社会学部Faculty of Social Sciences
FRI200EC, FRI200ED(情報学フロンティア / Frontiers of informatics 200 , 情報学フロンティア / Frontiers of informatics 200)メディアの歴史History of Media
メディア史Ⅰ
小林 直毅Naoki KOBAYASHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学部Faculty of Social Sciences |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | LD206 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 金3/Fri.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 【成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生への案内】履修年次は2~4年 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリーCategory | 講義・実習科目 |
カテゴリー(2022年度以降入学者)Category (2022~) | |
カテゴリー(2018~2021年度入学者)Category (2018~2021) | |
カテゴリー(2017年度以前入学者)Category (~2017) | |
コース・プログラム名Course/Program name |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Course outline:
In this course, you will understand the history of media as a technology and institution that enables human recognition and existence, and also consider media as "record and memory".
Learning objectives:
The goal of this course is to help students understand that the media associated with political, economic, social and cultural transformations are essential to the experience of the event.
Learning activities outside of classroom:
Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content.
Grading Criteria /Policies:
Your overall grade in the class will be decided based on the following.
Term-end examination: 40%, Short reports : 60%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
どのようなメディアが、何を、どのように語り、描いてきたのかを考えながらメディアと人間と技術の歴史を理解し、「記録と記憶」としてのメディアの可能性と課題を考えることを目的とします。
到達目標Goal
政治、経済、社会、文化の変容とメディアの変容との結びつきから、出来事の経験にメディアが不可欠であることを理解し、後半では、「戦後史としてのメディア史」をテーマにして、これを実践的に考えることができるようなるのがこの授業の到達目標です。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
社会学部のディプロマポリシーのうち,DP1・DP3・DP8・DP10・DP11に関連。 DPについてはこちら https://www.hosei.ac.jp/shakai/info/article-20200325181407/
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
オンライン授業で進める予定です。時間割で指定された授業曜日に毎週、講義動画、スライドのPDFファイル、配布資料を配信しますので、それらを使って受講を進めてもらいます。
配布資料は受講の事前、事後の学習のためのものです。講義動画を視聴しながら、スライドや配布資料を参照してノートを作成していきます。その後さらに、配布資料や参考文献などを参照して、学んだことを文章化した「講義ノート」を作成します。受講者にはこれを毎週重ねてもらいます。
授業期間内で3~5回のリアクションペーパーの提出を求めます。それについての授業内での講評、解説をします。
なお、授業計画は授業の展開によって、若干の変更がありえます。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:イントロダクション
この講義の概要とねらい
第2回[オンライン/online]:メディアの歴史を読み解く視点
「記録と記憶」の考古学をめざして。
第3回[オンライン/online]:メディアと近代社会
何が、どのように印刷され、どのように読まれたのか。
第4回[オンライン/online]:「眼の隠喩」としての映像メディア
「見えないもの」を見る経験。
第5回[オンライン/online]:戦争とメディア
「動員」と「告発」、「記録」と「記憶」。
第6回[オンライン/online]:メディア表象としての近代
リアクションペーパーへのリプライ(1)
第7回[オンライン/online]:「玉音放送」と「終戦」の記憶
敗戦はどのように語られ、記憶されたのか。
第8回[オンライン/online]:原爆と原子力「平和利用」のメディア表象
「核」の記録と記憶に見る敗者の心性。
第9回[オンライン/online]:ナショナルメディアとしての放送とその技術
ラジオとテレビの連続性。
第10回[オンライン/online]:敗戦の記録と記憶
リアクションペーパーへのリプライ(2)
第11回[オンライン/online]:「テレビを見ること」で何が経験されたのか
高度経済成長とテレビの普及。
第12回[オンライン/online]:テレビが描いた「豊かさ」と「平和」(その1)
人びとは「皇太子ご成婚」に何を見たのか。
第13回[オンライン/online]:テレビが描いた「豊かさ」と「平和」(その2)
人びとは「東京オリンピック」に何を見たのか
第14回[オンライン/online]:3.11後のメディア
メディア・アーカイブの可能性と課題を考える。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎回の講義の前に、配布資料を熟読してください。講義の概要を把握し、分かりにくい事項については、「何が、どう分からないか」を考えてメモとして書き出すといった作業が必須です。
講義後に、配布資料や参考文献などを参照しながら講義ノートを整理することも必須です。事項の箇条書きメモではなく、文章として整理するように心がけてください。
本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
とくに指定しません。
参考書References
毎回の配布資料で示します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
リアクションペーパーがすべて提出されていて、いずれの内容も問題がない場合は、それをもって成績全体の60%の評価とします。さらに学期末に小レポートを課しますので、これを単位認定の必須要件とするとともに、その評価を成績全体の40%の評価とします。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
リアクションペーパーや答案以上に、授業改善アンケートなどによって気づかされたようなことはありません。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
学習支援システムで資料配布します。