経営学部Faculty of Business Administration
MAN300FA（経営学 / Management 300）演習3Seminar 3
金 容度Yongdo KIM
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学部Faculty of Business Administration |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | A4761 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 水4/Wed.4,水5/Wed.5 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 3 |
| 単位数Credit(s) | 3 |
| 備考（履修条件等）Notes | ※ 原則春学期、秋学期連続で受講してください。 |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 入学年度Admission year | |
| カテゴリー（2019年度以降）Category (2019～) | 演習 |
| カテゴリー（2018年度以前）Category (～2018) |
選択 演習 |
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Outline (in English)
【Course outline】
In this seminar, you will study business management, strategy and organization structure of Japanese and foreign companies by discussion, presentation, writing every week paper and graduation thesis.
【Learning Objectives】
The Learning Objectives of this seminar is to understand business management in Japanese and foreign companies by case methods.
【Learning activities outside of classroom】
Attend every week class after reading the text and references. They will be uploaded to the "Hoppii" beforehand. It will take more than two hours to prepare for and to review every week class.
【Grading Criteria/Policy】
The evaluation criteria are as follows: 30% for contribution to the class, 20% for presentation in every week class, 30% for every week report, 20% for presentation and participation in seminar camping. For seniors, 50% for graduation thesis instead of presentation in every week class and every week report.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
日本と海外の企業及び産業の事例についてのディスカッション、また、複数の企業間の比較分析及びグループ発表によって、企業成長のダイナミズム、経営戦略の多面性、企業家・経営者の活動の本質についての理解を深める。
到達目標Goal
本演習の受講者は企業事例の分析、また、ディスカッションに参加することによって、企業成長とビジネスモデルの多様性及び共通点を理解することができる。また、授業中及び合宿時の報告やその準備、レポートの作成、卒業論文の準備・作成・発表(4年生)を通じて、論理的な思考とその適切な表現ができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1-1」、「DP1-2」、「DP1-3」、「DP1-4」、「教養」、「DP2-1」、「DP3」、「DP4」に関連がかなりある
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
本演習授業では、毎週、企業事例及び産業事例を取上げ、企業成長のダイナミズム、戦略、ビジネスモデル、企業家について多面的にディスカッションする。事例は主に日本の企業及び産業であるが、海外企業も多数取り上げられる。
授業は報告者及び報告グループの報告と全員による論点提出とグループディスカッションという形で進められる。なお、合宿では、企業比較を内容とするグループ報告とディスカッションが行われる。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]：イントロダクションと企業事例比較(1)：(出前館とUber Eatsの比較、NetflixとUSEN-NEXTの比較)
今年度の授業内容、授業の進め方について案内する。出前館とUber Eatsの比較、NetflixとUSEN-NEXTの比較のグループ報告とディスカッションを行う。
2[対面/face to face]：企業事例比較(2)：バンダイとレゴの比較、サッポロビールとハイネケンの比較
バンダイとレゴの比較、サッポロビールとハイネケンの比較のグループ報告とディスカッションを行う。
3[対面/face to face]：カルビー
スナック市場でトップシェアを誇るカルビーの経営戦略と組織について考察する。
4[対面/face to face]：丸亀製麺
讃岐うどんチェーンを展開して成長している丸亀製麺の成長要因について議論する。
5[対面/face to face]：大塚家具
家具業界の老舗である大塚家具のマーケティング戦略について分析、考察する。
6[対面/face to face]：ポーラ・オルビスHD
化粧品会社のポーラ・オルビスの戦略転換(販売戦略と創発戦略)について議論する。
7[対面/face to face]：三菱電機
PPM分析に基づき、三菱電機の全社戦略をフィリップスと比較分析する。
8[対面/face to face]：ツムラ
漢方薬企業のツムラのポジショニング戦略について議論する。
9[対面/face to face]：日本電産
「京都モデル」の代表的企業である日本電産の成長戦略と企業家について議論する。
10[対面/face to face]：フェイスブックとザッカ―バーグ
フェイスブックの成長過程、成長の要因、企業家の役割について議論する。
11[対面/face to face]：アップルとスティーブジョブス
アップルの成長過程、成長の要因、企業家の役割について議論する。
12[対面/face to face]：ダイキン工業
空調機大手のダイキン工業の成長過程と海外事業展開を検討、議論する。
13[対面/face to face]：集英社
集英社の企業成長プロセスと戦略についてディスカッションする。
14[対面/face to face]：卒業論文中間発表会
4年生による卒業論文の中間発表会を行う。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業の前に、毎週の事例テキストを必ず読んでディスカッションのための論点を考えたうえで、授業に参加すること。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
毎回の企業事例のテキストは予め学習支援システムにアップロードする。
参考書References
(1) 沼上幹, 加藤俊彦(2020)『一橋MBA 戦略分析ケースブック【事業創造
編】』東京経済新報社
(2) 東北大学経営学グループ(2019)『ケースに学ぶ経営学(第3 版)』有斐閣
ブックス
(3) 沼上幹(2018)『一橋MBA ケースブック【戦略転換篇】』東洋経済新報社
(4) 沼上幹・一橋MBA 戦略ワークショップ(2017)『一橋MBA 戦略ケース
ブックVol.2 市場戦略の読み解き方』東洋経済新報社
(5) 沼上幹(2016)『ゼロからの経営戦略』ミネルヴァ書房
(6) 沼上幹・一橋MBA 戦略ワークショップ(2015)『一橋MBA 戦略ケース
ブック』東洋経済新報社
(7) 加藤健太、大石直樹(2013)『ケースに学ぶ日本の企業』有斐閣
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業での報告（20％）、毎週のレポート（30％）、授業中の議論への貢献度（30％）、合宿時の報告内容および参加度（20％）等で評価する。なお、4 年生は、授業での報告や毎週のレポートがない代わりに、卒業論文 (発表会での報告内容、論文内容)を成績評価基準(50％)に含む。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
今年の授業では、より多様な業種の企業事例を取り上げる。
その他の重要事項Others
新2年生も本演習授業を受講できる。
関連科目
本演習に参加する学生は、日本経営論Ⅰ/Ⅱ、戦略的意思決定論Ⅰ/Ⅱを履修することが望ましい。