通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling)
HIS300TD（史学 / History 300）東洋史特講（東南アジア史）(春期スクーリング)Lecture on Oriental History (History of the Southeast Asia)
澁谷 由紀Yuki SHIBUYA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling) |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | 15003 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 担当教員（自由記述）Instructor name | |
| 科目種別Class Type | |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 春期 |
| 期間Period | 春期 |
| 定員Capacity | |
| 予備登録の有無Presence or Absence of Preliminary Registration | |
| 受講可能な学科・学年Eligible Courses / Grade | 『法政通信』受講手続き等関連頁を参照 |
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Outline (in English)
This course explores the entire span of Southeast Asian history, from prehistoric times to the present day. At the end of this course, students will understand major themes in the historical analysis of Southeast Asian history. Grades will be based on the written assignments (including final papers and in-class writing assignments).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
この授業では、古代から現代までの東南アジア通史を学びます。授業を通じて東南アジア史の主な特徴を理解し、それを基盤として現代の東南アジアに関する様々な問題について自ら探求する力を養うことを目的とします。
到達目標Goal
・東南アジアの地理と歴史にかかわる基本的な事項を知ること
・東南アジア史の特徴を理解すること
・東南アジア史の諸問題に関して自らの見解を述べる力をつけること
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
通常は対面授業を行います。オンライン授業へ移行した場合はZoomを使用したリアルタイム配信型の授業を行います。
いずれの形式の授業の場合も、（1）まずそれぞれの時代の概要について解説し、（2）その後、課題となる史料や先行研究を紹介するという形で進めます。
課題については、「通教 LMS」またはメールにより個別にコメントをお返しするか、提出していただいた内容の一部を（匿名で）とりあげ、授業の中でご紹介します。。期末レポートについては、「通教 LMS」またはメールにより個別にコメントをお返しします。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：「東南アジア」概念の成立
東南アジアの地域認識
第2回[対面/face to face]：東南アジア地域の地理的概観
生態的背景
第3回[対面/face to face]：青銅器文化と初期国家の形成
先史時代から9世紀
第4回[対面/face to face]：中世国家の展開
10～14世紀
第5回[対面/face to face]：交易の時代前期
15～16世紀前半
第6回[対面/face to face]：交易の時代後期
16世紀前半～17世紀
第7回[対面/face to face]：近世国家群の展開と再編
18～19世紀前半
第8回[対面/face to face]：植民地支配の進展
19世紀後半
第9回[対面/face to face]：東南アジア経済の再編成
19世紀後半～1930年代①
第10回[対面/face to face]：ナショナリズムの勃興
19世紀後半～1930年代②
第11回[対面/face to face]：第二次世界大戦と東南アジア諸国の独立
1940年代～1950年代
第12回[対面/face to face]：冷戦への主体的対応
1950年代半ば～1970年代半ば
第13回[対面/face to face]：経済発展・ASEAN10・民主化
1970年代半ば～1990年代
第14回[対面/face to face]：まとめ
ふりかえり
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業内で示される課題に取り組み、原則として次回授業開始時までに提出してください。本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
古田元夫『東南アジア史10講』（岩波新書, 新赤版 1883） 2021年、岩波書店
通教テキスト『東洋史特講（南海史）』第１版、河原正博、1978年は使用しません。
参考書References
石井米雄・桜井由躬雄編『東南アジア史①大陸部』1999年、山川出版社
池端雪浦編『東南アジア史②島嶼部』1999年、山川出版社
その他の参考文献は授業中に紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
課題（40%）, 期末レポート（60%）
期末レポートの詳細は別途配布します。
期末レポートについては第10回の授業が終わるころまでに予定しているテーマと関連する文献を報告していただきます。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
レポート作成の際には、法政大学図書館のウェブサイトの「お役立ちサポート：レポート・論文を書くには」（https://www.hosei.ac.jp/library/kensaku/support/report//）を参考にしてください。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
オンライン授業時には「通教 LMS」を使用します。また課題提出のためにワードファイルを作成し、課題をメール添付で送ることができる環境が必要です。
その他の重要事項Others
第7回までは東南アジア全域を扱います。
第8回以降も東南アジア全域を扱いますが、とくにベトナムに焦点を当てます。