経営学部Faculty of Business Administration
MAN300FD(経営学 / Management 300)流通論ⅡMarketing Systems II
金 雲鎬Woonho KIM
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学部Faculty of Business Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | A4462 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade |
2~4(市場経営学科のみ) 3~4 年 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | ※ 市場経営学科の学生のみ2年次から履修できます。 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2019年度以降)Category (2019~) | 市場経営学科専門科目200番台 |
カテゴリー(2018年度以前)Category (~2018) | 市場経営学科専門科目 |
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Outline (in English)
The basis of the economy is production and consumption, but in a highly divided modern society, distribution that connects production and consumption is indispensable. However, many people are vaguely aware of distribution. In this class, we aim to systematically and deeply understand distribution. The objective of the class is for students to be able to grasp the overall picture of distribution phenomena and to be able to analyze real-life events from the perspective of distribution theory. Students are expected to spend two hours each on preparation and review for the class. Grades will be based on the final exam score, with a score of 60 out of 100 being acceptable.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
経済の基本は生産と消費ですが、高度に分業化されている現代社会では、生産と消費を結びつける流通が不可欠です。ところが、多くの人は流通を「商品の流れ?」「お店?」「トラックでの配送?」といったように、曖昧に認識しているのが現状です。この授業では、日用用語レベルで何となく知っている「流通」について、体系的に深く理解することを目指します。
到達目標Goal
到達目標は、流通というものの全体像を把握し、現実に起きている流通に関する出来事(たとえば、都市型のミニスーパーの誕生や、コンビニとメーカーの共同開発など)を流通論の視点から分析できるようになることです。この目標のために、この授業では、流通の理論や分析アプローチなどを体系的に学びます。適宜、事例を学び、それを活用しながら理論や分析アプローチを体系的に理解していきます。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1-1」、「DP4」、「DP5」に関連が特に強い
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
受講者数が多いので、基本的にオンデマンド(映像・資料配信)での開講となります。
春学期は、流通論の理論や分析アプローチ、そして主要概念を体系的に学んでいきます。出来る限り、現実の問題と関連させて学習を進めていきます。
秋学期は、春学期で学んだことを現実のビジネスと対応させて深く理解ために、構造と関係、そして行動の観点で流通を捉えます。さまざまな流通現象が起こるメカニズムについても説明しますが、皆さんが考える授業を作りたいと思っています。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]:商業とは何か
商業者の存在意義と流通費用
2[オンライン/online]:小売商業の構造
日本型流通の特質①
3[オンライン/online]:卸売商業の構造
日本型流通の特質②
4[オンライン/online]:生産者による流通系列化
日本型流通の特質③
5[オンライン/online]:パワー関係
流通におけるパワー関係はいかに形成されるか
6[オンライン/online]:信頼関係
ビジネス関係において信頼はいかに形成されるのか
7[オンライン/online]:チェーンストア理論
小売企業がいかにパワーを形成するようになったのか。チェーンストア経営のメリットと課題は何か
8[オンライン/online]:製販統合
小売業者が主導する流通現象①
9[オンライン/online]:PB開発
小売業者が主導する流通現象②
10[オンライン/online]:商業におけるイノベーション
商業におけるイノベーションは何か。他の産業と何か違うのか。新しい小売業態はいかに生まれるのか。
11[オンライン/online]:デジタルと流通①
小売企業のデジタル戦略について伝統的なものから最新の取組まで紹介する
12[オンライン/online]:デジタルと流通②
前回の授業に続き、小売企業のデジタル戦略について事例を挙げながら解説
13[オンライン/online]:変化する卸売
卸売はいかに進化してきたのかを解説
14[オンライン/online]:流通論Ⅱのふりかえり
流通論Ⅱで何を学んだのかを内省する
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
この授業では、予習より復習が重要です。授業資料を毎回配布しますが、できるだけ詳細な内容を入れます。復習の際には動画と授業資料を参考にしながら、教科書も読んでください。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
高嶋克義 『現代商業学』 有斐閣
参考書References
特に指定しません
成績評価の方法と基準Grading criteria
成績評価は100点満点とし、60点以上が合格となります。内訳は、期末試験が100%です。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
学生の受講環境を考慮した対応をとります。レポートの剽窃などの不正行為を防ぐための対応をとります。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
情報機器
その他の重要事項Others
流通はマーケティングの前提となる現象です。マーケティング関係科目に興味がある人は積極的に流通論を履修してください。マーケティング・マネジメント論Ⅰ/Ⅱ、マーケティング・リサーチ論Ⅰ/Ⅱ、消費者行動論Ⅰ/Ⅱ、サービス・マネジメント論Ⅰ/Ⅱは特に流通論と関連が深い科目です。学びに相乗効果が見込めるのでオススメです。