社会学部Faculty of Social Sciences
PRI200ED(情報学基礎 / Principles of informatics 200)情報科学とコミュニケーションInformatics and Communication
金井 明人Akihito KANAI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学部Faculty of Social Sciences |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | LD106 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木2/Thu.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 【成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生への案内】履修年次は2~4年 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリーCategory | 講義・実習科目 |
カテゴリー(2022年度以降入学者)Category (2022~) | |
カテゴリー(2018~2021年度入学者)Category (2018~2021) | |
カテゴリー(2017年度以前入学者)Category (~2017) | |
コース・プログラム名Course/Program name |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
This course deals with the information theory, system theory, narratology, artificial intelligence, and cognitive science.The goals of this course are to establish the skill to analyze communication from the viewpoint of information theory.Students will be expected to have completed the required assignments after each class meeting. Your study time will be more than four hours for a class.Your overall grade in the class will be decided based on the following
Midterm paper: 50%,term paper: 50%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
コミュニケーションを、情報科学の理論を用い、総合的に把握し、解析することを目指す。特に、情報理論、システム理論、物語論および認知科学・人工知能の方法論を取り上げる。
到達目標Goal
コミュニケーションを情報科学的な観点から分析できるようになる。また、情報理論やコンピュータ、デジタル技術の可能性と限界を理解したうえで、情報メディアが関わるコミュニケーションをデザインすることができるようになる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
社会学部のディプロマポリシーのうち,DP1・DP11に関連。 DPについてはこちら https://www.hosei.ac.jp/shakai/info/article-20200325181407/
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
本講義の第一部では、様々な状況におけるコミュニケーションを、特に、情報と認知、物語の観点から考察する。また、情報理論のモデルだけでなく、物語論的観点から、コミュニケーションに対してより深く、また幅広くアプローチするモデルについても扱っていく。さらに中間論文課題提出後の本講義の第二部では、コンピュータ・メディア・ネットワークなどを基盤とするコンテンツやコミュケーションの現場について、人工知能やコンピュータ、関連作品の最新情報を盛り込みつつ、第一部の内容や中間論文課題をふまえた講義をする。最終的には以上の内容をふまえた論文の提出が必要になる。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:情報科学と物語、コミュニケーション
本授業のガイダンス
第2回[対面/face to face]:コミュニケーションの実験調査
コミュニケーションに関する実験調査を行う
第3回[対面/face to face]:物語とコミュニケーション
物語とコミュニケーションの関係を議論する
第4回[対面/face to face]:通信ネットワークとセキュリティ
インターネットにおける通信の理論を議論する
第5回[対面/face to face]:情報とコミュニケーション
コンピュータで情報がどのように扱われているかを議論する
第6回[対面/face to face]:情報理論とコミュニケーション
コンピュータで情報がどのように伝達されているかを議論する
第7回[対面/face to face]:システム理論とコミュニケーション
現状のコンピュータの理論では実現不可能な事項は何か議論する
第8回[対面/face to face]:中間論文課題へ向けたまとめ
最新の情報メディアに関する議論と、これまでのまとめ
第9回[対面/face to face]:情報システムとコミュニケーション
コンピュータのプログラミングの限界について
第10回[対面/face to face]:物語論とコミュニケーション
物語の解析を、情報科学的な観点から行なう
第11回[対面/face to face]:中間論文課題を基にした議論
論文例を提示し、それを基にした議論を行う
第12回[対面/face to face]:映像・広告とコミュニケーション
映像・広告とコミュニケーションの関係を議論する
第13回[対面/face to face]:芸術とコミュニケーション
芸術とコミュニケーションの関係を議論する
第14回[対面/face to face]:まとめと授業内論文
これまでの授業のまとめとそれを基にした論文執筆・提出
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。毎回の復習をし、それをふまえて中間論文課題を提出すること。また、中間論文は、提出後に論文例を提示するので、それをふまえて、その後の授業に取り組むこと。
テキスト(教科書)Textbooks
プリントを毎回配布する。
参考書References
授業時に紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業中の課題と中間論文課題(50%)・最終授業内論文課題(50%)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
情報科学の理系的側面および哲学的側面を扱う回も数回あるので、そのことは意識しておいてください。数学を扱う回も1~2回だけあります。社会学ではなく、情報科学やプログラミングからの観点を重視しますので難解に感じられる回もあると思いますが、デジタル機器やインターネットの基になっている内容ですので、深く探究してください。また、デジタルだけでなく、アナログ的な観点についても重視していく予定です。