経営学部Faculty of Business Administration
PRI100FA（情報学基礎 / Principles of informatics 100）情報学入門Ⅱ（空間情報処理）（2019年度以降入学者）Introduction to Informatics II (Spatial Information Processing)
永保 敏伸Toshinobu NAGAHO
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学部Faculty of Business Administration |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | A4103 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 水4/Wed.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 1～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | ※ 原則春学期、秋学期連続で受講してください。 |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 入学年度Admission year | |
| カテゴリー（2019年度以降）Category (2019～) | 専門入門科目100番台 |
| カテゴリー（2018年度以前）Category (～2018) |
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Outline (in English)
【Course outline & Learning Objectives】
Introduction to Informatics <Geospatial information processing> course
Learn the fundamentals and applied capabilities of information literacy necessary for promoting learning in various fields at university.
Particularly in application aspect, we learn how to handle electronic maps and statistical information with location information that are frequently used in various disciplines and industries, and how to create distribution maps using them.
For doing this, to acquire the basic ability of spatial information analysis using free GIS software (MANDARA) is the purpose of this lecture.
【Learning activities outside of classroom】
Before/after each class meeting, students will be expected to spend two hours to understand the course content
【Grading Criteria /Policy】
Your overall grade in the class will be decided based on the following
In class contribution：30％ ,short reports: 30%,Term-end examination: 40%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
情報学入門＜空間情報処理＞コース情報科学実習＜fコース＞
大学において様々な分野の学習を進めていく上で必要な情報リテラシーの基礎と応用能力を習得する
特に応用面では，様々な学問分野や業種で利用されることが多くなった電子地図や位置情報を持った統計情報などの扱い方，それらを用いた分布図の作成法を習得する．
その際、簡易ＧＩＳソフト（MANDARA）を用いた空間情報解析の基礎能力を身につけることを目的とした作業を行う
到達目標Goal
情報リテラシーの基礎と応用能力を修得する．
特に基礎部分ではExcelを用いた処理技術に重点を置く．応用部分において，身に着けたExcelでの処理技術を用いて準備する空間情報解析のデータセットを利用した空間情報解析の基礎能力を獲得することが目標である
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1-4」に関連が特に強く、「DP4」に関連がかなりある
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
講義は原則的に実習形式（講義→実習→まとめ）で行う．必要に応じて学生の成果を発表してもらうこともある
また，提供した情報を基に，各自が問題解決の手段として活用できるよう実習を行う．
講義の進度は，当該年度に履修登録した学生の習熟度を考慮し決める
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]：地域環境情報とは？
ＧＩＳとＳＩＳ
地域科学・環境科学と様々な情報、そして、地理情報システムと空間情報システムの概要
第2回[対面/face to face]：地域環境情報とその収集・管理・活用法
インターネット上に公開されている各種統計情報を扱う
第3回[対面/face to face]：地図（主題図）作成
MANDARAを用いた階級区分図の作成
第4回[対面/face to face]：地図情報の取得
国土地理院などが提供している各種地図データを扱う
第5回[対面/face to face]：測地系と座標変換
地図を作成する前提条件を確認する
第6回[対面/face to face]：ジオコーディング入門
住所やGPSを用いて位置情報を取得する
第7回[対面/face to face]：位置情報の活用
地図上に任意の地点（緯度経度）を描く
第8回[対面/face to face]：属性データの加工
１次データに追加作業を行い，必要なデータを整える
第9回[対面/face to face]：主題図作成実習
自由に階級区分図を描くための準備をする
第10回[対面/face to face]：データの種類と表現方法
階級区分を考える上で，重要な度数分布の検討を行う
第11回[対面/face to face]：主題図の重ね合わせ
作成した複数の主題図を重ねて１枚の図で表現する
第12回[対面/face to face]：Google Earth活用
MANDARAで作成した主題図をGoogle Earthへ出力する
第13回[対面/face to face]：総合実習１
ＧＩＳソフトによる主題図作成と解析
第14回[対面/face to face]：総合実習２
秋学期の習熟度を確認する小テストなどの総合実習
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
春学期：
本授業で学んだことを利用して，様々な学習・課題作成などに取り組むよう努力する
秋学期：
様々な講義で扱う地域環境情報について分布図を作成し時空間解析を試みる．
本授業の準備学習・復習時間は，各2時間を標準とする.
テキスト（教科書）Textbooks
春学期：
授業時に指示．「情報リテラシー」に関する教科書．
秋学期：
谷 謙二（２０１８）：『フリーGISソフトMANDARA10入門: かんたん!オリジナル地図を作ろう』,古今書院．
※ 教科書は，学期始めに改めて提示する（変更の可能性あり）
参考書References
・岡本 敏雄ほか 2017 ．『改訂新版 よくわかる情報リテラシー 』， 技術評論社
・佐土原 聡ほか 2005．『図解！ Arc ＧＩＳ 身近な事例で学ぼう』, 古今書院
・川崎昭如ほか 2008．『図解！ Arc GIS Part2 ＧＩＳ実戦に向けてのステップアップ』,古今書院
その他，授業の進度に合わせて適宜紹介
成績評価の方法と基準Grading criteria
１．毎回該当講義で紹介した実習に関わる小課題を課す．この作業結果をもって平常点（30％）とする．
２．主たる講義内容ごとにまとめを主眼とした課題（30％）を課す
３．最後に，当該学期を総括する学期末試験（40％）を行う
上記１．～３．をあわせて総合的に評価する．授業進度によっては，試験や課題の有無や配分を変更することもあり得る
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
学部・学科の専門に関係なく，幅広い情報リテラシーの基礎能力を育成し，秋学期では，各専門分野の興味に従った応用に対応するようにする
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
情報実習室のＰＣで実習を行う
その他の重要事項Others
本講義は情報実習室でパソコンを用いた実習を行う
＊＊＊【厳守】＊＊＊＊
・初回講義時までに，大学のパソコンにログインするためのIDとパスワードを取得すること
・受講者多数の場合は，抽選を行うので初回講義に必ず出席すること
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秋学期は，春学期に習得する技術を前提とした内容となっている．特にExcelに関して関数の使用方法に自信のある学生以外は，原則的に春学期，秋学期連続して受講すること．
関連科目
コンピュータ・リテラシーに関連する科目
オフィス・アワー
授業前後に質問を受け付ける。