通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning)
HIS300TD(史学 / History 300)日本古代史History of Ancient Japan
教科担当責任者 / Instructor in charge of class:小口 雅史Masashi OGUCHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当者Instructor name | 菊地 照夫 |
科目種別Class Type | 通信学習(リポート・試験) |
履修学年Grade | 3~4 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes |
※2021年4月よりテキスト(指定市販本)変更 ※リポート(第1回・第2回)一括提出不可 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 文学部 史学科 専門教育科目 |
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Outline (in English)
We will learn the latest results of Japanese ancient history research on the problems related to the formation and development of ancient nations in the Japanese archipelago.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
【学習の到達目標】Goal
3世紀から12世紀までの日本古代史の通史的展開を理解し、日本列島における古代国家の形成と展開や社会の様相を説明することができること、また日本古代史研究における主要な論点や課題についてその研究状況を把握することを到達目標とする。学習を通して日本古代史に関心をもち、自ら進んで史跡や博物館を訪れ、主体的に歴史を学んでいく姿勢が身につくことを期待したい。
【この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)】Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
3世紀から12世紀までの日本古代史の通史的展開を理解し、日本列島における古代国家の形成と展開や社会の様相を説明することができること、また日本古代史研究における主要な論点や課題についてその研究状況を把握することを到達目標とする。学習を通して日本古代史に関心をもち、自ら進んで史跡や博物館を訪れ、主体的に歴史を学んでいく姿勢が身につくことを期待したい。
【授業で使用する言語】Default language used in class
日本語 / Japanese
【科目の概要】Method(s)
テキストにもとづいて日本列島における古代国家の成立と展開にかかわる諸問題を学習する。この時代の歴史像は、近年の古代史研究の進展により大きく変容している。その背景には考古学の発掘成果の増大、木簡等出土文字史料の増加、日本という一国史の枠組みを超えたグローバルな視点の導入、国文学・仏教史・美術史・建築史などとの学問の枠組みを超えた連携などの要因があるが、ここではそうした新しい研究動向を踏まえた日本古代史研究の最新の成果を学んでいく。
【成績評価基準】Grading criteria
リポートの評価は設題が求めているテーマについて的確に答えられていることが最も重要な基準となる。テキストをしっかりと読み込んでおり、基本的な用語が理解できているか、今日の研究状況が掌握できているかという点も重視する。単位修得試験では、テキストに提示されている主要な論点についての理解、認識を問う問題を出題する。出題されたテーマについて理解、認識の度合いをチェックするとともに、通史の中にそれが正しく位置づけられているかどうかも重視する。
【テキスト名および詳細】Textbooks
指定市販本 佐藤信監修、新古代史の会編『テーマで学ぶ日本古代史〈政治・外交編〉』吉川弘文館、2020年、¥1,900+税
【学習指導、注意点等】Work to be done outside of class (preparation, etc.)
通信学習のリポートに添削・講評でフィードバックする。まずはテキストとスタディガイドを熟読する。あわせて最近刊行されている日本古代史の概説書(岩波新書『シリーズ日本の古代史』全6巻、吉川弘文館の『日本古代の歴史』全6巻、小学館の『全集日本の歴史』第2~4巻など)を読み、日本古代史の全般的な流れを理解していただきたい。またテキストの姉妹編『テーマで学ぶ日本古代史〈社会・史料編〉』(吉川弘文館)にも目を通し、テキストがカバーしきれていないテーマを学んでほしい。それとともに博物館や史跡を積極的に見学し、その成果がリポートや単位修得試験に反映されることを期待する。