経営学部Faculty of Business Administration
MAN300FD(経営学 / Management 300)消費者行動論ⅠConsumer Behavior I
赤松 直樹、赤松 直樹Naoki AKAMATSU
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学部Faculty of Business Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | A4459 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade |
2~4(市場経営学科のみ) 3~4 年 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | ※ 市場経営学科の学生のみ2年次から履修できます。 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2019年度以降)Category (2019~) | 市場経営学科専門科目200番台 |
カテゴリー(2018年度以前)Category (~2018) | 市場経営学科専門科目 |
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Outline (in English)
This class provides the skills and ability required to use knowledge of consumer behavior theory. Students will gain a methodology for better brand marketing practices.
Major course objectives are;
-To introduce students to knowledge about consumer behavior and marketing strategy.
-To acquire the ability to use knowledge of consumer behavior theory.
The grade is based on the responses to the lecture tasks (the questions asked from the learning support system) (20%) and the report task (80%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
消費者の行動は、非常に微妙なものに左右されてしまいます。昨日まで飛ぶように売れていたブランドが、突然売れなくなってしまいます。一体何が消費者の行動を規定しているのでしょうか。当授業では、このような消費者行動について、さまざまな角度から講義します。履修者は、消費者行動に関する体系的な知識を獲得できるようにし、マーケティング戦略の構築との関連性を意識して、より効果的な消費者戦略を想定しながら受講することが必要になります。
到達目標Goal
当科目の履修者は、消費者行動に関する基礎的な知識獲得のために、2020年までに展開されてきた消費者行動研究の枠組みとその流れを把握できるようになることを目的とし、また消費者認知・消費者態度・消費者行動という3つの視点を置きながら、消費者とマーケティング戦略に関する応用的な知識の獲得を目指します。とりわけ、ブランドマーケティングの実践を想定した消費者に関する知識の獲得ができるようになることを目指します。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1-1」に関連が特に強く、「DP4」に関連がかなりある
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
【授業の進め方】
本年度は、オンライン型での開講を予定しています。
「消費者行動論Ⅰ」では、消費者行動に関する体系的な基礎知識を学習します。特に消費者の行動を規定する消費者の心理プロセスに着目し、消費者行動モデルを基にして、その行動を規定する様々な要因を考察していきます。
【授業の方法】
当科目は、主に講義形式(オンデマンド(動画配信)型)により授業を進めます。加えて、毎回、配布資料(pdf)を使用します。
授業内容の復習として、授業中ないし授業後に取り組む課題(数問)を学習支援システムから課す場合があります。第2回以降の授業の構成は下記になります。
①予習:配布資料、教科書を読み込む
②授業中:ネット配信によるオンデマンド(動画配信)型の講義を視聴
➂復習:次回の授業までに学習支援システムから数問の設問に回答、もしくは、配布資料やその他関連資料を用いて復習
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:消費者行動とマーケティング
消費者行動とマーケティングとの関係を中心にして、当科目の概要を説明します。
第2回[オンライン/online]:消費者行動の分析フレーム
消費者行動の分析レベル、購買行動分析の視点と枠組み、消費者行動の分析モデルを解説します。
第3回[オンライン/online]:消費者行動研究の系譜
消費者行動研究の源流とその系譜について解説します。
第4回[オンライン/online]:消費行動と消費パターンの分析
生活資源配分と消費行動、消費様式の選択メカニズムについて解説します。
第5回[オンライン/online]:消費者行動の変化とその諸相
消費者行動の変化、家事の外部化と消費の多様化、インターネットが変える消費者行動について解説します。
第6回[オンライン/online]:情報処理メカニズム
情報処理メカニズム、処理能力と処理資源、情報処理モデルについて解説します。
第7回[オンライン/online]:銃砲処理の動機づけ
動機、動機づけ、動機づけられるメカニズム、関与について解説します。
第8回[オンライン/online]:情報処理の能力
処理能力と知識、長期記憶の仕組み、認知構造の水準、専門知識力について解説します。
第9回[オンライン/online]:購買意思決定の分析
購買意思決定プロセスを中心に情報処理の多様性を解説します。
第10回[オンライン/online]:購買前の情報処理
情報の探索と解釈について解説します。
第11回[オンライン/online]:購買時の情報処理
低関与情報処理、情報処理のモード、相互適応的な情報処理について解説します。
第12回[オンライン/online]:購買後の情報処理
購買後の再評価、再評価と満足、消費者間の社会的相互作用について解説します。
第13回[オンライン/online]:購買意思決定プロセスとマーケティング
情報処理プロセスをベースにして、購買意思決定とマーケティングとのかかわりを解説します。
第14回[オンライン/online]:購買意思決定の特性とマーケティング
購買意思決定を中心にして、提案価値、伝達価値、インターネットについて解説します。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業内容に関する消費者の認知・態度・行動について、自分もしくは身近な隣人の様子を観察して、ノートに整理してください。授業で詳解する様々な理論やモデルを適用して、その様子を自分なりに分析してください。そして、それに対応する有効なブランドマーケティング戦略を考案してください。
テキスト(教科書)Textbooks
担当教員が作成した印刷物を授業にて配布。
参考書References
青木幸弘他、『消費者行動論:マーケティングとブランド構築への応用』、有 斐閣アルマ、2012年
青木幸弘『消費者行動の知識』、日経文庫、2010年
田中洋・清水聰、『消費者・コミュニケーション戦略』、有斐閣アルマ、2006年
新倉貴士、『消費者の認知世界』、千倉書房、2005年
成績評価の方法と基準Grading criteria
ネット配信によるオンデマンド(動画配信)型の講義となり、復習課題(学習支援システムから課す数問の設問)への回答(20%)とレポート課題(80%)によって評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度からの担当なので、特になし。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
インターネットを利用できる機器を準備してください。
配布資料(pdf)を用意する予定です。
関連科目
マーケティング論Ⅰ/Ⅱ、マーケティング・リサーチⅠ/Ⅱ