社会学部Faculty of Social Sciences
SOC100ED(社会学 / Sociology 100)メディア社会入門ⅠIntroduction to Media and Society I
メディア社会論Ⅰ
津田 正太郎Shotaro TSUDA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学部Faculty of Social Sciences |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | LD002 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木1/Thu.1 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリーCategory | 講義・実習科目 |
カテゴリー(2022年度以降入学者)Category (2022~) | |
カテゴリー(2018~2021年度入学者)Category (2018~2021) | |
カテゴリー(2017年度以前入学者)Category (~2017) | |
コース・プログラム名Course/Program name |
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Outline (in English)
The goal of this lecture is to help participants understand the role of the media from a broader perspective, as well as to learn the methodology for conducting their own analysis and research. It is recommended to read the textbook and the books introduced in the lecture. The standard preparation study and review time for this lecture is 2 hours each. Participants will be evaluated by the total of the test (30%) to be given during the semester and the report (70%) to be submitted at the end of the semester.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この授業では「メディア社会」とは何か、それを学ぶために知っておくべき基礎概念について説明したのち、国家や政治とメディアとの関わりを中心に解説を行う。
到達目標Goal
この授業の目標は、受講者がメディアの役割をより幅広い視点から理解できるようになることに加えて、自らの手で分析、研究を行うための方法論を学ぶことにある。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
社会学部のディプロマポリシーのうち,DP1・DP11に関連。 DPについてはこちら https://www.hosei.ac.jp/shakai/info/article-20200325181407/
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
この授業は講義という形態をとる。ただし、授業中には随時、Zoomのチャット機能での質問を受けつける。また、授業終了後にもGoogleフォームによって質問を受けつけ、次回の授業の冒頭で時間を割いて解説を行うことで、受講者の理解をより促進するよう心がけたい。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:「メディア社会」について考えることの意味
授業全体のイントロダクション
第2回[オンライン/online]:メディアと「現実危機」
「現実」とは何か、メディアといかなる関係にあるのかを考える
第3回[オンライン/online]:近代国家の形成と情報通信ネットワークの発達
国家とは何か、国家と情報ネットワークはどのような関係にあるのかを考える
第4回[オンライン/online]:国民共同体の形成過程におけるメディアの役割
国民共同体の形成においてメディアがどのような役割を果たしてきたのかを考える
第5回[オンライン/online]:ナショナル・アイデンティティの構築とメディア
日常生活において当たり前のものとしてナショナリズムが再生産される過程を考える
第6回[オンライン/online]:ナショナリズムの「日常化」とメディア
日常生活において当たり前のものとしてナショナリズムが再生産される過程を考える
第7回[オンライン/online]:戦争プロパガンダとメディア(前編)
戦争時にメディアが国内でどのような役割を担うのかを考える
第8回[オンライン/online]:戦争プロパガンダとメディア(後編)
戦争時の対外的宣伝のためにメディアが果たす役割について考える
第9回[オンライン/online]:メディアは資本主義といかに結びついてきたのか(前編)
資本主義の発達過程においてメディアが果たしてきた役割について考える
第10回[オンライン/online]:メディアは資本主義といかに結びついてきたのか(後編)
消費を促進する手段としてのメディアとその社会的文脈について考える
第11回[オンライン/online]:変容する都市空間とメディア(前編)
都市とメディアはいかなる関係にあるのかを考える
第12回[オンライン/online]:変容する都市空間とメディア(後編)
東京の歴史的な発展過程を踏まえながら、メディアによる空間の意味づけについて考える
第13回[オンライン/online]:開発途上国とメディア
開発途上国の発展にとってメディアはいかなる役割を果たしうるのかを考える
第14回[オンライン/online]:グローバル化とメディア
国境を越えるメディア流通とそれが社会にもたらす影響について考える
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
教科書や講義で紹介した書籍などを読んでおくことが望ましい。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
津田正太郎(2016)『メディアは社会を変えるのか メディア社会論入門』世界思想社。
参考書References
講義中に適宜、紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
学期中に実施するテスト(30%)と学期末に提出するレポート(70%)の合計で決定する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
受講者の疑問点を解消するべく、チャットやGoogleフォームなどを活用してインタラクティブな授業運営を心がけたい。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
インターネットに接続可能な環境。スマートフォンではなくパソコンでの受講が望ましい。