通信教育部(スクーリング)School of Correspondence Education (Schooling)
LAW200TB(法学 / law 200)法律学特講(ゴールデンウィークスクーリング)Special Study in Law
村元 宏行Hiroyuki MURAMOTO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(スクーリング)School of Correspondence Education (Schooling) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | 70003 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当教員(自由記述)Instructor name | |
科目種別Class Type | スクーリング |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | ゴールデンウィーク |
期間Period | |
定員Capacity | |
予備登録の有無Presence or Absence of Preliminary Registration | |
受講可能な学科・学年Eligible Courses / Grade | 『法政通信』受講申込関連頁を参照 |
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Outline (in English)
The purpose of this lecture is to understand the basic principle that supports the education law and student rights.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本講義では、教育と子どもをめぐる法的諸問題を取り上げます。法律学の一領域である教育法学では、従来から、国家による教育内容統制から、いかに教育の自由を守るかといった争点が議論されてきました。この枠組み自体は重要ですが、近年では、学校における校則、体罰、行き過ぎた指導、いじめへの対応など、子どもを人権享有の主体として捉えることの重要性が提唱されています。
本講義では、それらについて学説・判例等を取り上げながら考察していきます。
到達目標Goal
教育法制の概要を理解できる。
国家による教育内容統制と限界について考察できる。
子どもの人権保障の国際的動向や国内の課題について理解できる。
学校内部での子どもの人権保障について、人権侵害事件を具体的に学んで理解できる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP3」「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業はレジュメに沿って講義形式で行います。ただし一方通行にならないためにも、小レポート(リアクションペーパー)を提出してもらい、適宜授業に取りいれていきます。
フィードバック方法
授業の初めに、前回の授業で提出された小レポート(リアクションペーパー)からいくつかを取り上げてコメントすることで、全体に対してフィードバックを行います。
オフィスアワー(質問への対応)
授業後に質問を受け付けます。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:教育と子どもをめぐる法体系
教育法、子ども法制の法源について
第2回[対面/face to face]:教育と法の歴史①
戦前の教育法制から戦後教育改革まで
第3回[対面/face to face]:教育と法の歴史②
教育基本法の改正について
第4回[対面/face to face]:国家による教育内容統制と限界
学習指導要領、教科書検定について
第5回[対面/face to face]:子どもの人権保障の国際的動向
子どもの権利条約に至るまでの国際的動向について
第6回[対面/face to face]:子どもの権利条約の理念
子どもの権利条約の基本原理について
第7回[対面/face to face]:国内における子どもの権利保障の動向
子どもの権利条約を踏まえた国内での子どもの権利保障について
第8回[対面/face to face]:学校における子どもの人権:校則
校則をめぐる法的論点と裁判例の展開について
第9回[対面/face to face]:学校における子どもの人権:体罰・不適切な指導①
体罰をめぐる法的論点と裁判例の動向について
第10回[対面/face to face]:学校における子どもの人権:体罰・不適切な指導②
不適切な指導をめぐる法的論点と裁判例の動向について
第11回[対面/face to face]:学校における子どもの人権:いじめ
いじめをめぐる法的論点と裁判例の動向について
第12回[対面/face to face]:学校における子どもの人権:その他学校災害
学校事故、学校災害の救済法制について
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。予習として、授業で取り上げる事柄について新聞や専門誌で最新動向をつかんでおくことが求められますが、本格的な予習は難しいと思うので、授業後にわからなかったことを丁寧に復習することを心がけてください。
テキスト(教科書)Textbooks
『ハンディ教育六法 2022年版』北樹出版、2022年、未刊行(4月刊行予定)につき価格未定
参考書References
予習・復習用として推奨するテキスト:姉崎洋一ほか編『ガイドブック教育法 新訂版』(三省堂、2015年)
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末試験(50%)
授業内小レポート(リアクションペーパー)(50%)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
わかりやすい板書と資料の映示を心がけます。
その他の重要事項Others
オンライン授業が決定された場合は、ZOOMによるリアルタイム配信とします。