経営学部Faculty of Business Administration
MAN300FD(経営学 / Management 300)マーケティング・リサーチⅠ(2018年度以前入学者)Marketing Research I
岡田 庄生Shoo OKADA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学部Faculty of Business Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | A4483 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 3~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2019年度以降)Category (2019~) | |
カテゴリー(2018年度以前)Category (~2018) | 市場経営学科専門科目 |
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Outline (in English)
Let's learn the basics and methods of marketing research through many empirical examples of product development. In order to make it easier for students who learn marketing research for the first time to understand, the lecture will be based on actual cases and specific examples of research on the theme of "product development" where marketing research is often used.
The purpose of this class is to learn the theory and practice of qualitative research, such as interview and observation methods. Students are required to read the textbook before the class, submit comments after the class, and submit a report (a proposal for product planning) at the end of the semester. Grading will be decided based on prior learning(25%), post-class reactions(25%), and final report(50%).
In Marketing Research I (spring semester), students will learn qualitative research such as interview methods, and in Marketing Research II (fall semester), students will learn quantitative research such as questionnaire creation and data analysis. By studying both, a synergistic effect can be expected.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
たくさんの商品企画の実例を通して、マーケティング・リサーチの基礎と方法を身につけよう。
はじめてマーケティング・リサーチを学ぶ学生が理解しやすいように、本授業では、リサーチがよく活用される「商品企画」をテーマにした実際の企業ケースや、リサーチの具体例をもとに、講義を行う。本授業は、インタビュー法や観察法など、定性的調査の理論と実践を学ぶことを目的としている。
なお、マーケティング・リサーチ論Ⅰ(春学期)はインタビュー法などの定性的調査、Ⅱ(秋学期)はアンケート作成やデータ分析などの定量的調査を学ぶ。両方を学ぶことで、相乗効果が期待できる。
到達目標Goal
到達目標は、以下の2 点である。
①ケースをもとに、インタビュー法や観察法、リード・ユーザー法などの定性調査のスキルを身につける。
②簡単な定性調査を行い、商品企画の仮説となるレポート(企画書)を作成することができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1-1」、「DP1-4」、「DP4」に関連が特に強い
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
【授業形態】
この授業はオンデマンド形式によるオンライン授業である。本来の授業日(毎週火曜日)に授業動画を学習支援システムで公開する。ただし、一方的に講義をするのではなく、学生からのコメントや質問をもとに、学生参加型の講義を行う。
【教科書による事前学習】
事前に教科書を読み、質問や感想を学習支援システムの「テスト/アンケート」の項目から提出する。教科書は、紙版と電子版のいずれかを選択して購入する。それぞれのメリット・デメリットは、4/7に公開予定のオリエンテーション動画にて解説する。なお、双方向型の授業を行うため、講師は生協より電子教科書へのマーカーやコメントなどの個人ログデータの提供をうける。
【事後の課題】
授業終了後、授業の感想や簡単な課題を、事前学習と同様に授業支援システムから提出する。講師は感想や疑問点をいくつか選び、次の授業でフィードバックを行う。
【最終レポート】
定性調査を用いた商品企画について、パワーポイントやキーノート等を用いて企画書を作成して、PDF形式で提出する。詳細は授業の中で説明する。
【オリエンテーション動画について】
履修を希望する学生は、4/7に授業支援システムにアップされるオリエンテーションの動画を、なるべく早く必ず確認すること。1回目の授業に向けた事前課題も、その動画の中で発表される。なお、1回目の授業動画の配信は、4/19とする。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:商品企画プロセスにおけるリサーチの重要性
テキスト第1章:ライオン「トップナノックス」の商品企画プロセス
第2回[オンライン/online]:インタビュー法
テキスト第2章:資生堂「マジョリカマジョルカ」のインタビュー法
第3回[オンライン/online]:リサーチの最前線(ゲスト講師①)
食品会社の商品開発(ゲスト講師の詳細については初回の授業に紹介します)
第4回[オンライン/online]:観察法
テキスト第3章:デザイン企業IDEOによるATM開発の観察法
第5回[オンライン/online]:リード・ユーザー法
テキスト第4章:フェリシモ「生活雑貨大賞」のリード・ユーザー法
第6回[オンライン/online]:アイデア発想
テキスト第5章:TOTO「クラッソ」のアイデア創出
+最終レポートの詳細説明
第7回[オンライン/online]:コンセプト開発
テキスト第6章:エースコック「JANJANソース焼きそば」のコンセプト開発
第8回[オンライン/online]:リサーチの最前線(ゲスト講師②)
グローバル企業の商品開発(ゲスト講師の詳細については初回の授業に紹介します)
第9回[オンライン/online]:プロトタイピング(試作
品)
テキスト第7章:IDEO「ショッピング・カート」のプロトタイピング
第10回[オンライン/online]:コンセプトテスト(定量調査)
テキスト第10章:ハウス「C1000ビタミンレモンコラーゲン」の顧客ニーズの確認
第11回[オンライン/online]:企画書作成
テキスト第14章:フジッコ「フルーツセラピー」の企画書作成
第12回[オンライン/online]:プレゼンテーション
テキスト第15章:グリコ「メンズポッキー」のプレゼンテーション
第13回[オンライン/online]:早期優秀レポートの報告
早期優秀レポート作成者によるプレゼンテーション
第14回[オンライン/online]:優秀レポートの報告
優秀レポート作成者によるプレゼンテーション
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
事前学習として、電子教科書の次回の章を読んで、感想や質問を学習支援システムから提出する。また、授業終了後は、授業の感想や簡単な課題を提出する。さらに、最終レポートを授業時間外に作成して、学期末に提出する。
テキスト(教科書)Textbooks
【教科書について】
教科書として、『1からの商品企画』(西川英彦・廣田章光編著、碩学舎 2012年)を使用する。4/7に公開予定のオリエンテーション動画を確認の上、大学生協にて、紙版(税別定価2,000円)、電子版(同2,000 円)あるいはバンドル版(電子+紙、同2,700円)のいずれか1つを選択してを購入する。販売方法については法政大学生協のホームページ(https://www.univcoop.jp/hosei/order/order_66.html )を確認すること。
電子教科書は最大3台まで使用できるので、もしあれば、PC・スマホ(もしくはタブレット)の双方にインストールしておくことを推奨する。また、購入手続きに時間がかかるため、なるべく早めに手配することを推奨する。
参考書References
参考書は特に指定しない
成績評価の方法と基準Grading criteria
・最終レポート(いずれかの定性調査と、それを利用した商品企画アイデア)50%
・事前学習(教科書を読んでのコメント)25%
・平常点(授業終了後のコメント)25%
・早期レポートの提出・報告者には、全員加点あり(早期レポート制度)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
受講生が難しかったプロセスを考慮して、2点を改善した。
①レポートをイメージしやすいように、レポート例を紹介する。
②全体レポートの質向上をはかるために、参加学生の優秀レポート報告が提出前に確認できる、早期レポート制度を採用する。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
オンデマンドでの授業と電子書籍(紙版も選択可)を利用するため、スマホ、あるいはタブレット、パソコンを用意すること。
その他の重要事項Others
関連科目は、マーケティング論Ⅰ/Ⅱ、消費者行動論Ⅰ/Ⅱ、流通論Ⅰ/Ⅱ、サービス・マネジメント論Ⅰ/Ⅱ、製品開発論Ⅰ/Ⅱ、広告論、基礎統計学Ⅰ/Ⅱ、統計学Ⅰ/Ⅱである。
授業計画は、履修者やゲストの状況によっては、事前に説明の上、変わる可能性があることを留意ください。
【実務経験のある教員による授業】
この授業は現役の広告会社の社員によって行われる。
関連科目
上記の通り