社会学部Faculty of Social Sciences
MAT100EA(数学 / Mathematics 100)自然科学特講(数学)Special Topic in Natural Sciences (Mathematics)
鈴木 麻美Mami SUZUKI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学部Faculty of Social Sciences |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | L0086 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水3/Wed.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリーCategory | 講義・実習科目 |
カテゴリー(2022年度以降入学者)Category (2022~) | |
カテゴリー(2018~2021年度入学者)Category (2018~2021) | |
カテゴリー(2017年度以前入学者)Category (~2017) | |
コース・プログラム名Course/Program name |
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Outline (in English)
In mathematics, the theory is based on certain assumptions. In this lecture, we will consider natural phenomena in life and the mechanism of numbers while working on concrete problems. The purpose of this lecture is to get a chance to learn "the ability to solve problems by trial and error" by actually moving hands and using the body to tackle problems each time and to be able to "activity to solve problems by oneself". Every students must prepare and review completely. Grading will be determined by homework and examinations.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
数学は,必ずある前提の上に理論が成り立っている.中学や高校の数学で「二人でじゃんけんをして勝つ確率は」などの問題にも,前提条件がある.この授業では,具体的な問題に取り組みながら,生活の中の自然現象や数の仕組みなどを考察する.実際に手を動かし,体を使って毎回問題に取り組むことで「試行錯誤しながら問題を解決する能力」を身につける“きっかけ”をつかむことを目的とする.
到達目標Goal
自分が解らない問題を提示されたときに「自ら問題を解決する取り組み」ができるようになることをはじめの目標とする.さらに「論理的な考え方・数学的思考力が必要である」ことに気づき更なる学びのスタートに役立ててほしい.
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
社会学部のディプロマポリシーのうち,DP1・DP3に関連。 DPについてはこちら https://www.hosei.ac.jp/shakai/info/article-20200325181407/
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業はZoomで行う。はじめに「数学」を取り巻く世界の歴史を振り返りながら数学とはどいった学問なのかを紹介する。オンライによる授業のため、各自で作図や工作に取り組んだ結果をビデオで紹介するほか、課題に取り組んだ結果を写真に撮り画像をアップするなど、毎回それぞれの課題に取り組む。課題は具体的な問題・理論的なアプローチなど様々である。提出課題に関しては、必ず授業内で解説を行うので、自分の結果との確認を行い復習をすること。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]:イントロダクションと数学のはじまり
「数学」とは何かを説明し,講義の進め方および成績評価について説明をし、数学のルーツと世界史から見る数学の発展を学ぶ.
2[オンライン/online]:数学と文明
古代の数学と文明の発展との関連を学ぶ.
3[オンライン/online]:N進法
デジタルの世界で用いられる二進法や近年まで多く使われていたローマ数字などについて学ぶ.
4[オンライン/online]:きれいな数
計算によってきれいな並びを示す数字について.その美しさの原理を学ぶ.
5[オンライン/online]:実際の確率を試す
サイコロを投げてデータをとり「数学的確率」を考える.
6[オンライン/online]:立体を考える(1)
一つの升でいろいろな容積を量ろう.
7[オンライン/online]:立体を考える(2)
体積をパズルを使って考える。
8[オンライン/online]:論理パズルに挑戦
帽子の問題他「論理思考」を鍛えよう.
9[オンライン/online]:図形パズルに挑戦
古代から考えられてきた「土地の分割」パズルを考える.
10[オンライン/online]:円周率を考える
作図で極限を体験する.
11[オンライン/online]:和算に挑戦(1)
江戸時代に日常的に使われていた図形パズルを体験しよう.
12[オンライン/online]:和算に挑戦(2)
江戸の庶民も熱中した油分け算に挑戦.
13[オンライン/online]:数学の鍵を考える。
数学の鍵でもある「命題」について学ぶ.
14[オンライン/online]:まとめ
これまでの講義の総括.
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
ノートは丁寧にきちんとまとめ,毎週授業の後には復習をして欲しい.また、翌週までの課題もあるので、提出を忘れないこと。授業後の課題に掛ける時間は毎回通常4時間程度と考えるが、難しい問題に関しては、それ以上の時間を必要とすることもある。
テキスト(教科書)Textbooks
とくに指定しない.
参考書References
適宜指定.
成績評価の方法と基準Grading criteria
毎回の授業内での取り組みと課題提出(60%)および期末試験(40%)により評価する.
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
これまで知識として持っていたことも,実際手を動かして作業をしながら考えると、まったく違う角度で見えてくる.体を動かしながら物を考えることで,自分自身の思考力についても,いろいろ考えるきっかけになったようだ.