.
（Grading Criteria /Policy）
Presentation:70%,Report:30%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
企業会計のルールとディスクロージャーについて学び、企業分析を行う。
①経営戦略分析（定性分析）と②有価証券報告書にもとづく財務分析（定量分析）をもとに企業分析を行う。
①について
通常、企業分析ではまず、定性分析が行われる。すなわち、競争優位を獲得するための経営戦略分析を通じて、事業の成功要因や事業リスクが明らかにされる。2年次に履修した「経営戦略論」の知識をもとに、新聞、雑誌、文献、有価証券報告書などの検討をつうじて、選択した業界および各社の経営戦略について調べる。
②について
企業会計のルールと考え方については2年次に履修した「会計学入門」および3年次に履修する会計関係科目の知識を前提に、不足する部分を学習する。また、有価証券報告書を読むための基本的な分析手法を身に付ける。次に、①で分析した戦略が実際の成果となっているかどうか、有価証券報告書をもとに財務分析を行う。この作業により、有価証券報告書を読みこなせるよう指導したい。
以上の分析では、業界及び企業の選択はゼミ生諸君と相談のうえで決定することにしたい。
到達目標Goal
①実際の企業の経営戦略の知識を得ることができる
②有価証券報告書などの財務諸表を読解できる
③さまざまな会計ルールを理解できる
④企業分析ができる
⑤チームで力を発揮できる
⑥プレゼンテーション能力が向上する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1-1」、「DP1-2」、「DP1-3」、「DP1-4」、「教養」、「DP2-1」、「DP3」、「DP4」に関連がかなりある
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
〔授業の概要〕
進め方としては、グループ制を採用し、学生の発表を中心に進める。同一業界から各自1社（合計3、4社）を選択し、グループごとに財務分析及び経営戦略分析に関する報告を重ね、その結果をレポートにまとめる。それにより、選択した業界について認識を深めてもらいたい。
〔授業の方法〕
① チーム制による報告及び議論、② レジュメ作成
〔授業計画〕
2022年度は製薬、トイレタリー、鉄道の3業界を分析する予定である。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：トイレタリー業界の分析①（経営戦略分析）
トイレタリー業界の仕組み、特徴、経営戦略、問題点の報告とディスカッション
第2回[対面/face to face]：トイレタリー業界の分析②
ライオンの特徴、経営戦略、課題の報告とディスカッション
第3回[対面/face to face]：トイレタリー業界の分析③
ユニ・チャームの特徴、経営戦略、課題の報告とディスカッション
第4回[対面/face to face]：トイレタリー業界の分析④
花王の特徴、経営戦略、課題の報告とディスカッション
第5回[対面/face to face]：トイレタリー業界の分析⑤、製薬業界の分析①
トイレタリー業界のまとめ、製薬業界の仕組み、特徴
第6回[対面/face to face]：製薬業界の分析②
製薬業界の経営戦略、問題点の報告とディスカッション、武田薬品工業の特徴、経営戦略
第7回[対面/face to face]：製薬業界の分析③
武田薬品工業の課題の報告とディスカッション、アステラス製薬の特徴、経営戦略
第8回[対面/face to face]：製薬業界の分析④
アステラス製薬の課題の報告とディスカッション、第一三共の特徴、経営戦略
第9回[対面/face to face]：製薬業界の分析⑤
第一三共の課題の報告とディスカッション、エーザイの特徴、経営戦略
第10回[対面/face to face]：製薬業界の分析⑥、鉄道業界の分析①
エーザイの課題の報告とディスカッション、製薬業界のまとめ、鉄道業界の仕組み、特徴
第11回[対面/face to face]：鉄道業界の分析②
鉄道業界の経営戦略、問題点の報告とディスカッション、東急の特徴、経営戦略
第12回[対面/face to face]：鉄道の分析③
東急の課題の報告とディスカッション、小田急の特徴、経営戦略
第13回[対面/face to face]：鉄道業界の分析④
小田急の課題の報告とディスカッション、東武の特徴、経営戦略
第14回[対面/face to face]：鉄道業界の分析⑤、まとめ
東武の課題の報告とディスカッション、鉄道業界のまとめおよび、春学期の振り返りと秋学期に向けてのＰＤＣＡプラン策定
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
3年生はグループ報告に向けて各自が報告準備を整えるとともに、グループで集まり、報告内容について議論すること。4年生は3年生の各グループをサポートするとともに卒業論文報告会に向けて準備を行うこと。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
開講時に説明する。
参考書References
桜井久勝『財務諸表分析第4版』中央経済社
パレプ他『企業分析入門第2版』東京大学出版会
成績評価の方法と基準Grading criteria
グループワーク(40%)、プレゼンテーション(30%)、リポート(30%)をもとに評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
グループ研究については各回ごとに発表者以外の参加者全員からコメントシートを提出してもらうとともに教員からフィードバックを行う。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
パソコン
その他の重要事項Others
関連科目：財務会計論Ⅰ/Ⅱ、国際会計論Ⅰ/Ⅱ、企業評価論Ⅰ/Ⅱ、経営分析Ⅰ/Ⅱ、Ⅲ/Ⅳ