経営学部Faculty of Business Administration
MAN200FD(経営学 / Management 200)マーケティング・マネジメント論ⅡMarketing Management II
竹内 淑恵Toshie TAKEUCHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学部Faculty of Business Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | A4452 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水2/Wed.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade |
2~4(市場経営学科のみ) 3~4 年 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | ※ 市場経営学科の学生のみ2年次から履修できます。 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2019年度以降)Category (2019~) | 市場経営学科専門科目200番台 |
カテゴリー(2018年度以前)Category (~2018) |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Course outline: The objectives of this course are to learn marketing management. Students will learn the traditional marketing concepts such as STP (segmentation, targeting, positioning), marketing 4P's (product, price, promotion, place), and advanced marketing strategies. The content consists of five main themes:
1. Essence of marketing and addressing market competition,
2. Identifying and understanding customer value,
3. Creating and delivering customer value,
4. Persuading and communicating customer value,
5. Innovation in marketing.
Learning Objectives: The students will acquire marketing knowledge and skills and will be able to explain the significance and role of marketing. They will understand the innovative frameworks for customer value and customer relationship that capture the essence of today's marketing.
Learning activities outside of classroom: Before/after each class meeting, students will be expected to spend two hours to understand the course content.
Grading Criteria /Policy: Final grade will be calculated according to the following process: mid-term report (40%), and term-end examination (60%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本講義では、マーケティング・マネジメントについて学びます。STP(セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング)やマーケティングの4P(製品、価格、プロモーション、流通)などの伝統的なマーケティング概念、および先進的なマーケティング戦略を習得します。内容は5つの主要なテーマで構成されています。
1.マーケティングの本質と市場競争への対応
2.顧客価値の発見と理解
3.顧客価値の創造と提供
4.顧客価値の説得と伝達
5.マーケティングの革新
なお、本講義はマーケティング・マネジメント論Ⅰに続いて開講します。Ⅱからの履修も可能ですが、扱うテーマは3以降になります。
到達目標Goal
・マーケティングの知識とスキルを習得し、マーケティングの重要性と役割を
説明できるようになる。
・今日のマーケティングの本質を捉えた、顧客価値と顧客関係のための革新的
なフレームワークを理解する。
・課題に取り組むことにより、文章作成力、情報収集と分析力を身につける。
・マーケティング理論やそれに関連したケーススタディを通じて企業経営に対
して関心を持つ。
・生活者トレンドや新製品情報など市場の動向に敏感に反応する力を養う。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1-1」と「DP-5」に関連が特に強く、「DP4」に関連がかなりある
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
この授業は1回目はオンラインで、2回目以降は対面で実施します。オンラインに切り替える場合には学習支援システムでお知らせします。
・毎週授業前日の火曜日に、講義資料を学習支援システムの「教材」にアップ
します。教室での資料配布は行いません。各自ダウンロードしてください。
・授業の進め方と方法については初回授業 (オンラインで実施) で説明します。
こちらの資料も上記と同様に「教材」に「ガイダンス資料」というファイル名
で掲載する予定です。
・中間レポート課題のテーマは Google Classroom に掲載します。提出先も
Google Classroom です。
・Google Classroom への登録が別途必要となります。クラスコード等の詳細
は学習支援システムの「お知らせ」に掲示します。
・ゲストスピーカーによるマーケティング実務の講義を検討していますが、対
面ではなく、オンラインによる講義になる可能性が高いです。なお、講演者
名、テーマ、日程等の詳細は未定です。決まり次第、お知らせします。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:テーマ3:顧客価値の創造と提供
第8章 新製品開発と製品ライフサイクル戦略①
新製品開発のプロセス、マネジメントについて、また製品ライフサイクル学びます。
第2回[対面/face to face]:テーマ3:顧客価値の創造と提供
第8章 新製品開発と製品ライフサイクル戦略②
製品ライフサイクルの戦略について学びます。
第3回[対面/face to face]:テーマ3:顧客価値の創造と提供
第9章 マーケティング・チャネルによる顧客価値の提供①
サプライ・チェーンと価格提供ネットワーク、チャネル・コンフリクトについて学びます。
第4回[対面/face to face]:テーマ3:顧客価値の創造と提供
第9章 マーケティング・チャネルによる顧客価値の提供②
マーケティング・システム、チャネル設計に関する意思決定について学びます。
第5回[対面/face to face]:テーマ4:顧客価値の説得と伝達
第10章 価格設定①
市場状況と価格設定戦略について学びます。
第6回[対面/face to face]:テーマ4:顧客価値の説得と伝達
第10章 価格設定②
価格調整戦略、価格変更について学びます。
第7回[対面/face to face]:テーマ4:顧客価値の説得と伝達
第11章 コミュニケーションによる顧客価値の説得①①
統合型マーケティング・コミュニケーションについて学びます。
第8回[対面/face to face]:テーマ4:顧客価値の説得と伝達
第11章 コミュニケーションによる顧客価値の説得②
マーケティング・コミュニケーションの開発プロセス、予算設定について学びます。
第9回[対面/face to face]:テーマ4:顧客価値の説得と伝達
第12章 広告とパブリック・リレーションズ①
広告戦略の展開について学びます。
第10回[対面/face to face]:テーマ4:顧客価値の説得と伝達
第12章 広告とパブリック・リレーションズ②
広告媒体の選定、パブリック・リレーションズについて学びます。
第11回[対面/face to face]:テーマ4:顧客価値の説得と伝達
第13章 人的販売と販売促進①
人的販売、セールス・フォースの管理について学びます。
第12回[対面/face to face]:テーマ4:顧客価値の説得と伝達
第13章 人的販売と販売促進②
販売促進について学びます。
第13回[対面/face to face]:テーマ5:マーケティングの革新
第14章 ダイレクト・マーケティングとオンライン・マーケティング①
ダイレクト・マーケティングの捉え方と形態について学びます。
第14回[対面/face to face]:テーマ5:マーケティングの革新
第14章 ダイレクト・マーケティングとオンライン・マーケティング②
オンライン・マーケティングの実施について学びます。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
・教科書には、基本的な理論の説明やそれに関連する事例の紹介があります。マーケティングを知るには、新聞、雑誌、テレビ、インターネットなどの情報に敏感になること、また、実際の売り場を見ることも大切です。教科書による学習だけでなく、「今、市場で起こっていること」に興味を持ち、自分の目と耳で確認するよう心掛けてください。
テキスト(教科書)Textbooks
・フィリップ・コトラー、ゲイリー・アームストロング、恩蔵直人著 『コトラー、アームストロング、恩蔵のマーケティング原理』丸善出版(2014年)。
参考書References
・西尾チヅル編著『マーケティングの基礎と潮流』八千代出版(2007年)
・和田充夫・恩蔵直人・三浦俊彦 『マーケティング戦略第5版』有斐閣アルマ(2016年)。
・石井淳蔵・廣田章光・坂田隆文編集『1からのマーケティング・デザイン』碩学舎(2016年)。
成績評価の方法と基準Grading criteria
成績評価は、①+②の合計 100 点満点とし、60 点以上が合格となります。
①中間レポート
・提出締め切り日の 1 ヵ月前にはテーマを発表します。
・40点満点で採点します。
<レポート提出の注意事項>
・レポート課題を作成する際の剽窃行為は厳に慎んでください。web などから文章や図表、画像を引用する場合は URL、記事タイトル、アクセス日を明記してください。
・提出物のファイル名、本文の冒頭に学生証番号と氏名を記載してください。
本科目には受講生が多数います。他の受講生の提出物と識別できるよう、各自このルールを守ってください。
・レポート課題は基本的に書かれた内容で評価しますが、指定文字数よりも少ない場合には減点の対象になります。
・中間レポート未提出の場合、成績評価に大きく影響しますので、必ず提出してください。
②学期末テスト
・学期末テストの期間中に教室にて実施するか、あるいは学習支援システムの「テスト/アンケート」にて実施するかについては現時点では確定できません。詳細は決まり次第、お知らせします。
・すべて 3 択形式、60 点満点ですが、設問数等の詳細は未定です。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
この 2 年間、提出されたレポート課題については、一人ひとりに良い点、改善点などをフィードバックしました。提出したレポートが褒められると励みになった、という声が寄せられました。一人ひとりの内容にあわせてコメントを書くのはとても時間がかかりますが、頑張ってフィードバックしたいと思います。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
スマートフォンでは画面が小さく、視聴しづらいので、タブレットやノートPCなどを準備の上、受講するようお願いします。
その他の重要事項Others
・マーケティング・マネジメント論Ⅰ/Ⅱは、消費者行動論Ⅰ/Ⅱ、マーケティング・リサーチⅠ/Ⅱ、サービス・マネジメント論Ⅰ/Ⅱ、流通論Ⅰ/Ⅱ、製品開発論Ⅰ/Ⅱなどマーケティング系の専門科目の基盤となる科目です。マーケティングに興味のある学生、マーケティング系のゼミに所属する、あるいは所属したいと考えている学生は受講することをお勧めします。
・担当教員は、メーカーのマーケティング本部広告制作部と広告会社の戦略プランニング室に計20年間勤務した経験を有します。その実務経験を活かし、マーケティングの理論をわかりやすく講義します。