通信教育部（通信学習）School of Correspondence Education (Correspondence Learning)
LAW300TB（法学 / law 300）保険法・海商法Law on Insurance and Admiralty
教科担当責任者 / Instructor in charge of class：神谷 高保Takayasu KAMIYA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部（通信学習）School of Correspondence Education (Correspondence Learning) |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 担当者Instructor name | 遠山 聡 |
| 科目種別Class Type | 通信学習（リポート・試験） |
| 履修学年Grade | 3～4 |
| 単位数Credit(s) | 4 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 法学部 法律学科 専門教育科目 |
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Outline (in English)
The target of this course is to give students a knowledge of the insurance law and the maritme law, and an ability for dispute solution with the interpretation and the application of the law. The insurance law includes the interpretation and regulation of insurance contracts; (1)property, health, life, and other forms of first-party insurance, (2)liability insurance and the other third-party insurances. And the maritime law incrudes the interpretation and regulation of marine contracts; the carriage of goods by sea, shipping contracts, charter party agreements, marine environment, marine insurance, and etc.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
【学習の到達目標】Goal
商法第３編海商の規定および平成22年に施行された保険法、国際海上物品運送法などの規定のみならず、各種約款や標準契約書式などを含めた実務的な内容を含めた契約ルールを正確に理解したうえで、従来の判例や学説における議論の状況を踏まえて、保険・海商分野における紛争解決を目的とした法の解釈適用を適切に行えるようになることを目標とします。
【この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）】Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
商法第３編海商の規定および平成22年に施行された保険法、国際海上物品運送法などの規定のみならず、各種約款や標準契約書式などを含めた実務的な内容を含めた契約ルールを正確に理解したうえで、従来の判例や学説における議論の状況を踏まえて、保険・海商分野における紛争解決を目的とした法の解釈適用を適切に行えるようになることを目標とします。
【授業で使用する言語】Default language used in class
日本語 / Japanese
【科目の概要】Method(s)
保険法では、①損害保険契約、②生命保険契約、③傷害保険や疾病保険などの生命保険以外の人に関する保険契約（損害保険としての性格を有するものも、生命保険のような定額保険としての性格を有するものもあります）について、（a） 保険契約成立の際の告知義務などが問題となる段階から、（b） 保険契約が締結された後の契約の変動（通知義務や広く危険の変動など）、（c） 保険事故が発生したときの保険金の支払い、そして、（d） 保険契約の終了、といった各段階に適用される各種のルール（準則・規制）について、そのようなルールが用意されている目的、そのようなルールの問題点や限界といったものを理解していただきたいと考えています。最近の最高裁判所の判決の中に占める保険関係の判例の重要度も高まってきています。
また、海商法は、大別して、海上企業の組織（船舶などの物的組織、船主や船長といった人的組織）に関するルール、取引や活動（海上運送取引と船荷証券、海上売買取引など）に関するルール、海上危険（共同海損、海難救助、船舶衝突など）との関係者の利害調整（海上保険）ルールなどがあり、とくに、この科目では、海上運送に関係する様々なルールを理解していただきたいと考えていますので、国際海上物品運送法など、統一条約に基づいた国際ルールの内容も重要です。
【成績評価基準】Grading criteria
最終成績は、単位修得試験により評価します。ただし、リポート学習もしっかり行うこと。
【テキスト名および詳細】Textbooks
指定市販本『商取引法』第８版、弘文堂、江頭憲治郎著、2018年、¥4,500+税
（第7版（2013年）も使用可）※第８版が入手できない場合は第９版（2022年8月）￥4,800+税も使用可。
※【スタディガイド（学習指導書）】あり(第９版にも対応）
【学習指導、注意点等】Work to be done outside of class (preparation, etc.)
通信学習のリポートに添削・講評でフィードバックする。上記テキストは内容が実務的で難解な箇所が少なくないため、スタディガイドを参考にしつつ、他の参考書等も利用しながら、一つ一つ丁寧に理解を深めてください。