社会学部Faculty of Social Sciences
ECN200EB, ECN200ED（経済学 / Economics 200 , 経済学 / Economics 200）マクロ経済学Macroeconomics
マクロ経済学Ⅰ
北浦 康嗣Koji KITAURA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学部Faculty of Social Sciences |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | LA011 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 木3/Thu.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 【成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生への案内】履修年次は2～4年 |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 入学年度Admission year | |
| カテゴリーCategory | 講義・実習科目 |
| カテゴリー（2022年度以降入学者）Category (2022～) | |
| カテゴリー（2018～2021年度入学者）Category (2018～2021) | |
| カテゴリー（2017年度以前入学者）Category (～2017) | |
| コース・プログラム名Course/Program name |
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Outline (in English)
The objective of the course is to provide the students with the overview of macroeconomic issues: the determination of output, employment, unemployment, interest rates. Students who complete this course will be able to understand:
(1) how the aggregate levels of production, employment, income and prices are determined in a market driven global economy;
(2) the role of fiscal and monetary policy.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
本授業の目的は，マクロ経済学的な問題について概観することです。とくに，国民所得の決定や雇用（失業）について学びます。また，財政政策や金融政策など政府の役割についても議論します。
到達目標Goal
（１）日常の経済問題について経済学的な発想ができる。
（２）簡単な数値計算によって均衡国民所得や政府支出増大の効果などが導出できる。
（３）45度線分析を用いて財政政策の有効性を議論できる。
（４）IS-LM分析を用いて，財政政策と金融政策の効果を議論できる。
（５）AD-AS分析を用いて，失業、インフレ・デフレについて説明できる
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
社会学部のディプロマポリシーのうち，DP1・DP5・DP6・DP11に関連。 DPについてはこちら https://www.hosei.ac.jp/shakai/info/article-20200325181407/
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
前半では，とくに国民所得の概念を中心として財市場の分析を行います。財政政策の有効性について議論します。後半，財市場と貨幣市場を同時に分析して財政政策と金融政策の効果を確認します。さらに労働市場に注目して総需要曲線や総供給曲線を用いた分析を行います。
2022年度はオンライン授業実施に伴い，変更の可能性があります。変更内容は学習支援システムで提示します。必ず，毎回，Hoppiiを確認するように心がけてください。
授業の初めに,前回の授業での疑問・質問からいくつか取り上げ,全体に対してフィードバックを行います。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]：ガイダンス，ミクロ経済学とマクロ経済学の違い
経済学の発想法を紹介します。
2[オンライン/online]：GDP
GDPについて解説します。
課題①の出題
3[オンライン/online]：三面等価の原則
三面等価の原則について解説します。
課題②の出題
4[オンライン/online]：消費の決定
財市場における需要の構成項目として大事な消費について解説します。
課題③の出題
5[オンライン/online]：投資の決定
財市場における需要の構成項目として大事な投資について解説します。
課題④の出題
6[オンライン/online]：財市場の分析―IS曲線の導出
財市場の需要と供給を等しくさせる国民所得と利子率の関係を示すIS曲線を導出します。
課題⑤の出題
7[オンライン/online]：貨幣市場
貨幣市場の需要と供給を取り上げ，利子率の決定を解説します。
課題⑥の出題
8[オンライン/online]：貨幣市場の分析―LM曲線の導出
貨幣市場の需要と供給を等しくさせる国民所得と利子率の関係を示すLM曲線を導出します。
課題⑦の出題
9[オンライン/online]：IS-LM分析
IS曲線とLM曲線を用いて，均衡国民所得と均衡利子率を導出します。
課題⑧の出題
10[オンライン/online]：IS-LM分析と財政・金融政策（１）
財政政策の効果についてIS-LM曲線を用いて図解します。
課題⑨の出題
11[オンライン/online]：IS-LM分析と財政・金融政策（２）
金融政策の効果についてIS-LM曲線を用いて図解します。
課題⑩の出題
12[オンライン/online]：労働市場
労働市場の均衡について古典派とケインズ派を解説します。
課題⑪の出題
13[オンライン/online]：物価水準の決定－総需要と総供給（１）
総需要曲線と呼ばれるAD曲線を定義した後，導出します。
課題⑫の出題
14[オンライン/online]：物価水準の決定－総需要と総供給（２）
総供給曲線と呼ばれるAS曲線を定義した後，導出します。
課題⑬の出題
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
とくに前提となる専門知識は必要ありません。毎回課題を出題するので，復習を心がけてください。本授業の準備・復習時間は各２時間を想定しています。
テキスト（教科書）Textbooks
とくに指定しません。
参考書References
必要に応じて紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
対面による学期末試験（80％）と13回の課題（20％）のみで評価します。それ以外では一切評価しません。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
「板書中心の授業はありがたいです。」という意見を尊重して，今年度も板書中心の授業を行います。