通信教育部（通信学習）School of Correspondence Education (Correspondence Learning)
HIS100TD（史学 / History 100）日本史概説Japanese History
教科担当責任者 / Instructor in charge of class：松本 剣志郎Kenshiro MATSUMOTO
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部（通信学習）School of Correspondence Education (Correspondence Learning) |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 担当者Instructor name | 川上 真理 |
| 科目種別Class Type | 通信学習（リポート・試験） |
| 履修学年Grade | 1～4 |
| 単位数Credit(s) | 4 |
| 備考（履修条件等）Notes | ※2021年4月よりテキスト（通教テキスト→指定市販本）変更 |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 文学部 史学科 専門教育科目 |
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Outline (in English)
・To understand the individual historical fact of Japanese history in a historical and out-of-the-way.
・Learn how to interpret historical facts in connection with cultural traditions inherent in archipelago society.
・To obtain a view on what the individual historical fact in the history of Japan had in establishing the identity of the Japanese.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
【学習の到達目標】Goal
・日本史の個々の史実を通史的・概説的に理解する。
・史実を列島社会に固有の文化的伝統との関連のなかで解釈する方法を身につける。
・日本人のアイデンティティの確立にとって、日本史上の個々の史実は如何なる意味を持っていたのかについての見通しを得る。
【この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）】Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
・日本史の個々の史実を通史的・概説的に理解する。
・史実を列島社会に固有の文化的伝統との関連のなかで解釈する方法を身につける。
・日本人のアイデンティティの確立にとって、日本史上の個々の史実は如何なる意味を持っていたのかについての見通しを得る。
【授業で使用する言語】Default language used in class
日本語 / Japanese
【科目の概要】Method(s)
原始、古代、中世、近世、近代の通説的な時代区分にそって、政治の展開と社会経済の動きを、日本文化の発展との関係において理解する。
【成績評価基準】Grading criteria
・最終成績は単位修得試験により評価するが、リポート学習もしっかりと行うこと。
・リポート作成では、まず個々の事象についての通説を正確に理解し、それぞれの事項がどのような事実であるか、それらが各時代でどのような意義を持つものであるかに留意すること。また、同時代の他の事象との相互連関や、前後の時代との関連にまで視野を広げて考察すること。
・構成・引用・参考文献などリポートの体裁が整っていることは必須である。また、教養本・ハウツー本ではなく、専門性のある文献を参照すること。
・試験は、歴史用語を正しく理解していること、歴史的事象を時系列で整理し、事実に基づく解釈を行っていることを重視する。
【テキスト名および詳細】Textbooks
佐々木潤之介・佐藤信・中島三千男・藤田覚・外園豊基・渡辺隆喜編『概論日本歴史』吉川弘文館、2000年、￥1,900+税
【学習指導、注意点等】Work to be done outside of class (preparation, etc.)
通信学習のリポートに添削・講評でフィードバックする。歴史的な用語については『国史大辞典』を、具体的な史実に関してはテキスト以外の専門的な書物を、それぞれ参照して理解を深めること。
参考文献として、若干紹介しておく。
○朝尾直弘・上田正昭・上横手雅敬・山本四郎編『要説日本歴史』東京創元社、2000年、￥2,800+税
○尾藤正英『日本文化の歴史』（岩波新書）岩波書店、2000年、￥700+税
○網野善彦『「日本」とは何か』（日本の歴史00）講談社、2000年、￥2,200+税
○大津透・桜井英治・藤井譲治・吉田裕・李成市編『岩波講座 日本歴史』全22巻、岩波書店、2013年～2016年、￥3,200+税