通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling)
LAW300TB（法学 / law 300）教育法(秋期スクーリング)Educational Law
村元 宏行Hiroyuki MURAMOTO
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling) |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | 23001 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 担当教員（自由記述）Instructor name | |
| 科目種別Class Type | |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 秋期 |
| 期間Period | 秋期 |
| 定員Capacity | |
| 予備登録の有無Presence or Absence of Preliminary Registration | |
| 受講可能な学科・学年Eligible Courses / Grade | 『法政通信』受講手続き等関連頁を参照 |
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Outline (in English)
The purpose of this lecture is to understand the basic principle that supports the education law and its historical background.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
この授業は、教育法の基礎と現代的課題について、国家と教育との関わりと、学校における子どもの人権という二つの側面から進めていきます。
到達目標Goal
教育法制の全体像を把握する。
教育をめぐる主な裁判について理解する。
教育法制の改正動向について理解する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
教育法は最近立法や法改正が相次いでおり、また今後もその動きがあります。それを理解するためにも、まずは教育法の基礎をしっかり理解することが必要です。
そのために、講義形式を中心に授業を行います。
オンライン授業の実施が決定された場合は以下の通りとします。
・毎回授業前日までに通教LMSで次回授業の方法を告知します。
・毎回ZOOMを用いたリアルタイム配信とし、録画配信は行わないことを原則とします、事前告知の上で変更する場合があります。
・時間割の時間通り配信します。小レポート・リアクションペーパーを課す場合は、作成時間確保のため早めに終了します。
・途中入退出は、さしあたり制限しませんが、頻繁に行っている場合には禁止することもあります。
・マイクとカメラを用意するのが原則ですが、それができない場合は初回授業のリアクションペーパーで申し出てください。
・資料（原則PDF）は書き込む場合があるのでプリントアウトする方が望ましいです。
・ZOOMのミーティングIDとパスコードは変更する場合があるので、通教LMSを確認してください。
・毎回出席確認を点呼もしくはリアクションペーパーで行います。
フィードバック方法
授業の初めに、前回の授業で提出された小レポート（リアクションペーパー）からいくつかを取り上げてコメントすることで、全体に対してフィードバックを行います。
オフィスアワー（質問への対応）
授業後に質問を受け付けます。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：教育法の基本原理①
教育法の歴史について
第2回[対面/face to face]：教育法の基本原理②
教育法の法源について
第3回[対面/face to face]：憲法・教育基本法制①
旧教育基本法の制定と理念について。その後の教育政策の展開について。
第4回[対面/face to face]：憲法・教育基本法制②
教育基本法の改正について
第5回[対面/face to face]：教育三法の改正
教育基本法改正に伴う学校教育法、地教行法、教育職員免許法の改正について
第6回[対面/face to face]：最近の教育法制の改正動向
教育委員会制度の改革動向等について
第7回[対面/face to face]：国家の教育内容統制とその限界①
学習指導要領の法的拘束力について
第8回[対面/face to face]：国家の教育内容統制とその限界②
教科書検定、全国学力テストについて
第9回[対面/face to face]：学校における子どもの人権：校則
校則について(裁判例を中心に)
第10回[対面/face to face]：学校における子どもの人権：懲戒・体罰
懲戒・体罰について(現行法制と裁判例)
第11回[対面/face to face]：学校における子どもの人権：いじめ
いじめについて（裁判例を中心に）
第12回[対面/face to face]：学校における子どもの人権：その他の学校災害
上記以外の学校災害について
第13回[対面/face to face]：学校災害の救済法制
学校災害の救済法制の現状と問題点について
第14回[対面/face to face]：まとめと試験
まとめと試験
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
教育をめぐる時事問題について、授業前から積極的に学習しておくと、授業の理解に役立ちます。それ以上の本格的な予習は難しいので、授業後の復習を丁寧に行ってください。
これらの予習・復習については、あわせて4時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
『ハンディ教育六法２０２２年版』（北樹出版）を持参してください。
参考書References
予習・復習用に姉崎洋一ほか編『ガイドブック教育法 新訂版』（三省堂、2015年）を挙げておきます。
成績評価の方法と基準Grading criteria
試験（５０％）：試験は論述中心で、講義で取り上げた重要論点について正しい理解がなされ、それについて自らの見解を述べることができるかを評価します。
リアクションペーパー(５０％)：毎回あるいは複数回、リアクションペーパーを提出してもらい、提出状況や記述内容を評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
わかりやすい板書を心がけます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
ZOOMが視聴できる環境
PDFを見ることができる環境（プリントアウトできることが望ましい）