通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling)
MAN200TG（経営学 / Management 200）経営管理論Ⅱ(秋期スクーリング)Business Management II
松本 潔Kiyoshi MATSUMOTO
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling) |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | 28005 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 担当教員（自由記述）Instructor name | |
| 科目種別Class Type | |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 秋期 |
| 期間Period | 秋期 |
| 定員Capacity | |
| 予備登録の有無Presence or Absence of Preliminary Registration | |
| 受講可能な学科・学年Eligible Courses / Grade | 『法政通信』受講手続き等関連頁を参照 |
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Outline (in English)
In Business Management Theory II, based on the historical flow of spring theory and theory, first, C.I. Barnard as "modern organizational theory". , H. A. Simon will take up "decision-making theory" such as and add commentary. Then, to solve the adaptive behavior between the organization and the environment, we will take up and explain "contingency theory" such as T. Burns & G.М.Stalker．In addition, as a new theory after that, J. G. March advocated "Decision-Making Garbage Can Model"．We will also discuss "organizational culture theory" such as E. H．Schein．
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
経営管理論Ⅱにおいては、春期の学説・理論の歴史的な流れを踏まえ、まず「近代的組織論」としてのC．I．バーナード、H．A．サイモンなどの「意思決定論」を取り上げて解説を加えていく。また、続いて、組織と環境との適応行動を解く、T．バーンズ＆G．M．ストーカーなどの「コンティンジェンシー理論」を取り上げ解説していく。また、その後の新たな理論として、J．G．マーチらの「意思決定のゴミ箱モデル」、E．H．シェインなどの「組織文化論」などにも論及していく。
到達目標Goal
・経営管理の理論・学説の意義を理解することができる。
・経営管理の理論と実際の企業活動についての関連性を理解することができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「経営学・商学」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
対面式の教室授業の際には、教員による講義を中心として進め、合わせて企業などの経営管理活動の実際を、映像資料などを活用して紹介する場面がある。なお、オンライン授業に移行した際には、資料配信型の授業を中心として進め、各回ごとの授業に関するレポート課題を解答として提出することになる。なお、各回の授業終了後において、オフィス・アワーの時間を利用して、受講者からの質問に対してその回答をフィードバックとして行う。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：「オリエンテーション」＆春期スクーリングの振返り
授業の進め方および春期スクーリング「経営管理論Ⅰ」の振り返りの学習
第2回[対面/face to face]：近代的管理論Ⅰ
組織協働の近代的理論（１）（C．I．バーナード）
第3回[対面/face to face]：近代的管理論Ⅰ＆Ⅱ
組織協働の近代的理論（２）（C．I．バーナード）および組織の意思決定理論（１）（H．A．サイモン）
第4回[対面/face to face]：近代的管理論Ⅱ
組織の意思決定理論（２）（H．A．サイモン）
第5回[対面/face to face]：近代的管理論Ⅲ
組織の経営戦略理論（J．G．マーチ＆H．A．サイモンおよびH．I．アンゾフ）
第6回[対面/face to face]：コンティンジェンシー理論Ⅰ
リーダーシップの条件適合理論（F．E．フィードラーのおよびP．ハーシー＆K．H．ブランチャード）
第7回[対面/face to face]：コンティンジェンシー理論Ⅱ
組織構造の条件適合理論（T．バーンズ＆G．M．ストーカーおよびJ．ウッドワード）
第8回[対面/face to face]：コンティンジェンシー理論Ⅲ
組織業績およびコンフリクト解決方法の条件適合理論（P．R．ローレンス&J．W．ローシュ）
第9回[対面/face to face]：組織文化論Ⅰ
シンボリック・マネジャーによる組織文化形成（T．ディール＆A．ケネディ）
第10回[対面/face to face]：組織文化論Ⅱ
超優良企業の価値観共有による組織文化（T．J．ピーターズ&R．I．ウォータマン）
第11回[対面/face to face]：組織文化論Ⅲ
組織変革の視点からの組織文化（E．H．シャイン）
第12回[対面/face to face]：新たな経営管理の理論Ⅰ
意思決定のあいまい理論（J．G．マーチ＆オルセン）
第13回[対面/face to face]：新たな経営管理の理論Ⅱ
組織の進化と組織認識論（K．ワイク）
第14回[対面/face to face]：新たな経営管理の理論Ⅲ＆経営管理論Ⅱの総括
知識マネジメント論の台頭（野中郁次郎、他）および今後の理論的な展望
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。なお、授業において配布されたプリント教材の読み直し・再確認をすることが要求される。また、事前に配布された学説集を各授業受講前に事前に読み進めることで理解が促進される。
テキスト（教科書）Textbooks
各回の授業テーマに関するプリント教材を配布・使用
参考書References
適宜紹介する
成績評価の方法と基準Grading criteria
対面式の教室授業を実施した際の成績評価の方法と基準は、教室内での定期試験（７０％）、および平常点（３０％）の観点から総合的に評価する。なお、資料配信型によるオンライン授業を実施した際の成績評価の方法と基準は、全14回の授業に関するレポート課題の解答状況について評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
昨年の授業アンケートからは、できる限り実際の企業事例を経営管理の理論や学説との関係性を踏まえ、その理解をいかにして深めることができるかに改善の努力を傾けていきたい。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
対面式の教室授業の実施の際には、特に筆記用具以外に準備する必要はない。なお、資料配信型のオンライン授業を実施する場合には、自宅にインターネット環境を整備するとともに、オンライン通信として接続可能なパソコンの準備が要求される。
その他の重要事項Others
特に、本科目を受講する際に事前に受講・履修しておくべき科目はありません。