法務研究科Law School
LAW500A2(法学 / law 500)企業法務入門Introduction to company legal affairs
高須 順一Junichi TAKASU
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法務研究科Law School |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | V2271 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期後半/Spring(2nd half) |
曜日・時限Day/Period | 金2/Fri.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2~ |
単位数Credit(s) | 1 |
備考(履修条件等)Notes | 選択必修 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory |
実務基礎科目群 専門的技能教育 |
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Outline (in English)
【Course outline】
It is the class for the purpose of getting a general understanding of the company's legal affairs that are one of the duties of the lawyer who is new in mind in students having the constant image about the lawyer. It is a class to want the second-grader who entered it newly to take lectures. About a variety of company legal affairs, it is intended to have you understand concrete content, but the duties of the judicial officer want you to understand the social way and a thing concerned with closely without remaining in it.
【Learning Objectives】
The goals of this course are to understand the concrete contents and importance of company legal affairs, and the work of the judicial officer is the understanding of the thing of every domain of the society.
【Learning activities outside of classroom】
Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours understanding the course content
【Grading Criteria /Policies】
Grading will be decided based on class manner, questions and answers (40%), and Report problem (60%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
法律家に関する一定のイメージを持っている学生を念頭に、新たな法律家の職務の一つである企業法務に関して、全般的な理解を得ることを目的とする授業である。既習者コースに入学した新入生に受講してもらいたい授業である。多様な企業法務について、具体的な内容を理解することができるようになることを目的とするが、それにとどまらず、法曹の職務は、社会のあり方と密接に関わっていることを理解していく。
到達目標Goal
現代の企業活動において、法律家が大きな役割を担っていることを学習する。まずは、企業法務の具体的な内容と、その重要性を学ぶことになる。その上で、法曹の仕事は、伝統的な訴訟遂行にとどまるものではなく、社会のあらゆる活動に関与するものであることを具体的に理解できるようにする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP6」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
何人かのゲストスピーカーをお呼びして、その方の専門分野に関する具体的な講義をお願いする予定である。ゲストスピーカーとしては、企業法務を担当する弁護士や、インハウスローヤーが中心となるが、テーマに応じて、企業法務担当者や経済の専門家にも参加いただく予定である。
なお、テーマによるが単なる講演にとどまることなく、模擬株主総会の実施やQ&A方式の授業実施などを行い。さらには、ゲストスピーカーの講義のあと、振り返り、まとめを行い、受講生から当日の授業の理解度を確認する簡単なレポートを提出してもらうこともある。これらに対するフィードバックは、その都度、次回の授業の開始時及び最終回(第7回)の授業時に行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:企業法務とは
担当教員による企業法務に関する総論的な説明
第2回[対面/face to face]:契約審査とコンプライアンス
ゲストスピーカーによるコンプラインに関する講義の後、担当教員による振り返り及びまとめを実施する。
第3回[対面/face to face]:株主総会運営
ゲストスピーカーによる株主総会運営に関する講義及び模擬株主総会を疑似体験する。その後、担当教員による振り返り及びまとめを実施する。
第4回[対面/face to face]:グローバル化対応
企業がグローバル化にどのように対応しているかに関するゲストスピーカーの講義の後、担当教員による振り返り及びまとめを実施する。
第5回[対面/face to face]:企業法務の心得
長年、企業法務に関与しているゲストスピーカーによるQ&A方式での授業の後、担当教員による振り返り及びまとめを実施する。
第6回[対面/face to face]:企業法務における新たな試み
近時の企業法務をめぐる新しい課題についてゲストスピーカーによる講義及び意見交換の後、担当教員による振り返り及びまとめを実施する。
第7回[対面/face to face]:弁護士の使命と企業法務
担当教員による取りまとめ的な講義
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
事前学習や復習はあくまで本人が授業を有効に活用するために行えば足りる。事前課題の提出等は予定していない。授業時間中にゲストスピーカーから多くのことを学んで欲しい。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
特に指定しない。必要に応じて資料を各回の授業で配付する。
参考書References
一般的な参考書として以下の書籍が参考になる。
経営法友会企業法務入門テキスト編集委員会編著『企業法務入門テキストーありのままの法務』(商事法務、2016年)
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点評価の授業である。講師の話から何を学んだかを判定するための簡単なレポートを講師の話の終了後、授業時間終了時までに提出してもらうことを考えている。
以下の割合に基づき評価する。
レポートの内容 60パーセント
授業時の質問・発言 40パーセント
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
ゲストスピーカーの話が具体的な内容であるほど関心が高いことに気付かされた。本年度は、さらに、より具体的な話をしていただく予定である。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特にない。
その他の重要事項Others
私は弁護士として、上場企業等の法律顧問をしており、企業法務に関して多年におよぶ実務経験を有している。この経験をもとに授業を実施して行きたい。
なお、私が弁護士として活動する中で培った人間関係をもとにゲストスピーカーをお願いしている。ゲストスピーカーは、それぞれ法曹として、あるいは企業法務担当者等として、多忙な方々であり、日程調整が困難である。そこで、ゲストスピーカーの都合を優先させ、各回の授業の順番を入れ替えることもある。また、場合によっては、日程の変更を行うことがあるので、予め了承して欲しい。