経営学部Faculty of Business Administration
MAN200FA(経営学 / Management 200)経営戦略論Ⅰ(2019年度以降入学者)Corporate Strategy I
孫 德峰Defeng SUN
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学部Faculty of Business Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | A4403 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木2/Thu.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade |
2~4(経営戦略学科のみ) 3~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes |
※ クラス指定があります。 ※ 経営戦略学科の学生のみ2年次から履修できます。 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2019年度以降)Category (2019~) | 経営戦略学科専門科目200番台 |
カテゴリー(2018年度以前)Category (~2018) |
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Outline (in English)
This course is an basic lecture on strategic management which is one of the core areas in business administration. The main objectives include understanding the basic theories and concepts of strategic management and cultivating the ability to analyze strategic behaviors by reviewing some real cases related to companies. Students will be expected to have completed the required assignments after each class meeting. Your study time will be more than four hours for a class. Your overall grade in the class will be decided based on the following: Term-end examination: 50%, Short tests: 30%, in class contribution: 20%.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本授業は、経営学における中核領域の一つである経営戦略論に関する概論的講義です。経営戦略論の基本的な理論や概念を理解するとともに、具体的な企業の取り組みとの関連について検討することを通じて、企業の戦略的行動を分析する能力を養います。
到達目標Goal
主要な経営戦略に関する理論と概念を使って、現実の経営戦略を説明し、分析することができるようになることを、本講義の主たる到達目標としています。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1-1」に関連が特に強く、「DP4」に関連がかなりある
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
春学期は,基本的に対面授業での開講となる。講義形式などの詳細は,一回目のオンライン講義の際に提示する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]:第1講 イントロダクション
講義内容の構成、戦略の定義、経営戦略の定義、経営ビジョンと経営戦略などの説明。
2[オンライン/online]:第2講 戦略と業界構造(Ⅰ)
SCPモデル(業界構造、企業行動、パフォーマンス)、業界構造分析(競争者、新規参入者、代替品、売り手、買い手)について説明する。
3[対面/face to face]:第3講 戦略と業界構造(Ⅱ)
業界構造分析の枠組みを用いてケース分析を行うことを通じて,自社の事業をどこに位置づけるべきなのかについて学ぶ。
4[対面/face to face]:第4講 ポジショニング・アプローチ
ポジショニング論,SCP理論について解説する。
5[対面/face to face]:第5講 リソース・ベース・アプローチ
経営資源、経営資源の異質性と固着性、VRIO分析フレームワーク、一時的競争優位と持続的競争優位について説明する。
6[対面/face to face]:第6講 競争戦略(事業戦略)(Ⅰ)
技術発想とマーケティング発想との違いについて学習する。
7[対面/face to face]:第7講 競争戦略(事業戦略)(Ⅱ)
ある特定の事業において競争優位を保持するためにどのように競争していくのかについて学習する。
8[対面/face to face]:第8講 企業戦略と多角化
企業が競争に勝ち抜き,成長を続けていくためにどのように自社の事業領域を特定するかについて学習する。
9[対面/face to face]:第9講 多角化とPPM
事業間の関連パターン、多角化と企業の成果との関係、選択と集中、PPM (Product Portfolio Management)について説明する。
10[オンライン/online]:第10講 組織構造(Ⅰ)
仕事の分業,権限関係,部門化,ルール化などの組織の基本的な構造設計について考える。
11[オンライン/online]:第11講 組織構造(Ⅱ)
組織構造の基本形態について説明する。
12[オンライン/online]:第12講 国際化と企業戦略(Ⅰ)
グローバル統合とローカル適応、多国籍企業の国際経営戦略の類型、親会社と海外子会社の関係などについて解釈する。
13[オンライン/online]:第13講 国際化と企業戦略(Ⅱ)
海外子会社の設立、海外子会社の役割の類型、海外子会社の成長について説明する。
14[オンライン/online]:第14講 春学期の内容のまとめ
1回目から13回目までの授業内容のまとめ・総括。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
日頃に日本経済新聞、日経ビジネス、Bloomberg Businessweekなどの経済紙、ビジネス誌を読む習慣を身に着け、とりわけ企業の戦略的取り組みをめぐる記事や論説を読んで考えることをお勧めします。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
とくにテキストを指定し購入を求めることはありません。事前に講義資料を授業支援システムにアップロードします。毎回の授業に先だって必ず該当する資料を印刷して予習してください。授業中は必ずしっかりとノートをとってください。
参考書References
1)青島矢一・加藤俊彦『競争戦略論』有斐閣
2)沼上幹『経営戦略の思考法』日本経済新聞出版社
3)M.E.ポーター『競争の戦略』ダイヤモンド社
4)ジェイ・B・バーニー『企業戦略論』(上、中、下)ダイヤモンド社
5)G.サローナーほか『経営戦略論』東洋経済新報社
成績評価の方法と基準Grading criteria
「平常点」20%,「小テスト」30%,「期末テスト」50%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
学生の理解度を勘案しながら授業スピードを適宜調整するように心掛けます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし。
その他の重要事項Others
経営戦略論Ⅰと経営戦略論Ⅱは、一貫した講義構成になっているため、通年で履修することをお勧めします。とくに、秋学期(経営戦略論Ⅱ)のみの履修では、内容の理解において困難を伴う可能性があります。ご注意ください。主な関連科目として、経営学総論Ⅰ/Ⅱ、国際経営戦略論Ⅰ/Ⅱ、戦略的意思決定論Ⅰ/Ⅱ、経営分析Ⅰ/Ⅱ、Ⅲ/Ⅳ、日本経営論Ⅰ/Ⅱ、経営組織論Ⅰ/Ⅱ、マーケティング論Ⅰ/Ⅱ、経営管理論Ⅰ/Ⅱなどが挙げられます。