社会学部Faculty of Social Sciences
SOC200EB, SOC200EC, SOC200ED(社会学 / Sociology 200 , 社会学 / Sociology 200 , 社会学 / Sociology 200)社会学理論BⅠTheories of Sociology BI
佐藤 成基Shigeki SATO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学部Faculty of Social Sciences |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | LB006 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水1/Wed.1 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 【成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生への案内】履修年次は2~4年 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリーCategory | 講義・実習科目 |
カテゴリー(2022年度以降入学者)Category (2022~) | |
カテゴリー(2018~2021年度入学者)Category (2018~2021) | |
カテゴリー(2017年度以前入学者)Category (~2017) | |
コース・プログラム名Course/Program name |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
In this course we will learn different sociological approaches to explore and analyze the "state" as a set of social institutions by examining the arguments of Max Weber, Charles Tilly, Norbert Elias, Michael Mann, Pierre Bourdieu, Anthony Giddens, Michael Foulcaut,and so on. The purpose of this course is to understand the formation of the state and its roles from theoretical and historical perspectives. Before and after each class meeting, students are expected to spend two hours to read the relevant parts of the text carefully and to submit a memorandum of comments and questions. The comments and questions will be discussed in the next class meeting. Grades will be based on the final examination (100%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
「国家(state)」という社会制度についてマックス・ヴェーバー,チャールズ・ティリー,ノルベルト・エリアス,マイケル・マン,ピエール・ブルデュー,アントニー・ギデンズ,ミシェル・フーコーらの国家論をとりあげ、歴史社会学的に把握し,分析する視点・方法について学ぶ。
到達目標Goal
国家という規模が大きく、あまり身近には思えないような社会制度と私たちとが,どのような関係にあるのかについて,社会学的な見方で捉えることのできる知見を習得すること。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
社会学部のディプロマポリシーのうち,DP1・DP5・DP8・DP11に関連。 DPについてはこちら https://www.hosei.ac.jp/shakai/info/article-20200325181407/
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
通常の講義。毎回質問・コメントを必ず提出してもらう。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]:イントロダクション
講義全体の概要や目的について
2[オンライン/online]:国家とは何か:
その能力と作用
一定の領域を統治する政治組織としての国家の固有な能力について
3[オンライン/online]:国家と暴力(1):
正当な暴力行使の独占
「正当な暴力行使の独占」というヴェーバーの国家概念について
4[オンライン/online]:国家と暴力(2):
国家と「文明化」
エリアスの「文明化」の過程について
5[オンライン/online]:国家と暴力(3):
国家の暴力行使
ルーマンの権力論とアガンベンの「例外状態」論について
6[オンライン/online]:国家と官僚制(1):
ヴェーバーの官僚制論
ヴェーバーの官僚制概念について
7[オンライン/online]:国家と官僚制(2):
官僚制の機能と逆機能
官僚制の機能と逆機能について
8[オンライン/online]:国家と戦争(1):
国家形成における軍事・財政的要因
ティリーの国家論について
9[オンライン/online]:国家と戦争(2):
間接統治から直接統治へ
ティリーの国家論について
10[オンライン/online]:国家と正当性(1):
「象徴暴力」と「公共」性
ブルデューの「象徴暴力」概念について
11[オンライン/online]:国家と正当性(2):
官僚制的公共性
ブルデューの国家形成論について
12[オンライン/online]:国家と社会(1):
国家の民政化
国家の「民政化」について
13[オンライン/online]:国家と社会(2):
社会の「国家帰属化」
マンのインフラストラクチャー的権力について
14[オンライン/online]:国家と情報管理:
国家と統計(学)
公式統計と国勢調査の歴史について
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎回の授業では、指定されたテキストを読んで予習・復習することが求められる。そこでテキストや授業に関する疑問点を毎回提出してもらい,授業内でその疑問に答える。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
佐藤成基『国家の社会学』(青弓社)
参考書References
授業内で指示する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末試験にて評価する(100%)。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
毎回提出される疑問・質問から,授業での説明の不足や不明確さを補っている。