社会学部Faculty of Social Sciences
SEE200EB, SEE200EC, SEE200ED（科学教育・（教育工学） / Science education/ Educational technology 200 , 科学教育・（教育工学） / Science education/ Educational technology 200 , 科学教育・（教育工学） / Science education/ Educational technology 200）演習１Seminar 1
鞠子 茂Shigeru MARIKO
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学部Faculty of Social Sciences |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | L1796 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 年間授業/Yearly |
| 曜日・時限Day/Period | 月4/Mon.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 4 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 入学年度Admission year | |
| カテゴリーCategory | 専門演習 |
| カテゴリー（2022年度以降入学者）Category (2022～) | |
| カテゴリー（2018～2021年度入学者）Category (2018～2021) | |
| カテゴリー（2017年度以前入学者）Category (～2017) | |
| コース・プログラム名Course/Program name |
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Outline (in English)
●Course outline
This course focuses on structure and function of nature such as biodiversity and matter cycle in the Tama region, including the forest of Tama Campus. In the spring semester, the students will learn how to study living organisms in the field and laboratory.
●Learning Objectives
By the end of the course, students should be able to do the following:
_explain the essential concepts of biology, ecology and environmental sciences
_discuss the role of human beings in natural environment
_apply theories or findings to address environmental and social issues.
●Learning activities outside of classroom
Before/after each class meeting, students will be expected to spend two hours to understand the course content.
●Grading Criteria /Policy
Grading will be decided based on mid-term exam (30%), research reports (50%), and in-class contribution (20%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
野生生物や自然生態系についての基礎知識と研究のためのスキルをフィールドワーク，室内実験を通して学ぶ。夏休みの自由研究やグループ研究を通して，自然を研究する目的，方法，解析方法について学ぶ。自然環境の保全的管理のあり方や人と自然とのかかわり方について一人一人が答えを導いていく。
到達目標Goal
生物を中心とした自然システムについて学び，人間とはどんな生物であるのか，人間と自然が共生できる社会とはどんなものであるのかを考究するための科学リテラシー，あるいは人間力を身に付けることができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
社会学部のディプロマポリシーのうち，DP1・DP2・DP3・DP4・DP5・DP6・DP7に関連。 DPについてはこちら https://www.hosei.ac.jp/shakai/info/article-20200325181407/
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
春学期は，多摩キャンパスの自然や生物を観察したり，室内実験したりして，自然と生物を科学的に理解するための知識とスキルについて学ぶ。春学期の終わりに学んだ知識とスキルに関する確認テストを行う。夏休み期間中には自由研究を個人で実施し，秋学期の最初に成果を発表する。その後に，グループでの共同研究を実施する。自然や生物に関する研究テーマの設定，研究計画の立案，データの整理・分析，成果のプレゼンについて指導する。秋学期の最後にグループ研究の成果を発表する。毎回の授業において，授業内容に関する簡単な説明と必要な資料を配布し，授業前後に行う学習や復習に役立ててもらう。習得度や理解度の確認のために課題を課し，次回の授業で課題に対するフィードバックを行う。自然や野生生物を相手にするので，授業スケジュール等を変更することがある。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：イントロダクション
事前に与えた課題の成果物の提出と授業内容についての概要説明
第2回[対面/face to face]：生物環境の調査法
～野鳥観察の基礎～
野鳥観察の基本知識を得るための講義を行う
第3回[対面/face to face]：生物環境の調査法
～野鳥観察の実践的学習～
多摩キャンにて野鳥観察法を学ぶ
第4回[対面/face to face]：生物環境の調査法
～植物に関する基礎知識～
植物の観察・調査に必要基本知識を得るための講義を行う
第5回[対面/face to face]：生物環境の調査法
～植物の観察・調査法の実践的学習～
多摩キャンに生息する植物を利用して植物の観察・調査法を野外で学ぶ
第6回[対面/face to face]：生物環境の調査法
～動物に関する基礎知識～
動物の観察・調査に必要な基礎知識を得るための講義を行う
第7回[対面/face to face]：生物環境の調査法
～動物の観察・調査法の実践的学習～
多摩キャンに生息する動物を利用して動物の観察・調査法を野外で学ぶ
第8回[対面/face to face]：生物環境の調査法
～水生生物に関する基礎知識～
水生生物の観察・調査に必要な植物の基礎知識を得るための講義を行う
第9回[対面/face to face]：生物環境の調査法
～水生生物の観察・調査法の実践的学習～
４号調整池に生息する生物を対象として観察・調査法を学ぶ
第10回[対面/face to face]：自然環境の測定方法
～温度環境の測定法～
気象観測システムおよび熱電対を用いた温度環境の測定方法について学ぶ
第11回[対面/face to face]：自然環境の測定方法
～森林内の光環境の測定法～
日射量計および光量子計を用いた光環境の測定方法について学ぶ
第12回[対面/face to face]：生物環境と自然環境に関する理解度の確認
生物環境および自然環境に関する確認テストを行う
第13回[対面/face to face]：個人研究のテーマ設定
夏休み期間中に実施する個人研究のテーマについて各自検討し、話し合いのうえ決定する
第14回[対面/face to face]：個人研究の計画の立案
夏休み中に個人研究をどのように行うのか、研究計画の立案方法について解説する
第15回 [対面/face to face]：文献の検索・閲覧・引用に関する指導
研究に必要な文献の検索・閲覧・引用について指導する
第16回[対面/face to face]：夏休み個人研究の成果発表
夏休みの実施した個人研究の成果について各自パワポでプレゼンする
第17回[対面/face to face]：グループ研究の実施について
グループ研究の実施意義について説明する
第18回[対面/face to face]：グループ研究課題とグループ分け
各自が行いたい研究課題を出し合ったのち、共同研究が可能になるよう，グループ分けを行う
第19回[対面/face to face]：グループ研究課題の設定方法について
どのようにグループ研究の課題を設定すべきか、具体例をもとに解説する
第20回[対面/face to face]：グループ研究の計画立案について
グループ研究の研究計画を立案することのコツについて解説する
第21回[対面/face to face]：グループ研究の課題と研究計画についてのプレゼン
各グループ研究の課題と研究計画についてパワポを使って発表する
第22回[対面/face to face]：グループ研究の実施と指導
グループごとに研究を進める。必要に応じて研究指導を行う
第23回[対面/face to face]：グループ研究の実施と指導
グループごとに研究を進める。必要に応じて研究指導を行う
第24回[対面/face to face]：グループ研究の実施と指導
グループごとに研究を進める。必要に応じて研究指導を行う
第25回[対面/face to face]：グループ研究の実施と指導
グループごとに研究を進める。必要に応じて研究指導を行う
第26回[対面/face to face]：グループ研究の中間発表会
それまでに得られたグループ研究の成果についてパワポで発表し、最終成果発表会に向けての修正を行う
第27回[対面/face to face]：グループ研究の最終成果発表会に向けた準備
中間発表の時の助言をもとに発表原稿を再検討する
第28回[対面/face to face]：グループ研究の最終成果発表会
グループ研究の成果についてパワポを作成し、最終発表する
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
準備学習と復習の時間はそれぞれ2時間を標準とする。準備学習のための説明と資料配布や復習のための課題を与える。これらの学習については授業でも触れて，学んだことを全体にフィードバックさせる。夏休み期間中に個人研究を実施する。
テキスト（教科書）Textbooks
教科書は使用しない。随時、関連資料を配布する。
参考書References
「くらべてわかる野鳥 文庫版」叶内 拓哉著，山と渓谷社（2016）；「さとやま――生物多様性と生態系模様」鷲谷 いづみ（2011）；「観察する目が変わる植物学入門」矢野興一著，ベレ出版（2012）；「観察する目が変わる昆虫学入門」野村昌史著，ベレ出版（2013）
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点（30％），個人研究レポートの成果と発表（30%），グループ研究課題の成果と発表（40％）から成績を評価する。平常点では，授業への真摯で積極的な関与，授業外で課した課題の達成度を重視する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
毎回，授業の目標を確認しながら進めていく。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
フィールドワークや実験の際には相応の服装や履物を準備する。文献検索，データの整理・分析，プレゼンでは，必要に応じてパソコンを使う。
その他の重要事項Others
生物や自然が大好きで，真摯に対応する人が望ましい。そこで，履修を希望する人は初回の授業の時までに，自然環境や生物に関する書籍をできるだけ読んでおくこと。グループ研究があるので共同作業は必須の授業である。