社会学部Faculty of Social Sciences
HSS200EC（健康・スポーツ科学 / Health/Sports science 200）スポーツ文化論Sports and Culture
スポーツ社会学
水上 博司Hiroshi MIZUKAMI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学部Faculty of Social Sciences |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | LB306 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 水4/Wed.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 【成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生への案内】履修年次は2～4年 |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 入学年度Admission year | |
| カテゴリーCategory | 講義・実習科目 |
| カテゴリー（2022年度以降入学者）Category (2022～) | |
| カテゴリー（2018～2021年度入学者）Category (2018～2021) | |
| カテゴリー（2017年度以前入学者）Category (～2017) | |
| コース・プログラム名Course/Program name |
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Outline (in English)
◆Course outline
Learn the concept of creating a richer sports, leisure, and recreation space by using the space concepts of "inside the court" and "outside the court" in "Sports Space Theory".
◆Learning Objectives
In this course, students will learn the significance and roles of "inside the court" and "outside the court", which are the main concepts of "Sport Spatial Theory", and will be able to recognize the value of each student's sport, actual sporting behavior, and respect for others. The students will be able to recognize the significance of the spatial concepts covered in this lecture and utilize them in all aspects of their daily lives.
◆Learning activities outside of classroom
The designated textbook is Sports club Sociology:Range of “With Love from ‘outside the Court’” (Seikyusha). In each lecture, we will use about 10 pages from the designated text as learning materials. I would like to set aside time for students to read the textbook outside of class time for prior study, and also to read the textbook briefly in class. A PowerPoint presentation (PDF) prepared by the class instructor will be distributed in advance using Google classroom. Students are expected to read the designated pages of the textbook in advance, and prepare for the class by using the powerpoint document (PDF) distributed in advance (prior learning). After the lecture, students will review the lecture in order to submit reaction comments (post-learning). The standard preparation and review time for this lecture is 2 hours each.
◆Grading Criteria /Policy
Reaction and comments at each lecture: 80%, Final Report :20%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
「スポーツ空間論」の「コートの中」と「コートの外」という空間概念を用いて、スポーツ・レジャー・レクリエーション空間をより豊かに創造するための考え方を学ぶ ．また戦後からのスポーツ・レジャー史の特徴を学ぶ．
到達目標Goal
「スポーツ空間論」の主要な概念である「コートの中」と「コートの外」の意義と役割を学び学生一人一人のスポーツ・レジャーへの価値認識と実際のスポーツ行動や他者への配慮（リスペクト）など，スポーツ・レジャー空間だけではなく，日常生活のあらゆる場面において，本講義で扱った空間概念を意義を意識し，活用していくことができる．
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
社会学部のディプロマポリシーのうち，DP1・DP3・DP8・DP10に関連。 DPについてはこちら https://www.hosei.ac.jp/shakai/info/article-20200325181407/
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
この講義は「対面方式」で授業を進めます．指定テキストは「スポーツクラブの社会学：『「コートの外」より愛をこめ』の射程から」（青弓社）です。各回の講義では、指定テキストから約10ページ程度を教材にして学習を進めていきます。加えて、授業担当者が作成したパワーポイント資料（PDF）をGoogle classroomを用いて配布します．配布資料では，テキストの内容のほか，戦後から今日までの我が国のスポーツ・レジャー史や余暇行政史を学べるような教材を提示します．
受講生のみなさんは、指定テキストの各回の指定ページを事前に読み、合わせて事前に配布されたパワーポイント資料（PDF）を用いて事前学習をします．ただ，実際の講義では，最初に学生のリアクション・コメントの紹介と講義回の指定テキストの範囲を読む時間をとります．そのあと授業者による講義です．実際の講義では，テキスト，事前配布資料（PDF），そして映像資料を活用し授業を行います．オンライン授業でも同じような時間配分で行います．講義の終了１０分から１５分程度の時間を利用し，リアクションコメントを提出してもらいます．これで各回の講義が終了となります。なお最終授業はレポートの課題内容を提示します．
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：ガイダンス
この講義がどういう目的で開講されるのか、どのようなテキストを使って、どのように講義をすすめていくのか、また各回の講義の受講の仕方から成績評価の基準について詳細に説明します。
第2回[対面/face to face]：スポーツの文化的価値
スポーツやレジャーやレクリエーションの楽しさと成立の条件
第3回[対面/face to face]：遊び（プレイ）理論 戦後のレジャー史（１）
遊び（プレイ）の理論のスポーツ・レジャー・レクリエーション
第4回[対面/face to face]：スポーツ・レジャー空間 戦後のレジャー史（2）
「コートの中」と「コートの外」というスポーツ・レジャー空間
第5回[対面/face to face]：コミュニケーションとスポーツ空間，高度経済成長期のレジャー・スポーツ（１）
コミュニケーション空間としての「コートの外」の意味と意義
第6回[対面/face to face]：「コートの外」の意味，高度経済成長期のレジャー・スポーツ（2）
現代スポーツ・レジャーと「コートの外」の意味
第7回[対面/face to face]：能力主義とスポーツ空間，1980年代のレジャー・スポーツ（１）
商業主義の浸透と能力主義の拡大がもたらす「コートの外」空間の喪失
第8回[対面/face to face]：チームワークの功罪，1980年代のレジャー・スポーツ（２）
タテマエの参加とホンネの参加
第9回[対面/face to face]：クラブワークの提唱，1990年代のレジャー・スポーツ（１）
多元的社会関係の創造：チームワークからクラブワークへ
第10回[対面/face to face]：スポーツリーダー論，1990年代のレジャー・スポーツ（２）
新たなリーダーシップ論：バトンタッチの難しさ
第11回[対面/face to face]：コーチ・マネージャー・オーナー，２０００年代のレジャー・スポーツ（１）
苦悩する社会とリーダーの類型論
第12回[対面/face to face]：スポーツ実践空間の創造，２０００年代のレジャー・スポーツ（2）
「権力・権威から影響へ」を実践する社会空間の創造
第13回[対面/face to face]：ゲームズマンシップの提唱，２０1０年代のレジャー・スポーツ
ゲームズマンシップとライフスタイルにおける体験や経験の意味
第14回[対面/face to face]：最終レポート課題の提示
講義の総括と最終レポート課題の提示とその取り組み方についてレクチャーします．
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業担当者が作成したパワーポイント資料（PDF）をGoogle classroomを用いて事前に配布します．受講生のみなさんは、指定テキストの各回の指定ページを事前に読み、合わせて事前に配布されたパワーポイント資料（PDF）を用いて準備（事前学習）をします．受講後にはリアクション・コメントの提出に向けて講義の振り返りの復習（事後学習）をします．本講義の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
水上博司／谷口勇一／浜田雄介／迫俊道／荒井貞光 『スポーツクラブの社会学：「コートの外」より愛をこめ」の射程』 青弓社 2020年
参考書References
「よくわかるスポーツ文化論」井上俊・菊幸一編著ミネルヴァ書房
成績評価の方法と基準Grading criteria
毎講義時のリアクション・コメントの内容(80%) 、最終レポート(Final Report)(20%)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
テキストと配布資料（レジャー・スポーツ史）に沿って授業を行いますので，テキストを授業外に読んでくる事前学習と授業内でもテキストをざっと読めるような時間を確保したいと思います．また，各界のリアクション・コメントの一部は学生の皆さんに紹介して，他の学生がどのような考えや意見を持っているのかを共有したいと思います．
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
対面授業では資料をペーパーで配布をしない（環境保護の観点から）ので，Google classroomから事前配布の資料を見ながら授業ができるような情報機器（PCやタブレット端末，スマホ）の準備をお願いします．なお配布資料には，ノートをする箇所もあるので，タブレット端末などを活用し，筆記等ができることが望ましい．また授業時には，classroomを活用したアンケートを実施しますのでスマホは忘れないようにしてください．
その他の重要事項Others
Google classroom のアプリ