社会学部Faculty of Social Sciences
SOS100EB（その他の社会科学 / Social science 100）社会政策科学入門ＢIntroduction to Policy Sciences B
増田 正人Masato MASUDA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学部Faculty of Social Sciences |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | LA001 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 火1/Tue.1 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 入学年度Admission year | |
| カテゴリーCategory | 講義・実習科目 |
| カテゴリー（2022年度以降入学者）Category (2022～) | |
| カテゴリー（2018～2021年度入学者）Category (2018～2021) | |
| カテゴリー（2017年度以前入学者）Category (～2017) | |
| コース・プログラム名Course/Program name |
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Outline (in English)
The purpose of this course is to acquire an economics perspective and to study the theory of economics. Economics theory has several economic theories in addition to mainstream economics, so I will mainly explain mainstream microeconomics and macroeconomics, and then explain theories such as Marx economics. In this course, we will explain the basics of economics required for future studies of economics and the economic way of thinking.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
本講義の目的は，社会政策科学科の学生にとって必要になる経済学の視点を身につけること、経済学の基礎理論を学ぶことです。経済学理論は、主流派の経済学に加えていくつかの経済理論があるので、主に主流派のミクロ経済学とマクロ経済学について説明し、次にマルクス経済学等の理論を解説します。本講義では，経済学の学びを深めていくための基礎や経済学的思考方法を解説します。
到達目標Goal
（１）身近な問題を取り扱う際に経済学的な考え方ができる。
（２）需要と供給，資源配分について理解を深める。
（３）計算が苦手だ、経済学は苦手だと思して忌避することなく、経済学の考え
方が身につく。
（４）マルクス経済学など批判的な経済理論についても理解できる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
社会学部のディプロマポリシーのうち，DP1・DP5に関連。 DPについてはこちら https://www.hosei.ac.jp/shakai/info/article-20200325181407/
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
講義は対面で行う予定ですが、感染状況によっては変更をしますので、毎回の授業の前にHOPPIIで必ず確認してください。
資本主義経済と経済学の歴史について解説しながら、経済学の考え方、方法について解説します。経済学的な発想にはじまり、価格の果たす役割に注目しながら、需要と供給や市場均衡、資源配分、経済搾取等について学びます。
2022年度はハイフレックス型の授業を前提にして授業計画を立てていきますが、変更の可能性があります。変更内容は学習支援システムで提示しますので、必ず、Hoppiiを確認するように心がけてください。
授業の終わりにリアクションペーパーを書いてもらいます。次週の授業時の初めに、リアクションペーパー（疑問・質問等）からいくつか取り上げて復習を行い、全体に対してフィードバックを行います。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]：ガイダンス
政策科学と経済学
政策科学と経済学について学びます。
2[対面/face to face]：市場均衡（１）
家計の消費行動について解説しながら、経済学の考え方の説明をします。
3[対面/face to face]：市場均衡（２）
家計の消費行動について解説します。
4[対面/face to face]：市場均衡（３）
企業の生産行動について理解していくために、基本的な概念の説明をします。
5[対面/face to face]：市場均衡（４）
企業の生産行動について解説し、市場均衡について学びます。
6[対面/face to face]：市場の効率性と資源配分
パレート最適、市場均衡の効率性と経済余剰の考え方について説明します。
7[対面/face to face]：市場の失敗
市場の失敗について説明します。
8[対面/face to face]：中間試験
基本的な概念、考え方について、確認を行います。
9[対面/face to face]：マクロ経済学（１）
マクロ経済学の考え方を解説し、ミクロ経済学とマクロ経済学の違いについて学びます。
10[対面/face to face]：マクロ経済学（２）
有効需要創出政策について学びます。
11[対面/face to face]：「市場の失敗」と「政府の失敗」
マクロ経済学への批判と新自由主義経済学の基礎的な考え方について解説します。
12[対面/face to face]：マルクス経済学（１）
マルクス経済学の基礎について説明します。
13[対面/face to face]：マルクス経済学（２）
価値増殖と資本とは何かについて解説します。
14[対面/face to face]：講義のまとめ、学期末テスト
講義のまとめを行い、学期末のテストを実施する。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備・復習時間は各２時間を想定しています。特に、復習はしっかりするようにしてください。
テキスト（教科書）Textbooks
経済学の教科書は、内容についてはあまり大きな差はないので、特定のものを使うということはしませんが、必ず手元に用意するようにしてください。
わかりやすいという点では、以下のものがよいと思いますが、それにこだわる必要はありません。。
『ミクロ経済学 (図解雑学)』嶋村紘輝、横山将義、ナツメ社、2003年。
『マクロ経済学 (図解雑学)』井堀利宏、ナツメ社、2002年。
『マルクス資本論』佐々木隆治、角川書店、2018年。
参考書References
『マルクス経済学（第３版）』大西広、慶応義塾大学出版会、2020年。
成績評価の方法と基準Grading criteria
２回の試験（中間試験30％、リアクションペーパー等の提出物20％、期末試験50％）で評価します。試験に関しては、必ず２回受験してください。期末試験を受けない場合は、評価の対象にはなりません。試験の内容、方法等については、Hoppii上でお知らせします。必ず、毎回、Hoppiiを確認するように心がけてください。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
一度聞いただけだとなかなか理解できないという意見があったので、毎回、前回の内容の復習を授業の最初に行うことにした。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
レジメや図表等を使って講義を行うので、PC等を用意して授業を受けるようにしてください。
その他の重要事項Others
授業の進め方、リアクションペーパーの提出の仕方などの説明をするので、最初のガイダンスには必ず出席すること。