社会学部Faculty of Social Sciences
SOC300EB, SOC300EC（社会学 / Sociology 300 , 社会学 / Sociology 300）環境社会学ⅡEnvironmental Sociology II
堀川 三郎Saburo HORIKAWA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学部Faculty of Social Sciences |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | LB203 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 水2/Wed.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 【成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生への案内】履修年次は2～4年 |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 入学年度Admission year | |
| カテゴリーCategory | 講義・実習科目 |
| カテゴリー（2022年度以降入学者）Category (2022～) | |
| カテゴリー（2018～2021年度入学者）Category (2018～2021) | |
| カテゴリー（2017年度以前入学者）Category (～2017) | |
| コース・プログラム名Course/Program name |
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Outline (in English)
Social life never happens in a vacuum. What kind of changes are induced in communality by changes in the physical urban environment, and how does that in turn alter the urban environment? Those are basic questions this course addresses. To do this, we take a social and historical approach to understand contemporary environmental challenges. At the end of the course, students are expected to explain the essential concepts of environmental sociology, identify the policies and understand key challenges related to Japanese environmental policies. Students will be expected to have completed the required assignments before each class meeting. Your study time will be more than four hours for a class. Final grade will be decided based on short reports (100%) when given online and the term-end examination (100%) when in-person.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
近年台頭してきた環境社会学について概説する。ここでは，環境社会学を便宜的に「環境問題の社会学」と「環境共存の社会学」という2つのサブカテゴリーに分類し，本講義では，後者を取り扱う。具体的には，国内諸都市やアメリカの事例を取り上げて「環境共存」の内実を理解する。さらに，地球温暖化や福島原発事故も取り上げながら，「我々は原子力と共存できるのか」という愁眉の課題の考察を行ない，エコロジカル近代化論等の諸理論を検討する。
到達目標Goal
理系の学問ではなく，社会学で環境問題を分析可能なのだということを理解すること
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
社会学部のディプロマポリシーのうち，DP1・DP3・DP6・DP7・DP8・DP10に関連。 DPについてはこちら https://www.hosei.ac.jp/shakai/info/article-20200325181407/
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
先ず詳細な事例研究を行って「環境問題」の内実を理解した上で，そうした「環境問題」を学問的に分析しようとして産み出されてきた諸理論（生活環境主義，歴史的環境の社会学）を詳しく検討する。このように，事例研究の基盤の上に理論の検討がなされるという講義の構成は，問題の発生に促されて形成されてきた環境社会学の成立過程をいわば「追体験」するものだ。そこにどのような人と言葉（概念）が集まって新たな学問を創り上げてきたのか。講義ではこうした重要な問いを，受講生と一緒に考えてゆきたい。そのためにグループに分かれてディスカッションを行うこともある。毎回，「学生からのコメント」を提出してもらい，それらに対して翌週にコメントをすることによって学生へのフィードバックとする。必ず，春学期の「環境社会学［I］」とセットで履修すること。対面授業か，オンラインか，あるいはその組み合わせか---コロナ感染状況に依存するので，臨機応変に授業形態を決める予定である。対面授業になっても対応できるように準備をしておくこと。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1 [対面/face to face]：イントロ
秋学期への導入
2 [対面/face to face]：環境問題の深化
視えない構造
3[対面/face to face]：「3.11」と温暖化
構造と政策
4[対面/face to face]：「共存」の社会学（1）
小樽（1）
5[対面/face to face]：「共存」の社会学（2）
小樽（2）
6[対面/face to face]：「共存」の社会学（3）
小樽（3）
7[対面/face to face]：「共存」の社会学（4）
竹富島
8[対面/face to face]：「共存」の社会学（5）
セントルイス（1）
9[対面/face to face]：「共存」の社会学（6）
セントルイス（2）
10[対面/face to face]：「共存」の社会学（7）
気候変動
11[対面/face to face]：「共存」の社会学（8）
福島原発事故
12[対面/face to face]：環境問題の社会学における理論（1）
生活環境主義
13[対面/face to face]：環境問題の社会学における理論（2）
エコロジカル近代化論
14[対面/face to face]：期末テスト
理解度の確認
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
必要に応じて随時指示するが，基本的に，文献を事前に読んでくることが必要となる。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
特に指定しない。必要に応じてプリントを配布する。
参考書References
毎時間，リストを配布する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
オンライン授業の場合は，毎回の課題レポートで評価する（100%）。全期間，対面授業が実施できた場合は期末試験（100％）で評価する。両者の組み合わせの場合は毎回の課題レポートで評価する（100%）予定である。初回のガイダンスに必ず出席すること。
なお，レポート課題は，毎回が論文試験に相当するものであり，したがって不正行為は学則によって処分されるので十分に注意すること。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
毎時間，提出してもらうリアクション・ペーパーに担当教員が応答することで授業内容を改善している。昨年度も好評であったため，継続する。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
毎回，学習支援システムを使ってプリント類を配布するので，各自で使い方に習熟しておくこと。
対面授業が実施可能な場合には，ビデオ映像などを随時使用する。